JEFF SCOTT SOTO ~ Feels Like Forever (2017.10.27 公開)
【メディアは何を伝えたか】(下)
憲法改正 朝日・毎日は1000行超え
現実味おびる改憲に危機感?
北朝鮮問題の浮上で議論は低調
2017.10.28
(http://www.sankei.com/politics/news/171028/plt1710280012-n1.html )
衆院選は「憲法改正」にどう向き合うかも争点の一つだった。
「憲法改正」を党是とする自民党(総裁・安倍晋三首相)と、
「加憲」の立場をとる公明党の
与党が「改憲の国会発議」が可能となる
3分の2(310議席)を超える313議席を確保し、
希望の党や日本維新の会などを加えた
いわゆる「改憲勢力」が約8割を占めた。
そうした情勢下にあって、衆院選期間中、
「憲法改正」に関する記事を最も多く掲載したのは
「護憲派」として知られる朝日新聞だった。
◇
朝日の11~22日付の衆院選関連記事のうち、
「憲法改正」にかかわる文字を見出しに含んだ記事は
計1459行で、面積は新聞約2・9ページ分に相当する。
朝日が公示翌日の11日付朝刊の1面に掲載した記事の見出しは
「憲法、増税、原発、森友・加計」で、最初に憲法を配した。
12日付から始まった連載企画「安倍政治 その先 2017衆院選」でも、
改憲論を初回のテーマに据えた。
投開票日の22日付でも
「自民は公約集の柱に憲法改正を掲げ、
首相が提案した9条への自衛隊の明記など、
4つの改憲項目を列挙する」
などと憲法9条に焦点を当てて、与野党の主張を紹介している。
調査対象とした12日間のうち、
朝日が憲法改正に関する記事を掲載しなかったのは
2日間だけ。
掲載量、掲載日数とも最多だった。
もっとも、記事が多いからといって
朝日が「憲法改正」に積極的なわけでも、理解を示したわけでもない。
むしろ、「改憲」が現実の政治課題となってきたことへの
危機感の表れといえる。
13日付の連載企画は、
導入部分で、
安倍首相が「憲法改正」を公約に掲げたことについて
「憲法改正ありき」と決め付け、
白抜き見出しで「改憲が自己目的化」とした。
記事本文では
「なぜいま憲法改正なのか、根拠が明確ではない」と断じ、
安倍首相が提起した憲法への「自衛隊の明記」を取り上げ
「政府自身、自衛隊を『合憲』と説明し、
国民にも広く受け入れられてきた。
憲法を変える必然性はない」と主張した。
記事は続けて
「にもかかわらず、こうした提案がされるのはなぜか」と問いかけ、
「憲法は変えたい。
しかし、本格的な熟議にさらす自信がないのでは」
と推測する学者のコメントも紹介するなど、
「改憲」に否定的な意見をちりばめた。
また、朝日は20日付社会面で
「九条の会」などが国会前で行った「憲法改正」に反対する集会を取り上げ、
「今回の選挙は憲法を改悪するのか、それを阻止するかの戦い」
と訴える日本体育大教授のコメントを掲載した。
記事は
「守れ、生かせ 憲法」と書かれたプラカードを持って参加する人々の
写真付きだ。
他紙はこの集会を報じていなかった。
朝日に次いで「憲法改正」に関する報道に多くの紙面を割いたのは
改憲に慎重な立場をとる毎日新聞で、
12日間の合計は1027行。紙面2・5ページ分に相当する。
一方、これまで3度にわたって
「憲法改正試案」を発表している読売新聞は、
記事面積でみると朝日の4分の1以下だった。
新憲法案の「国民の憲法」を発表している産経新聞は、
他紙の社説にあたる「主張」で憲法改正を取り上げ、
特別面でも憲法をめぐる各党の主張を伝えたものの、
選挙関連記事としては主要5紙の中で最も少なかった。
「憲法改正」をめぐり、安倍首相は今年5月、具体的な検討項目として
自衛隊の明記や教育無償化を打ち出し、
「新憲法の2020年施行」というタイムスケジュールにも言及した。
しかし、最近は
「一石を投じる意味であえて触れたが、
スケジュールありきではない」と繰り返し、
国会論議を見守る姿勢をとっている。
直面する課題として北朝鮮危機が浮上したこともあり、
衆院選の街頭演説で
安倍首相が「憲法改正」を訴える機会はほとんどなかった。
このため、改憲をめぐる論戦が低調であることを伝えた記事が、
各紙に共通してみられた。
産経は20日付社会面で
「『憲法論議もっと聞きたい』」
「改憲派候補増加も 街頭で訴え少なく」
の見出しを立て、
朝日も17日付社会面で「改憲 振るわぬ論戦」と報じた。
読売は19日付4面に
「9条議論 演説で回避も」という記事を載せ、
「自民党内では
『9条改正ばかり打ち出せば逃げていく票もある』(幹部)として、
街頭演説や集会では触れない候補も少なくないのが実態だ」
と伝えた。(原川貴郎)
■ 調査対象と方法
10月11日付から22日付までの
産経、朝日、毎日、読売、日経各紙の朝刊(1~3面、総合面、社会面)に
掲載された衆院選をめぐる記事(社説、コラムは除く)のうち、
見出しに憲法改正に関係する言葉を含むものを抽出し、
記事の行数と面積(見出し、写真、図表を含む)を求めた。
憲法改正 朝日・毎日は1000行超え
現実味おびる改憲に危機感?
