【トランプ氏訪中】
故宮貸し切り…
習近平国家主席は “現代のエンペラー” ?
トランプ大統領を異例の厚遇
2017.11.08
(http://www.sankei.com/world/news/171108/wor1711080049-n1.html )
中国・北京の故宮で京劇を見るトランプ米大統領(中央左)と
習近平国家主席(同右)=8日(AP)
中国の習近平国家主席は8日、
北京を訪問したトランプ米大統領夫妻をもてなすため
世界文化遺産の(1)故宮を貸し切る形で夕食会を開き、
異例の厚遇ぶりをみせた。
北朝鮮の核問題への対応や
経済貿易分野の交渉で
両国間の溝が埋まらない中、
中国側は首脳同士の親密な関係をアピールして「大国外交」を演出。
明、(2)清朝の壮大な宮殿を
歴史遺構ではなく外交施設に利用することで、
(3)偉大な歴史を持つ大国に君臨する
“エンペラー(皇帝)” としての習氏を
国内外に印象付ける狙いもありそうだ。
オバマ前米大統領が2009年11月に
大統領として初訪中した際も故宮を訪れたが、
1時間程度の参観にとどまり
当時の胡錦濤国家主席による案内もなかった。
一方、習氏は
中国政府として初めて故宮で米大統領を歓待する夕食会を開くなど、
トランプ夫妻の故宮滞在は3時間半に及んだ。
中国中央テレビ(CCTV)などによると、
トランプ氏とメラニア夫人の故宮訪問にあたっては
習氏と彭麗媛夫人自ら敷地内を案内。
文化財などが保存されている「宝蘊楼」で、両夫妻は午後の茶会を楽しんだ。
一行は故宮内で伝統芸能の京劇の上演を楽しんだ後、夕食会を開いた。
トランプ氏の孫娘で中国語を学ぶアラベラちゃん(6)が
漢詩などを暗唱する動画をタブレットで見た習氏は、
「彼女は中国で人気者だ」と中国訪問を勧める一幕もあった。
トランプ氏の中国滞在は3日間と長くはないものの、
中国側は「公式訪問 +(以上の内容)だ」(崔天凱駐米大使)として
高ランクの待遇で迎える構えをみせていた。
世界文化遺産の(4)「万里の長城」も
北京の一部エリアは10日に閉鎖が決まり、
トランプ氏が視察するとみられている。
中国当局はトランプ氏の(5)警備にも細心の注意を払った。
同氏が宿泊するホテルは周辺の道路が閉鎖され、
近くのガソリンスタンドは営業を停止した。
また北京市周辺では
4~8日に大気汚染に関し2番目に深刻な警報が発令され、
工場の操業停止など
汚染解消に向け集中的な措置がとられた。【北京=西見由章】
故宮貸し切り…
習近平国家主席は “現代のエンペラー” ?
トランプ大統領を異例の厚遇
2017.11.08
(http://www.sankei.com/world/news/171108/wor1711080049-n1.html )
中国・北京の故宮で京劇を見るトランプ米大統領(中央左)と
習近平国家主席(同右)=8日(AP)
中国の習近平国家主席は8日、
北京を訪問したトランプ米大統領夫妻をもてなすため
世界文化遺産の(1)故宮を貸し切る形で夕食会を開き、
異例の厚遇ぶりをみせた。
北朝鮮の核問題への対応や
経済貿易分野の交渉で
両国間の溝が埋まらない中、
中国側は首脳同士の親密な関係をアピールして「大国外交」を演出。
明、(2)清朝の壮大な宮殿を
歴史遺構ではなく外交施設に利用することで、
(3)偉大な歴史を持つ大国に君臨する
“エンペラー(皇帝)” としての習氏を
国内外に印象付ける狙いもありそうだ。
オバマ前米大統領が2009年11月に
大統領として初訪中した際も故宮を訪れたが、
1時間程度の参観にとどまり
当時の胡錦濤国家主席による案内もなかった。
一方、習氏は
中国政府として初めて故宮で米大統領を歓待する夕食会を開くなど、
トランプ夫妻の故宮滞在は3時間半に及んだ。
中国中央テレビ(CCTV)などによると、
トランプ氏とメラニア夫人の故宮訪問にあたっては
習氏と彭麗媛夫人自ら敷地内を案内。
文化財などが保存されている「宝蘊楼」で、両夫妻は午後の茶会を楽しんだ。
一行は故宮内で伝統芸能の京劇の上演を楽しんだ後、夕食会を開いた。
トランプ氏の孫娘で中国語を学ぶアラベラちゃん(6)が
漢詩などを暗唱する動画をタブレットで見た習氏は、
「彼女は中国で人気者だ」と中国訪問を勧める一幕もあった。
トランプ氏の中国滞在は3日間と長くはないものの、
中国側は「公式訪問 +(以上の内容)だ」(崔天凱駐米大使)として
高ランクの待遇で迎える構えをみせていた。
世界文化遺産の(4)「万里の長城」も
北京の一部エリアは10日に閉鎖が決まり、
トランプ氏が視察するとみられている。
中国当局はトランプ氏の(5)警備にも細心の注意を払った。
同氏が宿泊するホテルは周辺の道路が閉鎖され、
近くのガソリンスタンドは営業を停止した。
また北京市周辺では
4~8日に大気汚染に関し2番目に深刻な警報が発令され、
工場の操業停止など
汚染解消に向け集中的な措置がとられた。【北京=西見由章】
(1)(2) 故宮(紫禁城)
① 元(モンゴル民族)が建造
② 明(南方漢民族⇒北方漢民族)が改築
③ 李自成の乱で焼失
④ 清(満州民族)が再建
⑤ 中華民国(南方漢民族)
⑥ 中国共産党=中華人民共和国(北方漢民族)
(3)偉大な歴史
イラン系民族から、周辺遊牧騎馬民族などが、入り乱れ、
時々に皇帝の座に座った民族が違うという
豪華キャストの歴史?!
