安倍首相、プーチン氏と会談
領土問題進展へ議論
2018.05.27 00:02
(https://jp.sputniknews.com/japan/201805274921605/ )
【モスクワ共同】ロシア訪問中の安倍晋三首相は26日午後(日本時間同日夜)、プーチン大統領とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談した。
北方領土での共同経済活動の事業を具体化させ、領土返還と平和条約交渉の進展につなげたい考え。
北朝鮮の非核化を巡り、トランプ米大統領が中止を表明した米朝首脳会談に再設定の動きが出てきたことを踏まえ、今後の対応を議論する。
会談終了後、両首脳は成果を発表する共同記者会見に臨む。
両首脳の会談は第1次安倍政権時代を含め通算21回目で、プーチン氏が3月の大統領選に勝利し通算4期目に入ってから初めてだ。(c)KYODONEWS
領土問題進展へ議論
2018.05.27 00:02
(https://jp.sputniknews.com/japan/201805274921605/ )
【モスクワ共同】ロシア訪問中の安倍晋三首相は26日午後(日本時間同日夜)、プーチン大統領とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談した。
北方領土での共同経済活動の事業を具体化させ、領土返還と平和条約交渉の進展につなげたい考え。
北朝鮮の非核化を巡り、トランプ米大統領が中止を表明した米朝首脳会談に再設定の動きが出てきたことを踏まえ、今後の対応を議論する。
会談終了後、両首脳は成果を発表する共同記者会見に臨む。
両首脳の会談は第1次安倍政権時代を含め通算21回目で、プーチン氏が3月の大統領選に勝利し通算4期目に入ってから初めてだ。(c)KYODONEWS
プーチン大統領 安倍首相との会談を評価
2018.05.27 02:46
(https://jp.sputniknews.com/politics/201805274922828/ )
プーチン大統領は安倍首相との会談を実務的かつ建設的なものであったと指摘した。
「交渉は実務的、建設的な性格を持ったものだった。
我々は露日関係の状態および将来性について詳細に検討し、
一連の国際問題について意見交換を行った。」
プーチン大統領は安倍首相との会談を総括してこのような評価を下した。
「交渉では平和条約に関する問題が話し合われた。
私はロシアの、そして日本の戦略的国益に答え、
両国の国民に受け入れられるようなソリューションの模索を
忍耐強く続けることが肝要だと思う。」
プーチン大統領は安倍首相との会談を総括してこう語った。
プーチン大統領は安倍首相との会談を総括し、
日本のビジネス使節団が
今年後半、クリル諸島を訪問することを明らかにした。
プーチン大統領はこう語った。
「今年後半に第3回日本ビジネス使節団を実現させるという提案が支持された。
この件の人道面に関する問題の解決を今後も続け、
これらの諸島への日本人の訪問を促していく。」
安倍首相は
次回のプーチン大統領との会談は
9月、ウラジオストクで行われることを明らかにしている。
2018.05.27 02:46
(https://jp.sputniknews.com/politics/201805274922828/ )
プーチン大統領は安倍首相との会談を実務的かつ建設的なものであったと指摘した。
「交渉は実務的、建設的な性格を持ったものだった。
我々は露日関係の状態および将来性について詳細に検討し、
一連の国際問題について意見交換を行った。」
プーチン大統領は安倍首相との会談を総括してこのような評価を下した。
「交渉では平和条約に関する問題が話し合われた。
私はロシアの、そして日本の戦略的国益に答え、
両国の国民に受け入れられるようなソリューションの模索を
忍耐強く続けることが肝要だと思う。」
プーチン大統領は安倍首相との会談を総括してこう語った。
プーチン大統領は安倍首相との会談を総括し、
日本のビジネス使節団が
今年後半、クリル諸島を訪問することを明らかにした。
プーチン大統領はこう語った。
「今年後半に第3回日本ビジネス使節団を実現させるという提案が支持された。
この件の人道面に関する問題の解決を今後も続け、
これらの諸島への日本人の訪問を促していく。」
安倍首相は
次回のプーチン大統領との会談は
9月、ウラジオストクで行われることを明らかにしている。
平和条約締結の問題に終止符を=安倍首相
2018.05.27 09:40
(https://jp.sputniknews.com/politics/201805274923454/ )
安倍晋三首相は、ウラジーミル・プーチン露大統領との首脳会談後、
「われわれの世代」で
露日間の平和条約締結の問題を解決していく意向を明らかにした。
「70年以上にわたる平和条約締結の問題の解決は容易なことではない。
しかし、われわれの世代でこの問題に終止符を打ちたい。
これは最重要課題である。」
と安倍氏は述べる。
一方プーチン氏は、ロシア、そして日本の国益にかない、両国民に受け入れられるようなソリューションの模索を忍耐強く続けていく必要性を訴えた。
同氏は以前、
平和条約の締結は
キリル諸島での共同経済活動や
両国の関係の発展の中で
