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◆ 世界あれこれ (ドイツ、フランス、そしてフィリピン)

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ドイツ冷戦後初の民間防衛計画を導入へ
国民に食料・水備蓄奨励

2016.08.22
(http://www.afpbb.com/articles/-/3098287 )

ドイツ、冷戦後初の民間防衛計画を導入へ 国民に食料・水備蓄奨励
オーアドルフの訓練地帯で撮影された独軍兵士2016年8月9日撮影)。
(c)AFP/dpa/Martin Schutt



ドイツ政府は、東西冷戦の終結後初めてとなる民間防衛計画今週承認する見通しだ
計画の下、国民は数日分の食糧や飲料水の備蓄などが求められることになる。
21日付の地元日刊紙フランクフルター・アルゲマイネ (FAZ) が報じた。


計画では軍に対する民間の支援優先事項とし、建築物の防災力強化や医療制度の拡充も図る。
24日に政府が承認する見込みという。


FAZ が引用した計画の一節では
「従来型の防衛を必要とするようなドイツ領土に対する攻撃の可能性は低い」
としながらも、
「将来的に除外することのできない、存在が脅かされるような展開に対する十分な備えが必要だ」
と指摘。
また市民に対しては 「10日間分の食糧」 や、1 人当たり 1 日 2リットル程度とみられる 「5日分の飲料水」 の備蓄が奨励されるとも記している。


内務省報道官は AFP の取材に対し、アンゲラ・メルケル首相の内閣が計画を承認する方針であることは認めたが、計画の詳細や同紙報道に関する言及は避けた。


ナチス・ドイツの経験を持つドイツ長年、防衛問題に対しては慎重な姿勢をとってきたが、今年に入って策定した新たな軍事計画北大西洋条約機構NATO欧州連合EU の枠組みの下、(※集団的自衛権の行使ですね) より大きな役割を国外で担っていくことへの野心を示す内容となっていた。


また国内では 7月、イスラム過激派組織 「イスラム国 (IS)」 が犯行声明を出した 2件を含む複数の攻撃が発生しており、治安のあり方をめぐって激論が交わされている。(c)AFP





前閣僚ら出馬相次ぐ反乱
=オランド氏続投ハードル高く
―仏大統領選

2016.08.22
(afpbb.com )

前閣僚ら出馬、相次ぐ反乱=オランド氏続投ハードル高く-仏大統領選
仏中部のアルナック・ポンパドゥールでスピーチするオランド仏大統領 (2016年8月11日撮影)。c)AFP/Mehdi FEDOUACH


来年 4~ 5月に予定されるフランス大統領選をめぐり、オランド大統領が所属する左派陣営から、現政権に不満を持つ閣僚経験者 3人が相次いで出馬を表明した。
オランド氏の支持率は 10% 台と記録的な低水準で推移。
身内の 「反乱」 を受け、続投へのハードルは高まっている。


「現政権の成果は、とても擁護できるものではない」。
オランド氏と同じ左派の与党・社会党に所属するアルノー・モントブール前経済相は 21日、仏東部の地元で支持者を前に政権批判を展開し、出馬の意向を明らかにした。


先週出馬表明した社会党のブノワ・アモン前教育相も、地元紙とのインタビューで 「経済、社会政策のいずれを見ても、(オランド氏は) 最適の候補者ではない」 とばっさり。
社会党と連立を組む環境保護政党 「緑の党・欧州エコロジー」 のセシル・デュフロ元住宅相も、立候補の意思を示している。


オランド大統領は経済活性化を目的に、企業の意向で雇用条件を変えやすくする改正労働法を 7月に成立させるなど、労働者の権利を守る伝統的な左派の考え方とは異なる政策を進めてきた。
モントブール氏らは閣僚時代、政権の方針に異を唱えて更迭された経緯があり、左派有権者が投じる批判票の受け皿となる可能性がある。


大統領選に向け、社会党は来年 1月に予備選を実施して候補者を一本化する予定だ。
オランド氏は再選出馬を目指すかどうかについて 「年末までに判断する」 と説明しており、他の有力候補の勢いをにらみつつ、慎重に勝算を見極める考えとみられる。(c)時事通信社





イタリア~ミャンマー





比大統領中国に落とし前をつけると警告
南シナ海問題

2016.08.24
(http://www.afpbb.com/articles/-/3098573 )

比大統領、中国に「落とし前をつける」と警告 南シナ海問題
フィリピン・マニラのマラカニアン宮殿大統領府で演説する
同国のロドリゴ・ドゥテルテ大統領2016年8月23日撮影資料写真)。
(c)AFP/PPD/KING RODRIGUEZ
 


フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は 24日、南シナ海の領有権争いで解決がみられなければ、いずれ中国と 「落とし前」 をつける時が来るだろうと警告した。


オランダ・ハーグにある常設仲裁裁判所 (PCA) は先月、南シナ海をめぐる中国の主張の大半には法的根拠がないとの判決を下した。
この判決は、訴えを起こしたフィリピン側の圧倒的勝利とみられた。


ドゥテルテ大統領はこれまで、攻撃的な対応で中国を怒らせたくないとの考えを繰り返し示し、緊張緩和のために特使を派遣していたが、24日には中国との対立も辞さない姿勢を示した。


ドゥテルテ大統領は軍基地で兵士たちを前に演説し、
「今は、判決についてわめき散らすことはしない。
だがいずれ、このことについてわれわれが何らかの落とし前をつけなければならない時が来るだろう」
と語った。


中国側は、仲裁判決を無視する方針を明言している。


ドゥテルテ大統領は
「中国は本当の望みを明らかにするべきだ。
望むと望まないにかかわらず、中国はフィリピンのみならずここ東南アジアの全ての国によって、仲裁判決の順守を要求されることになるからだ」
と述べた。


さらに、強大な軍事力を擁する中国に対し、フィリピンへの攻撃について警告し
「私が保証する。
ここに入り込もうものなら、血塗られたものになるだろう。
われわれは簡単には屈しない」
と語った。(c)AFP


  


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