NORDIC UNION
~ Hypocrisy (feat. ERIK MARTENSSON & RONNIE ATKINS) (2016.01.19 公開)
【甘利氏辞任】
「甘利氏を嵌めた週刊文春 『禁じ手』 スクープに
屋山太郎がモノ申す!」…
オピニオンサイト 「iRONNA」 が、
週刊誌報道に端を発した閣僚辞任の背景に迫ります
2016.01.29
(http://ironna.jp/article/2756 )
はっきり言って、今回の週刊文春のやり方は感心しない。
甘利氏の疑惑を告発した 「ネタ元」 とタッグを組んで写真を撮ったり、録音したりするとか、
はじめから甘利氏を罠に嵌めて 「事件」 にしてやろうという魂胆が見え見えだ。
こんなのは、オーソドックスな雑誌記者のやり方じゃないし、何度も言うけど文春らしくない。
もちろん、安倍政権の最重要閣僚を辞任に追い込むぐらいの大スクープなんだけど、なぜか
スカッとしない。
それは彼らが真っ向勝負をしていないからに他ならない。
こんな 「禁じ手」 まで使ってしまうようでは、もうジャーナリズムなんてあったもんじゃない。
かつて、立花隆が月刊誌 「文藝春秋」 で田中角栄の金脈を暴いたときは、誰もが文句のつけ
ようのない完璧な 「調査報道」 だった。
私はね、どうせ政治家のスキャンダルを暴くんなら、ああいうスカッとした調査報道をしてもらい
たいと常々思っている。
「天下の文春」 には特にそれを期待していたしね。
甘利氏の収賄疑惑告発第2弾を報じた週刊文春2月4日号
それはさておき、今回のスキャンダルは、野党にとってはおいしいネタではあったよね。
国会で安倍政権を責める材料が何もないだろうから、本筋の TPP 交渉とかで議論もできない
だろうし、甘利さんのスキャンダルをことさら追及していた。
もうこうなるときりがなくなる。
ところが、甘利さんは弁護士に調査を依頼して、あっさり辞任を表明した。
ぱっと身を引いちゃったもんだから、野党にしてみれば肩透かしをくらったみたいなもんだね。
こうなると、野党の方がひっくり返ってしまう。
いくら野党が反発したところで、疑惑の当事者が辞めちゃったものは仕方がないし、国会に
呼ぶわけにだっていかない。
そう考えると、甘利さんはうまく切り抜けたと思う。
甘利さんは TPP 交渉を推し進めたが、もっと大きな視野で見れば TPP によって日本の市場は
確実に増える。
例えば、1955年に日本は GATT (関税及び貿易に関する一般協定) に加盟したが、その時
は市場が広がるといって日本中が歓迎した。
これは私の個人的な見解だけど、今回の TPP によって、世界の GDP の 4割を占める巨大な
経済圏ができるっていうのに 「反対」 というのは違うと思う。
甘利さんはフロマン (米通商代表部代表) に怒鳴られたこともあったが、アベノミクスの柱でも
あるし、国のためとの思いで必死になってやっていた。
私が記憶している限り、今回のような 「禁じ手」 を使ったスキャンダルは過去になかったの
ではないか。
現金を手渡す時も用意周到に記者が録音や撮影をするなんて、こんな露骨なやり方はこれ
までなかった。
スキャンダルが発覚した当初、自民党内でも 「ヤラセではないか?」 という疑念の声が上が
ったのも無理はない。
昔は政治家の秘書の給料なんて、今とは比べものにならないくらいずっと安かった。
給料の半分はチップで補う欧州の給仕みたいなものだった。
政治家秘書の給料がびっくりするほど安いもんだから、どうやって生活しているのかと思った
ら、政治家の事務所を訪れた陳情客を案内するたびに、彼らはお金をもらってたんだよ。
たとえば、秘書が陳情客に対して 「先生に会わせてやる」 と言って 20万円を受け取って、
その半分をポケットに入れるとか、そんなことは当たり前だった。
秘書を雇う政治家なんかも、彼らに大した給料を支払っていないから、そのことを黙認していた。
でも、時代が変わって、それまでの 「常識」 が金権政治の元凶になっているという批判の方が
大きくなったから、政治家のカネと秘書の給与については、とにかく法律で縛って厳しくすると
いう流れになった。
しかし、甘利さんなんかは当選 11回の大ベテラン。
これは推測なんだけど、古い体質が残っていたんだね、きっと。
その典型的な例が一昨年、政治資金規正法違反で元会計責任者の秘書 2人が有罪判決を
受け、辞任した小渕優子 (元経産相)。
親父の代からの 「金庫番」 が勝手にやっていたんだから、小渕さんは本当に何にも知らなかった。
ロッキード事件のころだったら、政治資金をいくら集めようが犯罪要件は成立しなかった。
田中角栄 (元首相) なんかは、公共工事をばらまいて集めていたんだから。
いま、角栄みたいなことを政治家がやったら、翌朝には留置場だよ (笑)。
だから、昔とはまったく違う。
政治家の倫理観というのは、とにかくカネを絞ることで育つ時代になったんだ。
甘利さんは、安倍さんが最も信頼を寄せる政治家の一人だよね。
麻生 (太郎副総理兼財務相) さんと菅 (義偉官房長官) さんを含めたこの 3人は、安倍さん
にとって特別な存在だったと思う。
そんな甘利さんも、安倍さんの信頼に応えて懸命に支えることで日本を良くしようと考えていた。
それしか手はないと。
安倍さんを利用するだけ利用して、次の総理の座を狙うとか、そんな野心すらなかったはずだ。
私欲がない人で、頭が真っ白になるまで安倍さんを支えた。
彼にとってのそれは、本当にお国のためなんだな。
だからこそ、安倍さんは、甘利さんや菅さんたちには心を許していた。
