天皇陛下のお言葉全文
2013.08.15
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130815/plc13081513490029-n1.html )
全国戦没者追悼式でお言葉を述べられる天皇陛下と皇后陛下
=15日、東京都千代田区の日本武道館 (鈴木健児撮影)
本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。
終戦以来既に 68年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません。
ここに歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。
全国戦没者追悼式にご臨席された天皇皇后両陛下
=15日、東京都千代田区の日本武道館 (鈴木健児撮影)
2013.08.15
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130815/plc13081513490029-n1.html )
全国戦没者追悼式でお言葉を述べられる天皇陛下と皇后陛下
=15日、東京都千代田区の日本武道館 (鈴木健児撮影)
本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。
終戦以来既に 68年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往時をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません。
ここに歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。
全国戦没者追悼式にご臨席された天皇皇后両陛下
=15日、東京都千代田区の日本武道館 (鈴木健児撮影)
安倍晋三首相の
全国戦没者追悼式式辞
2013.08.15
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130815/plc13081512100022-n1.html )
全国戦没者追悼式で、式辞のため演壇に向かう安倍首相
=15日午前、東京都千代田区の日本武道館 (鈴木健児撮影)
天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者の御遺族、各界代表多数の御列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行いたします。
祖国を思い、家族を案じつつ、戦場に倒れられた御霊 (みたま)、戦禍に遭われ、あるいは戦後、遠い異郷に亡くなられた御霊の御前に、政府を代表し、式辞を申し述べます。
いとしい我が子や妻を思い、残していく父、母に幸多かれ、ふるさとの山河よ、緑なせと念じつつ、貴い命をささげられた、あなた方の犠牲の上に、いま、私たちが享受する平和と、繁栄があります。
そのことを、片時たりとも忘れません。
御霊を悼んで平和を祈り、感謝をささげるに、言葉は無力なれば、いまは来し方を思い、しばし瞑目 (めいもく) し、静かに頭 (こうべ) を垂れたいと思います。
戦後わが国は、自由、民主主義を尊び、ひたすらに平和の道を邁進 (まいしん) してまいりました。
今日よりも明日、世界をより良い場に変えるため、戦後間もない頃から、各国・各地域に、支援の手を差し伸べてまいりました。
内にあっては、経済社会の変化、天変地異がもたらした危機を、幾たびか、互いに助け合い、乗り越えて、今日に至りました。
私たちは、歴史に対して謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻みつつ、希望に満ちた、国の未来を切り拓(ひら)いてまいります。
世界の恒久平和に、能(あた)うる限り貢献し、万人が、心豊かに暮らせる世を実現するよう、全力を尽くしてまいります。
終わりにいま一度、戦没者の御霊に平安を、ご遺族の皆様には、ご健勝をお祈りし、式辞といたします。
全国戦没者追悼式式辞
2013.08.15
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130815/plc13081512100022-n1.html )
全国戦没者追悼式で、式辞のため演壇に向かう安倍首相
=15日午前、東京都千代田区の日本武道館 (鈴木健児撮影)
天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者の御遺族、各界代表多数の御列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行いたします。
祖国を思い、家族を案じつつ、戦場に倒れられた御霊 (みたま)、戦禍に遭われ、あるいは戦後、遠い異郷に亡くなられた御霊の御前に、政府を代表し、式辞を申し述べます。
いとしい我が子や妻を思い、残していく父、母に幸多かれ、ふるさとの山河よ、緑なせと念じつつ、貴い命をささげられた、あなた方の犠牲の上に、いま、私たちが享受する平和と、繁栄があります。
そのことを、片時たりとも忘れません。
御霊を悼んで平和を祈り、感謝をささげるに、言葉は無力なれば、いまは来し方を思い、しばし瞑目 (めいもく) し、静かに頭 (こうべ) を垂れたいと思います。
戦後わが国は、自由、民主主義を尊び、ひたすらに平和の道を邁進 (まいしん) してまいりました。
今日よりも明日、世界をより良い場に変えるため、戦後間もない頃から、各国・各地域に、支援の手を差し伸べてまいりました。
内にあっては、経済社会の変化、天変地異がもたらした危機を、幾たびか、互いに助け合い、乗り越えて、今日に至りました。
私たちは、歴史に対して謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻みつつ、希望に満ちた、国の未来を切り拓(ひら)いてまいります。
世界の恒久平和に、能(あた)うる限り貢献し、万人が、心豊かに暮らせる世を実現するよう、全力を尽くしてまいります。
終わりにいま一度、戦没者の御霊に平安を、ご遺族の皆様には、ご健勝をお祈りし、式辞といたします。
◆「孤立」を恐れ中韓両国に“臣従”する愚
(http://natsunokoibito.blog.fc2.com/blog-entry-279.html )
(抜粋)
さらに(平成13年8月)15日の『全国戦没者追悼式』でも、
「先の大戦において、わが国は、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。 国民を代表して、ここにあらためて深い反省の意を表するとともに、 犠牲となられた方々に謹んで哀悼の念を捧げます」
と述べざるを得なかった。
平成 7年(1995年)8月の村山富市首相談話の、
「わが国は、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました」
との表現を踏襲したものとは言え、戦後、初めて首相が戦没者の遺族を前に、
「わが国は」
と “ 加害” の主役を明らかにし、居並ぶ遺族に、
あなたの父や息子、兄、弟、伯叔父、甥、祖父は、
「アジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えた」 当事者だ
と明言したことは、これまた相当、惨い話である。
上の (抜粋) のある論文を書き写していた時は、
「はらわたが煮えくりかえるとは、これだな!!」
と思いながら、パソコンのキーがブッ壊れるくらいの勢いで叩いていました。
しかし、それから 12年の歳月を経て、日本は今、「追悼式典」に政治や外交を持ちこまない、 真に追悼を行える総理大臣を頂くことが出来ました。
この記事は2013年8月16日保存の再投稿です。