北朝鮮から
武器調達強化
シリア
デモ激化受け
弾道ミサイル移転も
2011年11月06日
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111106/kor11110618060002-n1.htm
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シリア・ホムス近くで治安部隊と向き合う市民
民主化運動への武力弾圧を続けるシリアが、
2011年4月ごろ、反政府デモ激化を受け、
シリアの弾道ミサイル開発などを担当する『科学研究調査センター(SSRC)』に対し、
北朝鮮からの武器や関連物資の調達を強化するよう
指示していたことが分かった。
中東情勢に詳しい外交筋が明らかにした。
『科学研究調査センター(SSRC)』は、
短距離弾道ミサイル、スカッドD(射程約700キロ)の開発・製造を担当。
同外交筋によると、
北朝鮮側窓口である『朝鮮鉱業貿易開発会社(KOMID)』は、
2011年4月、
シリアの治安悪化を理由に技術者派遣の中断を通告したが、
シリア側の強い要請を受けて撤回、
同月25日に、
開発の進展チェックや交渉のため代表団を派遣した。
同外交筋は、
シリアが2010年以降の8基を含めて、
計10基のスカッドDを、
イスラム教シーア派組織の〔ヒズボラ〕に供与したと明らかにした。
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シリア西部ホムス周辺で治安部隊に殺害された市民のひつぎを運ぶ反体制派の人々
北朝鮮の数百人が
イラン核開発支援
技術者ら派遣
2011年11月13日
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111113/kor11111314370002-n1.htm
韓国の聯合ニュースは外交消息筋の話として、
イランの核やミサイル関連の十数カ所の施設で、
北朝鮮の技術者や科学者、数百人が、
開発を支援していると報じた。
技術者らは、
朝鮮労働党で軍事工業を扱う『99号室』の出身で、
イラン中部コム近郊の核施設などで、
数年前から3~6カ月ごとに交代しながら勤務しているという。
北朝鮮は、
ミサイルの輸出や共同研究を通じ、
イランと軍事協力を深めてきた。
イランは
2009年に北朝鮮産の濃縮ウランの原料を入手したとみられるなど、
核開発でも、両国が協力を進めていることは確実視されている。
半年から1年で完成か
北朝鮮軽水炉、写真で分析
2011年11月15日
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111115/kor11111519020009-n1.htm
米国の北朝鮮分析サイト『38ノース』は、北朝鮮が寧辺で建設を進める軽水炉の衛星写真を掲載、外形的には半年から1年で完成する可能性があると伝えた。
しかし稼働には、さらに2~3年かかるとの見方を示している。
朝鮮中央通信は論評で、軽水炉の稼働が「目前に迫っている」と主張したばかり。
同サイト『38ノース』は過去の衛星写真と比較し、特にこの1年で建設作業が「大きな進展」を遂げたことは確認できる、と指摘した。
11月3日の写真には、原子炉の建設が進み、天井部分とみられるドーム形の資材が搬入された様子が写っている。
別の写真では、冷却水取水用とみられるパイプラインやタービン建屋なども確認できる。
同サイトは、軽水炉の外形が完成しても、機器の設置や燃料搬入など、稼働までにはやるべきことが多く残されていると分析している。
ここでいう〔原子炉〕とは、原子力発電所の原子炉とは、ワケが違います。
復習を兼ねて書きますと、天然ウランの中に、“燃えるウラン”と呼ばれる〔ウラン235〕は〔0.7%〕
しか含まれていません。
それで科学的にそれを濃縮するのですが、
〔二酸化ウラン〕の、
濃度が〔0%~20%〕を〔低濃縮ウラン〕と呼び、
濃度が〔20%以上〕のものを〔高濃縮ウラン〕と呼ぶ
そうです。
ちなみに〔ウラン型原子爆弾〕は〔高濃縮ウラン〕を使い、二酸化ウランの濃度は〔90%以上〕。
〔核爆弾〕は〔最低70%以上〕の濃度がないとダメだそうです。
〔原子力発電所〕で使用される〔核燃料棒〕の濃度はどのくらいかというと、〔2%~4%〕くらいだそうで、日本では現在、〔3%~4%〕くらいのものを使用しているそうです。
この燃料棒の使用済みのものの中には、燃えにくいウランやプルトニウムがありますから、それを再処理して取り出して、二酸化プルトニウムを混ぜて、新たな核燃料棒を造ることを、〔プルサーマル〕とか〔MOX燃料〕とかいいますが、その二酸化ウラン濃度は少し高くなって、〔4%~9%〕だそうです。
いずれにしても、原子力発電所の燃料棒の濃度では、核爆弾に必要な濃度には遥かに及びません。水蒸気爆発を核爆発だと煽ったり騒いだりしていた人たちがいましたが、ちょっと哀し過ぎる知識でしたね(^^;
で、北朝鮮やイランが実験中の原子炉では、現在、〔20%〕のものが成功したと伝えられています。そのくらいの濃度のものが造れるということは、70%以上のものも手が届くということだそうで、発電所用などでは無いことだけは、確かなようです。
北朝鮮、空対艦ミサイル発射訓練か
「テポドン2号」のエンジン燃焼実験も
2011年11月16日
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111116/kor11111612010003-n1.htm
韓国の聯合ニュースは、北朝鮮が10月と11月初めの2回、黄海上空で、旧ソ連製の爆撃機イリューシン28から、空対艦ミサイルの発射訓練を実施したと伝えた。
韓国政府筋の情報としている。
発射されたのは、北朝鮮が北方限界線(NLL)のすぐ北側の海岸に配備している、短距離地対艦ミサイル「スティックス」(推定射程距離40キロ超)の改良型という。
航空機からの対艦ミサイル訓練の例は少なく、韓国軍当局は、「NLLの南側ぎりぎりで、作戦行動する韓国軍に対する脅威となる」と指摘。
聯合ニュースは、韓国軍が北朝鮮による対艦挑発を警戒し、地上と洋上からの、対空防御態勢を強化した、と伝えている。
一方、韓国のMBC放送は、北朝鮮が、日本海側の咸鏡北道舞水端里で、10月末、長距離弾道ミサイル「テポドン2」用とみられるロケットエンジンの、燃焼実験をした、と報じた。
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(1390)北朝鮮とイランは友だちです (>_<) ルーピー鳩山。今だからこそ、イランへ \(^o^)/ ②
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