チンパンジー
困った仲間手助け 選んで道具渡す
京大など発表
2012.02.07
http://sankei.jp.msn.com/science/news/120207/scn12020708520003-n1.htm.
チンパンジーは、手助けを求める仲間に道具を選んで渡すことを、京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)などのチームが実験で確認した。6日付米科学アカデミー紀要電子版に発表した。
チームは、雌のアイ(35歳)やアイの子供のアユム(雄、11歳)など5匹で実験。
小窓のある透明な板で仕切られた隣り合う部屋に1匹ずつ入れ、片方には7種類の道具を、もう片方にはステッキで引き寄せられる場所か、ストローの届く場所にジュースを置いた。
道具がある部屋のチンパンジーは、小窓から手を伸ばすもう1匹の求めに応じて道具を提供。
ステッキが必要な場合にはステッキを、ストローが必要な場合にはストローを、それぞれ6割程度の正確さで渡した。
ただし、適切な道具を選ぶのは、困った仲間の姿が見えるときに限られるらしい。
仕切りを黒いパネルで覆い、相手を見えなくした場合は、求められるものと関係なく、道具を渡すだけだった。
見られた方もいらっしゃると思いますが、このニュースは、過日、NHKで放映された番組の続編といったものですね。
至る所に書いてありますが^^; 私はTVをほとんど見ません。なにしろ、テレビというものがこの世に誕生した数年後から6、7年くらいの間に、さんざん見たので、飽きたのかも知れません\(◎o◎)/!
でも、たま~に気が向くとニュースや天気予報とか見ます。志村どうぶつ園とかも見ます。大河ドラマもけっこう見ます。あれはCMがないから、ゆっくり見れるのがいいです。
それ以外に、本当に動物的なカンだと思うのですが(笑)たまたまスィッチを入れたら、興味のある番組をやっていた、ということが多いです。たまたまなので、番組のタイトルとか記憶に御座いませんが(>_<)
人間はどこからチンパンジーと違ったのかという番組は、私がけっこう好きな藤原竜也が進行をやってました(^^♪
あっ!!出ました、藤原竜也で検索したらw
近畿ブロックは2月17日26時16分から、第1集と第2集を続けて放映だそうですから、気が向いたら見て下さい。関東ブロックは第3集が2月19日(日)の21時から・・・あ、そうか!!大河ドラマ、その後のニュース、そしてと、続けて見てたんだわw
ヒューマン なぜ人間になれたのか
第1集 旅はアフリカからはじまった
http://www.nhk.or.jp/special/onair/120122.html.
で、巨大バッシングを受けてるNHKの宣伝をする積りはサラサラないので(笑)第2集は最初をちょこっと見て、あ、もういいやと、私は第1集の後は興味がありませんw
こういった科学的なものは朝日新聞とかNHKとか、とても優れていますから、人間でも、てんでダメなやつでも何処かに美点があったりするように、全てを否定しないで良い部分はチェックしましょうねw
つまりは、共産主義というのは、全ての枠を取り払って万人が平等に、というのが基本理念ですから、国、というものも否定なので、そういった思想的なものでは危ないですが、科学的なものというのは、最初から国境とか貧富の差とか関係ないですからね。
話を1%に戻すと、人間の脳は、他の生物よりも異様に大きいです。それは未だに解明されていないので、突然変異的なもので片づけられていますが、その脳の発達によって、段々と二足歩行になっていったことから、1%の違いが出てきます。
人間の骨盤は楕円形です。最初はチンパンジーなどと同じで円形だったのが、二足歩行に移行することで、段々と楕円形になっていったのです。
しかし、赤ちゃんの頭は丸いです。お産の時に、楕円形の骨盤では突っかかるんですね。チンパンジーなどは丸いので、いとも簡単にお産をします。
そこで、人間はお産が重い時には“他人の手”を借りることになる。
そこからチンパンジーとの差が出てくるワケです。日頃から“他人”と仲良くなっておいて、いざと言う時に助けて貰う。その為には、他人(親子兄弟親類縁者なども含みます)を常に気にかけておいて、相手が困っていたら手を貸してあげたり、食べ物を分けてあげたりしておく。
人類が地球環境の大変動でも生き残れたのも、そこに原因があるのではないか。他の動物は食べ物を見つけると自分だけで食っちゃうところを、人間は少しづつ分けて生き延びた・・・といった発想が出てくるワケです。
アフリカの南部に、未だ原始生活を継承して暮らす民族がいるそうで、首からネックレスをいっぱいぶら下げている。貝だの石だので作られたネックレスはとても美しくて、現代人から見ればお洒落の1つと思うけれども、そうではなく、助け合えるもの同士(親子~含む)が、ネックレスをプレゼントするんですね。
親から子に伝えられることが多いので作り方にも特徴があって、一族の区別もつく。だから、ネックレスをいっぱい掛けていればいるほど、私は助けてくれる人がこんなに沢山いるという証になるのだそうです。
まあ、現代人にしても、このダイヤのヘッドがついたプラチナのネックレス、彼からのプレゼントよとかなんとか見せびらかすのも、原点は同じようなものですねw アフリカのその民族との違いは、現代人の彼は途中で気が変わることもある、ということですかwww
で、番組の中で紹介された実験は上記のニュースにあるのと同じなので、仕切りがあって、片方のチンパンジーの、手が届かない所に、好物のジュースを置く。
そして、もう片方のチンパンジーの部屋には、ステッキを置く。
ちょっとそのステッキを貸してくれないか?と、片方のチンパンジーが手を伸ばさない限りは、どんなに困っていても、ステッキ側のチンパちゃんは知らんふりです。ところが手を出すと、ちゃんとステッキを渡してやる。
そこで人間だったら、ありがとー!!ジュースがとれたよと、少し分けてあげるじゃないですか。チンパンジーにはそれがありません。ひとりでゴクゴク飲んじゃいます\(◎o◎)/!
そしてステッキを貸してあげたチンパちゃんも、知らんふりです。貸してやったんだから、半分飲ませろや!!なんてことは言いませんwww
たったの1%、されど1%。物凄い違いです。
なにやら登録すると無料でダイジェスト版が見れるそうですから、興味のある人はURLを広げてどうぞ。とにかくスッゴイ面白くて、そして人間というものを改めて考えさせられた番組でした。
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(1311)どうして人間になれたのか。チンパンジーと人間の差は1%。それがデカイ\(^o^)/
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