北朝鮮問題の浮上で議論は低調
2017.10.28
(http://www.sankei.com/politics/news/171028/plt1710280012-n1.html )
衆院選は「憲法改正」にどう向き合うかも争点の一つだった。
「憲法改正」を党是とする自民党(総裁・安倍晋三首相)と、
「加憲」の立場をとる公明党の
与党が「改憲の国会発議」が可能となる
3分の2(310議席)を超える313議席を確保し、
希望の党や日本維新の会などを加えた
いわゆる「改憲勢力」が約8割を占めた。
そうした情勢下にあって、衆院選期間中、
「憲法改正」に関する記事を最も多く掲載したのは
「護憲派」として知られる朝日新聞だった。
◇
朝日の11~22日付の衆院選関連記事のうち、
「憲法改正」にかかわる文字を見出しに含んだ記事は
計1459行で、面積は新聞約2・9ページ分に相当する。
朝日が公示翌日の11日付朝刊の1面に掲載した記事の見出しは
「憲法、増税、原発、森友・加計」で、最初に憲法を配した。
12日付から始まった連載企画「安倍政治 その先 2017衆院選」でも、
改憲論を初回のテーマに据えた。
投開票日の22日付でも
「自民は公約集の柱に憲法改正を掲げ、
首相が提案した9条への自衛隊の明記など、
4つの改憲項目を列挙する」
などと憲法9条に焦点を当てて、与野党の主張を紹介している。
調査対象とした12日間のうち、
朝日が憲法改正に関する記事を掲載しなかったのは
2日間だけ。
掲載量、掲載日数とも最多だった。
もっとも、記事が多いからといって
朝日が「憲法改正」に積極的なわけでも、理解を示したわけでもない。
むしろ、「改憲」が現実の政治課題となってきたことへの
危機感の表れといえる。
13日付の連載企画は、
導入部分で、
安倍首相が「憲法改正」を公約に掲げたことについて
「憲法改正ありき」と決め付け、
白抜き見出しで「改憲が自己目的化」とした。
記事本文では
「なぜいま憲法改正なのか、根拠が明確ではない」と断じ、
安倍首相が提起した憲法への「自衛隊の明記」を取り上げ
「政府自身、自衛隊を『合憲』と説明し、
国民にも広く受け入れられてきた。
憲法を変える必然性はない」と主張した。
記事は続けて
「にもかかわらず、こうした提案がされるのはなぜか」と問いかけ、
「憲法は変えたい。
しかし、本格的な熟議にさらす自信がないのでは」
と推測する学者のコメントも紹介するなど、
「改憲」に否定的な意見をちりばめた。
また、朝日は20日付社会面で
「九条の会」などが国会前で行った「憲法改正」に反対する集会を取り上げ、
「今回の選挙は憲法を改悪するのか、それを阻止するかの戦い」
と訴える日本体育大教授のコメントを掲載した。
記事は
「守れ、生かせ 憲法」と書かれたプラカードを持って参加する人々の
写真付きだ。
他紙はこの集会を報じていなかった。
朝日に次いで「憲法改正」に関する報道に多くの紙面を割いたのは
改憲に慎重な立場をとる毎日新聞で、
12日間の合計は1027行。紙面2・5ページ分に相当する。
一方、これまで3度にわたって
「憲法改正試案」を発表している読売新聞は、
記事面積でみると朝日の4分の1以下だった。
新憲法案の「国民の憲法」を発表している産経新聞は、
他紙の社説にあたる「主張」で憲法改正を取り上げ、
特別面でも憲法をめぐる各党の主張を伝えたものの、
選挙関連記事としては主要5紙の中で最も少なかった。
「憲法改正」をめぐり、安倍首相は今年5月、具体的な検討項目として
自衛隊の明記や教育無償化を打ち出し、
「新憲法の2020年施行」というタイムスケジュールにも言及した。
しかし、最近は
「一石を投じる意味であえて触れたが、
スケジュールありきではない」と繰り返し、
国会論議を見守る姿勢をとっている。
直面する課題として北朝鮮危機が浮上したこともあり、
衆院選の街頭演説で
安倍首相が「憲法改正」を訴える機会はほとんどなかった。
このため、改憲をめぐる論戦が低調であることを伝えた記事が、
各紙に共通してみられた。
産経は20日付社会面で
「『憲法論議もっと聞きたい』」
「改憲派候補増加も 街頭で訴え少なく」
の見出しを立て、
朝日も17日付社会面で「改憲 振るわぬ論戦」と報じた。
読売は19日付4面に
「9条議論 演説で回避も」という記事を載せ、
「自民党内では
