12万年前、8度も温暖
グリーンランドの氷床分析
2013.01.28
(http://sankei.jp.msn.com/science/news/130128/scn13012808240005-n1.htm )
北極圏のグリーンランド北部の気温は、12万6千年前には、
今より8度も高かったことが、同地域の氷床の分析で分かった。
国立極地研究所などが参加する国際チームが発表した。
「最終間氷期」と呼ばれる13万年~11万5千年前の気候を、氷床から探る研究の成果。
当時は現在より温暖だったとされるが、これまでデータが不十分だった。
将来の地球温暖化予測に役立つという。
地球では、過去200万年以上にわたって、「寒い氷期」と「暖かい間氷期」が繰り返されてきた。
チームはグリーンランド北部で、厚さが約2500メートルある氷床を円柱状にくりぬいて採取。
内部の空気の量や成分などから、「最終間氷期」の気候を推計した。
白くてデッカイ大陸が「グリーンランド」。
右側の☐で囲んである「デンマーク」の国土です。えっ\(◎o◎)/!
「グリーンランド」という名前は、その右下の「アイスランド」が、ネーミングの所為で開拓者の集まりが悪かったため、だそうです(笑)。
左側の「ピン」で印をつけた場所は、カナダの「カルガリー」。この近くに、世界遺産に指定されている『州立恐竜公園』があります。世界でも珍しい、恐竜の化石がまとまって発見された場所だそうです。
カルガリーよりも南にある日本でも、北海道の方までマンモスの化石が発見されていますね。つまりは、カナダの方まで亜熱帯くらいの気候だったのです。
ということは恐竜時代の前にも、電気だガスだ自動車だと、二酸化炭素排出量が・・・
氷河期
(Wikipedia )
(抜粋)
『氷期と間氷期』
それぞれの「氷河期」と「氷河期」の間には数百万年続く「温暖な期間」がいくつかある。
更に「氷河期」の期間中にも(少なくとも最近の氷河期では)より「寒冷な時期」と「より温暖な時期」がある。
「より寒冷な時期」が「氷期」、「より温暖な時期」が「間氷期」と呼ばれている。
最近の「氷期」が終わったのは、1万年ほど前である。
現在は典型的な間氷期が1万2000年ほど続いていると考えられているが、氷床コアデータによる精密な時期の断定は難しく、世界的な寒冷化をもたらす新しい氷期が間もなく始まる可能性もある。
今のところ「温室効果ガス」を増加させている人為的な要因の方が、ミランコビッチの軌道周期のどの影響よりも重いだろうと信じられているが、地球軌道要素に対するより最新の研究は、人間活動の影響が無いとしても、現在の間氷期は少なくとも5万年は続くだろうとも示唆している。
「氷期」と「間氷期」の変動に関連して、アメリカ国防総省が専門家に依頼して作成した地球温暖化の影響による大規模な気候変動を想定した安全保障についての報告書の存在が2004年に明るみに出て注目を集めた。
それによると、地球温暖化による海流の変化が原因で、北半球では2010年から平均気温が下がり始め、2017年には平均気温が7~8℃下がるという。
逆に南半球では、急激に温度が上がり、降水量は減り、旱魃などの自然災害が起こるという。
(0225) 温暖化のデータはウソ/なははのエコ (^。^) 国連がサバ読みだって
(http://hawkmoon269.blog.so-net.ne.jp/2010-03-09 )
州立恐竜公園
(Wikipedia )
活断層の定義「40万年以降」に拡大
泊、柏崎刈羽で活断層判定か
『原発新基準骨子』合意へ
2013.01.29
(http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130129/dst13012911340004-n1.htm )
『原子力規制委員会』は29日、原発の地震・津波対策の『新安全基準骨子』をまとめる「有識者会合」を開いた。
「考慮すべき活断層の定義」を、従来の「13万年~12万年前以降」から、「約40万年前以降」に拡大。
「定義」の拡大に伴い、北海道電力泊(とまり)原発や、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)敷地内にある断層が、「活断層」と判定される可能性が浮上する。
『骨子』は午後にも合意する。
『骨子案』では、「活断層の定義」を変更するほか、原子炉の重要施設は、地震にともなって地殻変動が発生した場合も、安全機能に影響が及ばないよう求めた。
原発ごとに想定される最大規模の津波を「基準津波」と設定し、防潮堤の設置や重要設備が浸水しない措置を求める。
泊原発敷地内には、11本の断層があり、北電はそのうち3本が、「少なくとも20万年前以降は活動していない」と主張。
柏崎刈羽原発については、東電は原子炉建屋真下にある地層のずれが、約24万年前以降に動いたことを否定していなかった。
いずれも、従来の定義には当てはまらなかったものの、安全基準の見直しで、事業者は40万年前以降までさかのぼって動いた形跡がないか証明する必要に迫られる。
特に柏崎刈羽では原子炉直下に当たるため、再稼働は難しく、廃炉の可能性もある。
『地震・津波の骨子』は、同じく31日にも『骨子』がまとまる、「原発の設計基準」や「過酷事故対策の基準」と合わせ、7月施行の予定。
日本列島の地質と構造
念には念を入れることは必要ですが、
>事業者は40万年前以降までさかのぼって動いた形跡がないか証明する必要に迫られる
って、それを証明するのが、「専門委員会」の仕事だったんでしょうに\(◎o◎)/!
というか、その「専門委員会」には「専門学者」が二人しかいなくて、
あとは分野が違う学者だそうですから、やれやれ(^^;
なんにしても、活断層だの地震だのは、この日本では当り前のことですから、
要は、地震の時の“津波”がネックなのに、それが二の次、三の次にされてる気がする・・・
福島第一だって、
マグニチュード9.0という、日本周辺の観測史上、初めてという巨大地震の時は、
大丈夫だったんですよ。
活断層なんてもんじゃなくて、日本が乗っかってる「太平洋プレート」そのものが、
東北から関東にかけての約500kmが、54mほど、東に動いたんです!!
世界のプレート
大地震が予測されていた場所
「この部分が動いた」という部分が54mほど、アメリカの方に動いた。
韓国(ユーラシアプレート)でも8cmの移動が観測されている。
この地震によって緯度がちょびっと傾き、
一日の長さが目には見えないくらいだけど短くなった。
という地震でも、大丈夫だったんです。
だけど津波にやられました・・・
それを一番に考えましょう。
というか、最新式の原発は、あのくらいの津波でも大丈夫なように設計されてるらしいので、
津波より重大なのは、老朽化原発を、なだめながら使ってたってことだろうなあ・・・
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(1703) 現代人と同じグループの「新人」の誕生は20万年前ごろ。
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