この 2人は邪心なく、日本を良くしたいという一心で政治を動かしているよね。
甘利さんの後任には、石原伸晃元幹事長が選ばれたけど、その理由は今の閣僚の顔触れを
みれば分かる。
現職閣僚の中に石原派の議員がいないよね。
安倍さんにしても、いつまでも彼を干していてはまずいと思ったんじゃないかな。
彼の政治家としての手腕や人物を評価しているというより、派閥の力学というか、バランスを
重視しての判断だったと思う。
そういう余裕が、今の安倍政権にはある。
では、甘利さんはどうなるのか。
もし復帰のタイミングがあるとすれば、安倍さんが首相をやっている間しかないでしょう。
もしかしたら、1 年ぐらい冷や飯を食って、それから重要ポストに復帰するかもしれない。
いま、最も考えられるポストとしては、自民党政調会長とかなんだろうけど、これだけは確実に
言えるのは、今回のスキャンダルで野党がいくらあがこうとも、今夏の参院選にはほとんど
影響しないと思いますよ。 (聞き手、iRONNA 編集部・川畑希望)
【ややま・たろう】
政治評論家。昭和 7年、福岡県生まれ。東北大卒。
時事通信社入社後、政治部記者、ローマ特派員、官邸クラブキャップなどを歴任。
56年から第 2次臨時行政調査会 (土光臨調) に参画し、国鉄の分割・民営化を推進した。
平成 13年に正論大賞を受賞。近著に 『安倍晋三興国論』 (海竜社) など。
叩けばいくらでもホコリが出て来る依頼人の一色武。そして薩摩興業。
そいつらと手を組んだ週刊文春。
メディアは、なぜ、そっちも話題にしないのだろうか。
ヤバイ連中だから、ヤバイと敬遠してるのかな。
で、攻撃しても大丈夫な甘利さんばっかり話題にしてる。
それにしても TV 番組などが、あまりにも “国民目線” なのが笑える。
日頃、「千万円」 の世界に暮らしていれば、50万円入りの熨斗袋は記憶に残るシロモノかも
知れない。
しかし甘利さんはずっと TPP に関わっていた。「兆円」 の世界で勝負をしていた。
ということは、「千万円」 の世界で言えば 50万円は 「5円」 に相当する。
5円入りの熨斗袋。わざわざフトコロに入れるか? 秘書に丸投げするだろwww
ノルディック・ユニオン、叙情的メロディックHRここにあり
(http://www.barks.jp/news/?id=1000122731 )
NORDIC UNION 『NORDIC UNION』 (2016.01.20)
(Amazon )
プリティ・メイズのロニー・アトキンスとエクリプス/W.E.T.のエリック・モーテンソンに
よるニュー・プロジェクト “ノルディック・ユニオン" 始動 !
北欧出身の両名ならではの叙情派サウンドとロニーのエモーショナルなヴォーカルが
心地よい 2016年度注目のメロディック・ハード・ロック !
日本盤限定ボーナストラック追加収録 !
デンマーク人のロニー・アトキンス (ヴォーカル) はプティティ・メイズのシンガーとして 1983年
にミニ・アルバム 『プリティ・メイズ』 でデビュー。
2枚目のフル・アルバム 『フューチャー・ワールド』 (1987年) で頭角を現わすと、パワー・メタル
・ナンバーからハード・ポップ系の曲、さらにバラードまで、叙情性のあるメロディを武器に日本
でも人気を獲得する。
特に 90年代はジョン・サイクスのカヴァー 「プリーズ・ドント・リーヴ・ミー」 のヒットなどもあって、
日本では頻繁に来日公演を行なっていたが、2002年にギターのケン・ハマーの病気などが
あって活動が停滞してしまう。
しかし、10作目のアルバムの 『ウェイク・アップ・トゥ・ザ・リアル・ワールド』 (2005年) で活動
を本格的に再開させた彼らは、『LOUD PARK 15』 に出演するなど、近年日本でも人気が
再燃している。
一方、スウェーデン人のエリック・モーテンソン (ギター/ベース/キーボード) はエクリプスを
率いてアルバム 『ザ・トゥルース・アンド・ア・リトル・モア』 (2001年) でデビュー。
いかにも北欧らしいメロディアス・ハード・ロック・アルバムとして日本でも注目を集めると、
バンドはこれまで 5枚のアルバムをリリースし、最新作となる 5作目の 『アーマゲドナイズ』
(2015年) も好評を博す。
このエクリプスでシンガー、コンポーザー、プロデューサーとしても才能を発揮しているエリックは
その多彩な実力が認められ、ウォーク・オブ・アートのロバート・サリとエクリプスのエリック、
タリスマンのジェフ・スコット・ソートらによるプロジェクト W.E.T. に参加するなど活動の幅を
広げ、ジミ・ジェイミソンやトビー・ヒッチコックのソロ作品などでも、コンポーザー、プロデューサー、
マルチ・ミュージシャンとして力を貸している。
以上のように世代も国籍も違う 2人によるコラボレーションが実現した本作。
良いメロディ作りに重点を置いたというこのプロジェクトのデビュー作 『ノルディック・ユニオン』 は、
2人のコンポーザーとしての才能と、ロニーの哀愁溢れる歌唱が見事に組み合わさった、
極上のメロディック・ハード・ロック・アルバムに仕上がっている。
ロニー・アトキンス (ヴォーカル)
エリック・モーテンソン (ギター/ベース/キーボード)
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◆ 【甘利氏辞任】 甘利さんはともかく、週刊文春をなぜ追求しないのか!!
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