今日の皇帝が、明日には違う民族の皇帝だったりするため、
民衆は皇帝や国家を信用せず、
血筋の一族郎党だけで結束を固める「宗族」という
独特な文化が生まれた。
そのため、今なお「粛清」が常套となっている。
ちなみに、中華文明の従属地だった朝鮮半島も「宗族文化」です。
(4)万里の長城
トランプ大統領には最適な「壁」ですwww
諸侯が外敵から守るために領地の周囲に巡らせた塀で、
当初は粘土を固めて盛ったものだった。
それをつなげて「万里の長城」としたのは秦の始皇帝。
「秦」の一派は日本に渡り「秦氏」となっていますが、
始皇帝の陵墓からの出土品がギリシャの影響を受けていることなどから、
中東周辺の民族ではないかとされています。
その始皇帝の「万里の長城」も、やがて捨て置かれて荒廃していたのを、
500年後くらいに、北方騎馬民族である鮮卑が復活させますが、
再び捨て置かれて荒廃し、
またもや500年後くらいに女真族の「金」が復活させます。
しかしそれもモンゴルの襲撃などで朽ち果て、
そしてまたまた500年後くらいに、
やっと、北方漢民族の「明」の時代にレンガ造りで復活させます。
が、しかし、満州民族の「清」の時代に、またもや放棄されてしまいます。
その放棄されたボロ(!)が世界遺産となっている長城ですが、
あまりにも長いので、メンテナンスがなかなか行き届かないとか。
(5)警備
そんなワケ(?!)で、今回のトランプ大統領訪中に際しても、
“危なさそうな人物たち” は地方に隠していましたっけね (^^;
日本と違って「ホンモノのファシスト」である
共産党一党独裁国家ですから、国民に「自由」はありません。
ノーベル平和賞を受賞した作家(劉暁波)が、
癌になってもロクに医者にも診せてもらえず、
ドイツがやっとのことで医師を派遣した時は手遅れで死亡したのは
つい最近のことでしたね。(2017年7月13日)
① 元(モンゴル民族)が建造
② 明(南方漢民族⇒北方漢民族)が改築
③ 李自成の乱で焼失
④ 清(満州民族)が再建
⑤ 中華民国(南方漢民族)
⑥ 中国共産党=中華人民共和国(北方漢民族)
(3)偉大な歴史
イラン系民族から、周辺遊牧騎馬民族などが、入り乱れ、
時々に皇帝の座に座った民族が違うという
豪華キャストの歴史?!
今日の皇帝が、明日には違う民族の皇帝だったりするため、
民衆は皇帝や国家を信用せず、
血筋の一族郎党だけで結束を固める「宗族」という
独特な文化が生まれた。
そのため、今なお「粛清」が常套となっている。
ちなみに、中華文明の従属地だった朝鮮半島も「宗族文化」です。
(4)万里の長城
トランプ大統領には最適な「壁」ですwww
諸侯が外敵から守るために領地の周囲に巡らせた塀で、
当初は粘土を固めて盛ったものだった。
それをつなげて「万里の長城」としたのは秦の始皇帝。
「秦」の一派は日本に渡り「秦氏」となっていますが、
始皇帝の陵墓からの出土品がギリシャの影響を受けていることなどから、
中東周辺の民族ではないかとされています。
その始皇帝の「万里の長城」も、やがて捨て置かれて荒廃していたのを、
500年後くらいに、北方騎馬民族である鮮卑が復活させますが、
再び捨て置かれて荒廃し、
またもや500年後くらいに女真族の「金」が復活させます。
しかしそれもモンゴルの襲撃などで朽ち果て、
そしてまたまた500年後くらいに、
やっと、北方漢民族の「明」の時代にレンガ造りで復活させます。
が、しかし、満州民族の「清」の時代に、またもや放棄されてしまいます。
その放棄されたボロ(!)が世界遺産となっている長城ですが、
あまりにも長いので、メンテナンスがなかなか行き届かないとか。
(5)警備
そんなワケ(?!)で、今回のトランプ大統領訪中に際しても、
“危なさそうな人物たち” は地方に隠していましたっけね (^^;
日本と違って「ホンモノのファシスト」である
共産党一党独裁国家ですから、国民に「自由」はありません。
ノーベル平和賞を受賞した作家(劉暁波)が、
癌になってもロクに医者にも診せてもらえず、
ドイツがやっとのことで医師を派遣した時は手遅れで死亡したのは
つい最近のことでしたね。(2017年7月13日)