核保有国の地図
各国の核兵器の概要
(Wikipedia )国名 戦略核
弾頭数核弾頭
数合計初核実験の年(実験名) NPT CTBT NPTにおける核保有国(五大国) アメリカ合衆国 2,126 9,400 1945年 トリニティ 批准 署名 ロシア
(旧 ソビエト連邦)2,668 13,000 1949年 RDS-1 批准 批准 イギリス 160 185 1952年 ハリケーン 批准 批准 フランス 300 300 1960年
ジェルボアーズ・ブルー批准 批准 中国 180 240 1964年 596 批准 署名 その他の核保有国(NPT非批准国) インド 60 60-80 1974年 インドの核実験 未 未 パキスタン 60 70-90 1998年
パキスタンの核実験未 未 北朝鮮 10以下 10以下 2006年 北朝鮮の核実験 脱退 未 核保有の疑いが強い国 イスラエル 80 80 1979年?ヴェラ事件 未 署名
北朝鮮
3度目の核実験は「近い」
2013.01.31
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/130131/amr13013111530002-n1.htm )
米CNNテレビは30日、北朝鮮の3度目の核実験について、複数の米政府高官が北朝鮮はすでに準備を整えており、実施は「近い」と話したと報じた。
政府高官は北朝鮮が「間違いなく核兵器を試すだろう」と述べたが、地下実験を偵察衛星で確認するのは困難で、「最終準備を確認できない」と指摘したという。
また、北朝鮮の挑発的言葉を駆使した心理戦は「最高点に達しており、自尊心の観点からも、撤回されるとは考えていない」との見通しを示した。(ワシントン=犬塚陽介)
「ピン」のある辺りが、北朝鮮の核実験場。
北朝鮮、核実験場坑道に覆い
衛星から隠蔽
準備は最終段階?
2013.02.01
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/130201/kor13020114400000-n1.htm )
韓国の聯合ニュースは1日、韓国政府筋の話として、北朝鮮の北東部、咸鏡北道豊渓里(ハムギョンプクドプンゲリ)の核実験場で、爆心施設へ向かう坑道の出入り口付近が、カバーで覆われたと報じた。
この動きについて日米の外交筋も、同日、「把握している」と明らかにした。
聯合ニュースによると、韓国政府は、実験の準備状況が偵察衛星から把握されないようにするための「目隠し」とみているという。
実験場では1月31日までに、起爆装置を遠隔操作するためとみられる車両が確認されるなど、動きが活発化していることが米韓などによって把握されている。
韓国の鄭承兆合同参謀本部議長は、「動きは把握しているが、(米国などを)だます戦術なのか、実験を実施するためのものか注視している」との認識を示していた。
昨年12月の、事実上の長距離弾道ミサイル発射直前に北朝鮮が取った「偽装戦術」を念頭に置いたものとみられる。
動きについて在韓の6カ国協議筋は、「過去2回の実験の際は、坑道付近で慌ただしい動きが出た直後に実験に踏み切ったこともあれば、直後には実施しなかったこともある」と指摘。
北朝鮮の戦略について、「核実験の時期をめぐり、国際社会が緊張し、恐怖を感じることが最も望ましいと考えているはず」と分析する。
米韓は、実験準備は既に最終段階に入っており、「政治的判断が残るだけ」とみているが、時期の予測は困難とみている。(ソウル=加藤達也)
北核実験なら即制裁強化
朝鮮総連副議長の往来規制へ
放射性物質の収集も
2013.02.01
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130201/plc13020108270007-n1.htm )
北朝鮮の3度目となる核実験の予告を受け、政府が策定した核実験後の対応方針の全容が、31日、明らかになった。
日本独自の追加制裁として、北朝鮮からの再入国禁止対象を、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の副議長5人にも拡大することを、核実験当日に決定。
集塵装置を取りつけた航空自衛隊の「T4練習機」を飛行させ、米空軍の「WC135偵察機」とともに、放射性物質の収集にあたらせる。
核実験実施の場合、安倍晋三首相は、直ちに官邸で「安全保障会議」を開催。
北朝鮮を非難する首相声明をまとめ、菅義偉官房長官が記者会見で発表する。
追加制裁も、安保会議で決定する方向で最終調整している。
北朝鮮渡航後の再入国禁止は、平成18年7月の弾道ミサイル発射を受けた制裁措置。
現行の対象は、朝鮮総連の許宗萬(ホ・ジョンマン)議長ら、北朝鮮の『最高人民会議』代議員を兼ねる、総連関係者4人に限られているが、副議長5人にも広げる。
副議長は、金正日総書記の弔問や記念行事で、北朝鮮への渡航団を組む際の代表者となり、「多額の現金を持ち出している」(政府高官)という。
副議長のポストは、渡航団の箔(はく)付けとなり、より多くの渡航者を集めることで、持ち出す現金も増えるため、副議長の渡航制限は、持ち出し額を抑えるのに効果的とされる。
北朝鮮に送金する際の、報告義務の下限額(現行300万円超)の引き下げも検討したが、今回は見送る。
外交面では、「国連安全保障理事会」に緊急会合開催を要請。
安倍首相は米韓両国首脳と電話会談し、安保理の新決議採択などで共同歩調をとることを確認する。
北朝鮮の核実験は、日本で地震波の探知で確認でき、探知すれば菅氏が会見で公表。
実験に伴う放射能の影響を調べるため、放射能対策連絡会議も開く予定だ。
北朝鮮核実験場はパキスタンに類似
ノウハウ入手か
2013.02.03
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/130203/kor13020318320002-n1.htm )
北朝鮮が3度目の核実験に向け、最終準備を進めているとみられる、北東部・豊渓里の坑道について、1998年に核実験を実施したパキスタンの実験場と、施設の配置など、類似点があることが2日、明らかになった。
米シンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)のオルブライト所長が、1月28日に撮影された衛星写真から分析した。
両国は、1990年代から2000年代初めにかけ弾、道ミサイルや、ウラン濃縮のための遠心分離機開発で、緊密な協力関係にあった。
オルブライト氏は、「パキスタンから核実験のノウハウとデータを得た可能性がある」としている。
北朝鮮が新たに掘削した南側坑道は、観測機器や、データ送信用の通信機器を格納するとみられる、近くの地下壕の配置などが、パキスタンの実験場とよく似ているという。(共同)
パキスタンの核実験 (1998年に5回)
(Wikipedia )
北朝鮮の核実験 (2006年)
(Wikipedia )
北朝鮮の核実験 (2009年)
(Wikipedia )
中国の核実験
(Wikipedia )
NPTによって核保有が認められた五大国(米、英、露、仏、中)
NPT非批准の核保有国(インド、パキスタン、北朝鮮)
核保有国とみなされている国(イスラエル)
核開発の疑いが濃厚な国(イラン、シリア)
NATOの核共有協定国
過去の保有国