ありうるものであると述べている。
2018.05.27 09:40
(https://jp.sputniknews.com/politics/201805274923454/ )
安倍晋三首相は、ウラジーミル・プーチン露大統領との首脳会談後、
「われわれの世代」で
露日間の平和条約締結の問題を解決していく意向を明らかにした。
「70年以上にわたる平和条約締結の問題の解決は容易なことではない。
しかし、われわれの世代でこの問題に終止符を打ちたい。
これは最重要課題である。」
と安倍氏は述べる。
一方プーチン氏は、ロシア、そして日本の国益にかない、両国民に受け入れられるようなソリューションの模索を忍耐強く続けていく必要性を訴えた。
同氏は以前、
平和条約の締結は
キリル諸島での共同経済活動や
両国の関係の発展の中で
ありうるものであると述べている。
日ロ、共同活動加速へ今夏調査団
北朝鮮非核化に向け緊密に連携
2018.05.27 11:15
(jp.sputniknews.com/politics/201805274923597/ )
【モスクワ共同】安倍晋三首相は26日午後(日本時間同日夜)、ロシアのプーチン大統領とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談した。
北方領土での共同経済活動の事業化に向けた作業を加速し、7、8月をめどに民間調査団を派遣する方針で合意。
北朝鮮の非核化実現に向けて緊密に連携し、米朝首脳会談成功の後押しをすることでも一致した。
安全保障分野では、両国の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)の今年後半の開催を申し合わせた。ロシアで開く方向だ。
北方領土返還に向けた平和条約締結交渉については、具体的な進展はなかったもようだ。(c)KYODONEW
北朝鮮非核化に向け緊密に連携
2018.05.27 11:15
(jp.sputniknews.com/politics/201805274923597/ )
【モスクワ共同】安倍晋三首相は26日午後(日本時間同日夜)、ロシアのプーチン大統領とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談した。
北方領土での共同経済活動の事業化に向けた作業を加速し、7、8月をめどに民間調査団を派遣する方針で合意。
北朝鮮の非核化実現に向けて緊密に連携し、米朝首脳会談成功の後押しをすることでも一致した。
安全保障分野では、両国の外務・防衛閣僚協議(2プラス2)の今年後半の開催を申し合わせた。ロシアで開く方向だ。
北方領土返還に向けた平和条約締結交渉については、具体的な進展はなかったもようだ。(c)KYODONEW
露日、安倍首相の訪露に際し
11件の文書を採択-その内容とは?
2018.05.27 17:13
(https://jp.sputniknews.com/politics/201805274924224/ )
安倍首相のロシア訪問に際し、様々な分野における露日の協力に関する複数の文書が採択された。
双方は、デジタル経済分野での協力に関する共同行動計画や、両国間の協力計画の具体化についての共同声明を採択した。
また生産性向上における協力に関する共同行動計画にも調印がなされたほか、「スマートシティー」づくりを目指した建設、住宅公共事業、都市環境分野における協力に関する覚書も採択された。
さらに郵便事業分野での協力枠組みに関する覚書も採択されたほか、新プロジェクトを推進するロシアの戦略的イニシアティブ・エージェンシー(ASI)と 日本貿易振興機構(JETRO)の協力についても合意がなされた。
ロシアの「Rファーム」社と日本の「富士フイルム」は、ハイテク医療機器分野における独占的パートナーシップ契約を締結した。
またロシアと日本は露日首脳会談終了に際し、その他の複数の文書に署名した。
11件の文書を採択-その内容とは?
2018.05.27 17:13
(https://jp.sputniknews.com/politics/201805274924224/ )
安倍首相のロシア訪問に際し、様々な分野における露日の協力に関する複数の文書が採択された。
双方は、デジタル経済分野での協力に関する共同行動計画や、両国間の協力計画の具体化についての共同声明を採択した。
また生産性向上における協力に関する共同行動計画にも調印がなされたほか、「スマートシティー」づくりを目指した建設、住宅公共事業、都市環境分野における協力に関する覚書も採択された。
さらに郵便事業分野での協力枠組みに関する覚書も採択されたほか、新プロジェクトを推進するロシアの戦略的イニシアティブ・エージェンシー(ASI)と 日本貿易振興機構(JETRO)の協力についても合意がなされた。
ロシアの「Rファーム」社と日本の「富士フイルム」は、ハイテク医療機器分野における独占的パートナーシップ契約を締結した。
またロシアと日本は露日首脳会談終了に際し、その他の複数の文書に署名した。
ロシア人日本学者、露日関係を評価し
平和条約締結の可能性を語る
2018.05.27 23:03
(https://jp.sputniknews.com/russia/201805274924442/ )