『9条改正ばかり打ち出せば逃げていく票もある』(幹部)として、
街頭演説や集会では触れない候補も少なくないのが実態だ」
と伝えた。(原川貴郎)
■ 調査対象と方法
10月11日付から22日付までの
産経、朝日、毎日、読売、日経各紙の朝刊(1~3面、総合面、社会面)に
掲載された衆院選をめぐる記事(社説、コラムは除く)のうち、
見出しに憲法改正に関係する言葉を含むものを抽出し、
記事の行数と面積(見出し、写真、図表を含む)を求めた。
◆ Made in USA の日本国憲法
(http://hawkmoon269.blog.so-net.ne.jp/2017-10-19-1 )
福島県で、避難地域に指定されたのが解除された浪江町には、選挙カーも来ないから、誰が立候補してるのかも分からないといったことが、TVで放映されていました。
が、なんら関係ない、ごくフツーに人口が増えてきている、わが村(!)の、わが家の周辺。別に過疎ってる風もないと思うけど、選挙カーも来なければ、私の行動範囲には立て看板もなく、とっても静かな日々でした (^^;
しかも、わが村から出ている衆院議員は、隣りの選挙区に振り分けられ、行ったこともなく話も出ないような町の知らない候補者が、わが選挙区に振り分けられている。
なので、選挙カーが来ても来なくても、近所の人たち、みんな、「選挙なんか行くもんかwww」とか言って笑ってましたから、わが村の投票率、相変わらず20%台がやっと (^^♪
あの区分け、どうにかならないものでしょうかね。
あるいはまた、縁もゆかりもない、どこの馬の骨とも知れないヤツが、いきなり、立候補者となって乗り込んで来るってのも、都会ならいざ知らず(どうせ、隣りの人も知らないような生活が多いんだから)、田舎町では投票率が下がる一方です。
という、過疎ってないけど過疎ってるわが村にまで、「9条の会」の集会のお知らせが来たりする。
よっぽど参加して、一席、ぶって来ようかとも思うけど、そう思う直ぐそばから、だけどあれ、宗教みたいになっちゃってるから、ハマってる人たちには、何を言っても通じないだろうなあ・・・という思いも出てきて、結局、見て見ぬふりになってしまいます。
「戦争」って、自分ひとりじゃ、出来ないのよ。
自分にはその気がなくても、攻めて来たら、どうするの?
まさか、核弾道ミサイルの時代に、竹ヤリ (;_;)/~~~
ああ!「まあまあ、一杯、どうですか?」とか言ってお話合いをするのね、核弾道ミサイルと・・・
(http://hawkmoon269.blog.so-net.ne.jp/2017-10-19-1 )
福島県で、避難地域に指定されたのが解除された浪江町には、選挙カーも来ないから、誰が立候補してるのかも分からないといったことが、TVで放映されていました。
が、なんら関係ない、ごくフツーに人口が増えてきている、わが村(!)の、わが家の周辺。別に過疎ってる風もないと思うけど、選挙カーも来なければ、私の行動範囲には立て看板もなく、とっても静かな日々でした (^^;
しかも、わが村から出ている衆院議員は、隣りの選挙区に振り分けられ、行ったこともなく話も出ないような町の知らない候補者が、わが選挙区に振り分けられている。
なので、選挙カーが来ても来なくても、近所の人たち、みんな、「選挙なんか行くもんかwww」とか言って笑ってましたから、わが村の投票率、相変わらず20%台がやっと (^^♪
あの区分け、どうにかならないものでしょうかね。
あるいはまた、縁もゆかりもない、どこの馬の骨とも知れないヤツが、いきなり、立候補者となって乗り込んで来るってのも、都会ならいざ知らず(どうせ、隣りの人も知らないような生活が多いんだから)、田舎町では投票率が下がる一方です。
という、過疎ってないけど過疎ってるわが村にまで、「9条の会」の集会のお知らせが来たりする。
よっぽど参加して、一席、ぶって来ようかとも思うけど、そう思う直ぐそばから、だけどあれ、宗教みたいになっちゃってるから、ハマってる人たちには、何を言っても通じないだろうなあ・・・という思いも出てきて、結局、見て見ぬふりになってしまいます。
「戦争」って、自分ひとりじゃ、出来ないのよ。
自分にはその気がなくても、攻めて来たら、どうするの?
まさか、核弾道ミサイルの時代に、竹ヤリ (;_;)/~~~
ああ!「まあまあ、一杯、どうですか?」とか言ってお話合いをするのね、核弾道ミサイルと・・・