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2011年11月16日
中国の資源囲い込みに対抗
公募で無人島に命名
沖縄・尖閣諸島周辺など
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111116/plc11111609070002-n1.htm
尖閣諸島など東シナ海の警戒監視任務にあたる、
海上自衛隊のP-3C哨戒機。
魚釣島周辺を飛行した=2011年11月13日午後0時15分
日本の排他的経済水域(EEZ)の基点でありながら、名称のない、沖縄・尖閣諸島などに点在する39の無人島について、政府が、地元自治体に公募での命名を提案したことが15日、分かった。
地元の意向を尊重し、海洋主権に関する国民の意識向上を図る。
東シナ海で、無人島の管理強化により海洋資源の確保を狙う中国に対抗する狙いもある。
政府の、内閣官房総合海洋政策本部によると、日本のEEZの基点になる無人島は、全国に99島。うち49島には正式名称がなく、国土地理院や海上保安庁が作成する地図・海図にも記載されていない。
政府は、これらの島も、日本の重要な「領土」と位置付けるため、命名が重要だと判断した。
地元自治体や漁協への調査で、49島のうち10島は、現地での呼称があることも確認された。政府は2011年5月、10島についてはその呼称を正式名称と認め、地図・海図に記載した。
2011年11月6日に、中国漁船が領海侵犯した長崎県五島市の鳥島の一部、「岩瀬中岩」や、同県対馬市の「ヒバン瀬」、北海道羽幌町の「ジャブジャブソリ」などがある。
ただ、尖閣諸島や、東京・小笠原諸島などにある、残り39島は、地元でも呼称が存在しないか、確認できなかった。政府は2011年11月に入り、39島が所属する1都15市町村に、命名方針を通知。平成23年度中の名称決定を目指し、2012年1月中旬までの回答を求めた。
公募で名称が決まれば、自治体側が、「地名確認調査表」を政府側に提出。国土地理院と海保の協議を経て、正式決定し、地図・海図に記載する。
中国は2010年3月、離島を管理するための「海島保護法」を施行した。同法の保護対象には、尖閣諸島や、沿岸国と領有権を争う南シナ海の南沙(英語名・スプラトリー)諸島も含まれる。
海洋問題に詳しい東海大の山田吉彦教授は
「主権を主張するにあたり、基点の島に名称を付けるのは必要不可欠だ。
中国も、海島保護法で島に名前を付ける方針を明文化している。
公募になれば、地元の人や国民に、主権を意識してもらう意味で意義深い」
と話している。
尖閣諸島など、東シナ海の
警戒監視任務にあたる海上自衛隊のP-3C哨戒機に、同乗。
手前は魚釣島周辺で警戒する、海上保安庁の巡視船「すずか」
=2011年11月13日午前0時57分
2011年11月21日
尖閣の実効支配強化を求め決議
尖閣諸島を守る全国国民集会
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111121/plc11112119540013-n1.htm
民間団体の日本会議(会長・三好達元最高裁長官)などによる、「尖閣諸島を守る全国国民集会」が、2011年11月21日、都内で開かれ、灯台や避難港の建設による「尖閣諸島の実効支配」強化と、次期通常国会での「領海警備法案」提出を求める決議を採択した。
政府の対応については、中国が尖閣諸島実効支配への行動をしていることに対して、「何ら有効な措置をとっていない」と非難した。
集会には、超党派の国会議員34人や、地方議員、有識者など、約1200人が参加した。
あちらさんは、現地に船を出して直接行動に出ているのに、なんで地主は、の~んびりと、島の名前を募集!!なんてことをやってるんでしょうねぇ・・・
この、「尖閣諸島を守る全国国民集会」の決議も、万が一、国会で取り上げられたとしても、審議を図ってからね^^なんてことで終わり。みたいな気がする・・・