近年の露日関係は上昇傾向にあるが、多くが両首脳の個人的なつながりに依存しているため、経済的な協力基盤を積極的に作り上げる必要がある。
モスクワ国際関係大学の東洋学部長でありロシア国際問題評議会(RIAC)の専門家、ドミトリー・ストレリツォフ氏がそうした見方を示した。
「今回の訪問は両国関係をさらに経済的な中身で満たすという観点から大きな意味を持つと思われる。
経済でこそ常に繋がりが弱かった。
今まで経済的基盤は前に進むことを許さなかった。
そして今、両国の経済を相互依存的にして関係を双方に有利な基盤のもとで発展させることを可能にする具体的な協力プロジェクトが協議されていることは、露日関係が上昇傾向にあることを物語っている」
とストレリツォフ氏が述べた。
ストレリツォフ氏は、両国関係の発展が一定程度、両首脳の個人的な関係に左右されていることが問題として残っているため、「両国関係のより基礎的なベースを作る必要があり、そのベースとなりうるのは経済のみだ」と説明した。
平和条約についてストレリツォフ氏は、双方が条約締結を目的にしているが、「この文書に何が含まれるべきか」という点で差異が存在すると指摘した。
しかし、この分野で前進する必要があるという理解が少なくともあることは、両国関係にある方向性を生む。
これに関して私は楽観的だ。
条約は締結されると思う。
もしかしたら、平和条約という名前ではなく、友好近隣条約である可能性がある。
つまり、両国関係に法的基盤を敷いて、新たな水準へと持ち上げるようなある種の基本文書だ。
平和条約締結の可能性を語る
2018.05.27 23:03
(https://jp.sputniknews.com/russia/201805274924442/ )
近年の露日関係は上昇傾向にあるが、多くが両首脳の個人的なつながりに依存しているため、経済的な協力基盤を積極的に作り上げる必要がある。
モスクワ国際関係大学の東洋学部長でありロシア国際問題評議会(RIAC)の専門家、ドミトリー・ストレリツォフ氏がそうした見方を示した。
「今回の訪問は両国関係をさらに経済的な中身で満たすという観点から大きな意味を持つと思われる。
経済でこそ常に繋がりが弱かった。
今まで経済的基盤は前に進むことを許さなかった。
そして今、両国の経済を相互依存的にして関係を双方に有利な基盤のもとで発展させることを可能にする具体的な協力プロジェクトが協議されていることは、露日関係が上昇傾向にあることを物語っている」
とストレリツォフ氏が述べた。
ストレリツォフ氏は、両国関係の発展が一定程度、両首脳の個人的な関係に左右されていることが問題として残っているため、「両国関係のより基礎的なベースを作る必要があり、そのベースとなりうるのは経済のみだ」と説明した。
平和条約についてストレリツォフ氏は、双方が条約締結を目的にしているが、「この文書に何が含まれるべきか」という点で差異が存在すると指摘した。
しかし、この分野で前進する必要があるという理解が少なくともあることは、両国関係にある方向性を生む。
これに関して私は楽観的だ。
条約は締結されると思う。
もしかしたら、平和条約という名前ではなく、友好近隣条約である可能性がある。
つまり、両国関係に法的基盤を敷いて、新たな水準へと持ち上げるようなある種の基本文書だ。
≪参考≫
「集団的自衛権」行使容認は
日本の「安全」のため
戦争準備に入った中国を牽制する唯一の道
(https://diamond.jp/articles/-/55118 )
(抜粋)
日米 VS 中国であれば、日米は圧勝できる。
しかし、日米 VS 中ロであれば、どちらが勝つかわからない。
だから、「日本は、中ロを分裂させ、ロシアを日米陣営にひきずりこまなければならない」。
こう主張しているのは、「世界 3 大戦略家」といわれるエドワード・ルトワック氏である。
同氏は、「自滅する中国」の中で、「日本は生き残ることができるか?」についてこう書いている。
<もちろん日本自身の決意とアメリカからの支持が最も重要な要素になるのだが、ロシアがそこに参加してくれるのかどうかという点も極めて重要であり、むしろそれが決定的なものになる可能性がある。(自滅する中国 188 p)>
要するに、ルトワック氏は、「ロシアが日米側につくか、中国につくかが勝敗を決める」といっているわけだ。
「集団的自衛権」行使容認は
日本の「安全」のため
戦争準備に入った中国を牽制する唯一の道
(https://diamond.jp/articles/-/55118 )
(抜粋)
日米 VS 中国であれば、日米は圧勝できる。
しかし、日米 VS 中ロであれば、どちらが勝つかわからない。
だから、「日本は、中ロを分裂させ、ロシアを日米陣営にひきずりこまなければならない」。
こう主張しているのは、「世界 3 大戦略家」といわれるエドワード・ルトワック氏である。
同氏は、「自滅する中国」の中で、「日本は生き残ることができるか?」についてこう書いている。
<もちろん日本自身の決意とアメリカからの支持が最も重要な要素になるのだが、ロシアがそこに参加してくれるのかどうかという点も極めて重要であり、むしろそれが決定的なものになる可能性がある。(自滅する中国 188 p)>
要するに、ルトワック氏は、「ロシアが日米側につくか、中国につくかが勝敗を決める」といっているわけだ。