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(1716) 人工的な地球温暖化と、太陽活動の寒冷期と、どっちが勝つか?!

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(2) 2日目 (02.01.20.59).gif
2013.02.01.20:59に
太陽観測衛星「ひので」から送られた太陽画像
(記事とは関係ありません。)







太陽両極の磁場異変を確認
2013.02.01
(http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=00020130201004 )



「国立天文台」と「理化学研究所」などの研究チームは、太陽観測衛星「ひので」昨年9月に行った、「太陽極域の磁場観測」分析結果を発表した。

太陽「北極域」では磁場がマイナス極からプラス極へ反転する現象急速に進んでいる一方、「南極域」磁場は依然としてプラス極のまま変化が少ないことを確認した。

今回の発表は、昨年4月に行った「太陽の磁場反転」に関する研究発表の、その後の状況について報告したもの。



これまでの長年の観測研究で、太陽では「約11年周期」で、同時に、両極の磁場反転する現象がみられ、次の2013年5月の「太陽活動の極大期」(太陽の黒点数が最大になる時期)と同時に、北極がプラス極へ、南極はマイナス極へ反転すると予測されていた。

ところが昨年1月「ひので」の観測で、北極では約1年も早く反転に向けて磁場がゼロ状態となり、南極では反転の兆しが見られないことが分かった。

その結果、北極南極ともにプラス極となり、「赤道付近」別のマイナス極ができるような、太陽全体の磁場が、「4重極構造」になる可能性が指摘されていた。



そのため、「ひので」による観測を、昨年9月10日から10月7日にかけて集中的に行った。

その結果、「北極域」では低緯度側から磁場の反転が急速に進行し、緯度75度以北までがプラス極に変化していることが推定された。

その半面、「南極」の磁場は、今年1月の最新の観測でも反転の兆候はなく、依然としてプラス極が維持されていることが分かったという。



また、次の「太陽活動」の「極大期」半年ほど後ろにずれ込んで今年秋ごろになるとみられ、その時の「平均相対黒点数」69予想される。

これは、過去100年で最低の極大期黒点数であり、当面太陽活動は低調に推移するものと考えられるという。



こうした太陽活動の異変は、地球「寒冷期」となった、「マウンダー極小期」(1645~1715年ごろ)や、「ダルトン極小期」(1790~1820年ごろ)似ているとも言われる。

国立天文台などは今後も集中的な太陽極域の観測を継続していく。






マウンダー極小期
(Wikipedia )





   


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