ちなみに、ここまでのニュース記事と、次の記事などで分かるように、自民党政権時代は、いちおう、目には見えないバリアを張っていました。麻生首相の時は、中国の違法船が、1隻も来ていません。
政権交代でそのバリアが消されたので、あちらさん達が、堂々と行動を起こし始めたんですね。
それを分かっていない人たちが、自民党時代だって何もやってなかったじゃないか!!と批判していますが、そんなことを言う人たちというのは、家庭内コミュニケーションなども不足がちで、物事には「裏」と「表」、「本音」と「建前」があることを、教わらないで育った人たちでしょうね(^^;
日米首脳会談=アメリカのネット報道写真誌から
日米首脳・・・昼食の合間の5分間の・・・?=msn産経ニュースから
2012年1月03日
尖閣への航海断念し帰港へ
世界華人保釣連盟
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120103/chn12010321280005-n1.htm>
尖閣諸島(中国名・釣魚島)の、中国領有権を主張する、香港や台湾などの団体でつくる、「世界華人保釣連盟」は3日午後、香港から、所有する漁船で尖閣諸島を目指して出港したが、香港当局の警告を受け、帰途についた。
船上の連盟幹部は
「出航30分後に、(香港の)海事当局の船から、出漁目的外の航海は認められないと警告を受けた」
と説明した。
「世界華人保釣連盟」は、日本に団結して圧力をかけるため、香港の「保釣行動委員会」などを中心に、台湾、マカオ、アメリカ、中国などの団体で、2010年1月2日に設立した。
ご存知だと思いますけれど、上の記事の中に「アメリカ」とありますが、これはアメリカ人ではなく、在米中国人です。
日本は気候が温暖で、海の幸、山の幸に恵まれた国ですから、余ほどでない限りは、外国に出稼ぎに行くということはありません。
そして日本は、江戸時代にはすでに“核家族”だった(一軒の家に、祖父母・父母・子供達といった、直系のひと所帯だけで暮らしていた)ので、感覚的に分かりにくいかも知れませんが、諸外国では、一軒の家、あるいは1つの敷地内に、叔父さん一家から、叔母さん一家から、イトコ一家から、親しい友人一家から、ゴチャ混ぜに暮らす“共同生活”をしている民族が多いのです。
それで、“家”(家族)というものよりも、“ファミリー”(一族郎党)の結束が非常に強い。誰かが外国に出稼ぎに行って、なんとかやれるようになると、その人を頼って一族郎党がゾロゾロと移動して行きます。
昨年、リビアのカダフィ政権が崩壊する時も、中国人や韓国人の出稼ぎ者たちが、1万人、5万人と、ヨーロッパになだれ込んだり、帰国の途についたりしていましたが、アメリカにも、昔から同じように押し寄せています。
なんでそんなに外国に出稼ぎに行くのかというと、中国は、日本の平均的な4人家族の家に、40人で住んでいると思って下さい(人口比)。韓国は2人で住んでるようなものですが、ただし、その家って三畳一間のアパートくらい狭いのです(国土比)。
豊かになるためには、国外に出なければならない理由です。そういえば『母をたずねて三千里』という物語がありますね。あれはイタリアから、アルゼンチンに出稼ぎに行った母親が、音信不通になってしまったために子供が探して旅に出るお話です。イタリアも貧しい国ですから、アメリカに出稼ぎに行ったシシリア・マフィアなんかが有名ですねw
従って、日本に来たから、アメリカに行ったからといって、別にその国が好きだとか、そこに住もうというワケじゃない。一旗あげて故国に帰って、豊かに暮らしたいというのが目的ですから、出稼ぎ場所の国は、稼げれば何処でもいいし、常に故国を思い、一族郎党の結束を固めているのです。
この感覚を頭に置かないと、ともすれば日本人は、中国といったら中国だけを見てしまいがちです。アメリカにも、ヨーロッパにも、中国を思って活動している中国人が、普通にいる、ということです。
アメリカの国会で、日本の従軍慰安婦問題が審議され、日本は謝罪すべきだと決定されました。摩訶不思議な話だと思いませんか?
アメリカの国会にも、アメリカの有識者の中にも、あるいは世界中の有力者の中にも、中国人系や韓国人系や、古くからの、ある意味、シシリア・マフィアにも似た結束の固い華僑がいて、常に金儲けと共に故国を思って活動しているのです。
で、このニュース記事にある、なんたら団体の直接行動に、直接行動で阻止を表明した人たちがいました。
2012年1月3日
尖閣諸島に石垣市議ら4人上陸
海保の立ち入り検査後
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120103/plc12010322380007-n1.htm
尖閣諸島・魚釣島に上陸し、島内を調査する
沖縄県石垣市の市議ら=2012年01月03日午前(仲間均市議提供)
2012年01月03日午前9時半ごろ、沖縄県・尖閣諸島の魚釣島に、同県石垣市の仲間均市議ら3人が上陸したのを、第11管区海上保安本部(那覇)の巡視船が確認した。
約20分後には仲嶺忠師・同市議も上陸した。
4人は午前11時55分ごろ同島から離れ、漁船に乗り込み、3日夜に石垣市の石垣港に到着した。
これを受け、中国外務省は3日
「中国政府は既に日本側に厳正な申し入れと抗議を行った」
との談話を発表した。
11管区によると、海上保安庁職員が安全確認のため漁船に立ち入り検査した後、市議らは「上陸はしない。釣りをする」と話して、ゴムボートに乗り換えて島の南西端から上陸したという。
石垣市は尖閣諸島の行政管轄権を持つが、国は同諸島への上陸を禁止している。
市議らは2日午後10時40分ごろ、魚釣島から約170キロ離れた石垣港を漁船で出発、3日午前9時ごろ同島付近に到着したという。
確かに魚釣島は個人の所有地であり、日本国が借りてますから、関係者以外が無断で入ってはいけません。なんてことを言ってたら、竹島なんて、どーーすんのよ!!関係者以外、しかも外国人が、勝手に建物まで建てちゃって、その外国からフェリーが行き来して観光地にしてんじゃない(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
普通の家や土地だって、居住権だなんだの、勝手に横取りしたヤツの勝ち!!なんていう法律があって、アパートを貸したら居座られて横取りされた、なんて話が後を絶たないんだから、世の中、早いもの勝ちなんです。←キッパリ
さあ、これに対して政府はどう動いたでしょうか。昨日だったか、「国は何もやっていないワケじゃない」なんてことを言ってましたから、直ぐに対処した・・・か、なぁ・・・
2012年1月16日
名無し39離島、今年度中に命名
官房長官が正式表明
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120116/plc12011618150014-n1.htm>
藤村修官房長官は16日の記者会見で、日本の排他的経済水域(EEZ)の基点でありながら、これまで名称のなかった沖縄・尖閣諸島などの39の離島への命名について
「最優先で取り組んでいく。今年度中に決定する」
と述べ、3月末までに名称を決める方針を正式に明らかにした。
無名の離島に新たに命名するのは前例がなく、政府は39島が帰属する全国1都15市町村に対し、公募も視野に名称を決めるよう求めている。
名称が決まれば、国土地理院や海上保安庁が作成する地図・海図に掲載される。
ダメだ、こりゃ・・・
2012年1月21日
民主、自民の2国会議員が
尖閣諸島を海上視察
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120121/stt12012122060005-n1.htm>
尖閣諸島視察を終え、石垣島に戻った
(左から)新藤義孝、向山好一両衆院議員ら
=2012年01月21日午後、沖縄県石垣市
民主党の向山好一議員、自民党(注:領土に関する特命委員会副委員長の)新藤義孝議員の両議員が21日、漁船で尖閣諸島(沖縄県石垣市)に近づき、海上から視察した。
上陸はしなかった。
視察後、石垣島で記者会見した両氏によると、21日未明に石垣島を出発し、尖閣諸島最大の魚釣島や南小島、北小島を視察。
尖閣諸島周辺海域には約5時間滞在した。
両氏は、尖閣諸島の国有化や有人利用を図る必要性を訴えた。
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(1415) 尖閣諸島 (2) 政府は何もやっていなかったワケじゃなくぅ・・・
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