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(1643) iPS細胞の山中伸弥教授ノーベル賞

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先日、 このニュースで感激したところだから、モロ嬉しいです(^^♪







iPS細胞から卵子
世界初、マウス誕生
京大院グループ成功

2012.10.05
(http://sankei.jp.msn.com/science/news/121005/scn12100508100001-n1.htm )


さまざまな組織や細胞の元になる能力がある人工多能性幹細胞(iPS細胞)から卵子作り出しマウスを誕生させることに、京都大大学院医学研究科斎藤通紀(みちのり)教授(発生生物学)らのグループ世界で初めて成功した。

5日付の米科学誌サイエンス電子版に掲載された。

グループ昨年8月マウスのiPS細胞から精子を作製しており、理論的には、iPS細胞から作製した卵子精子受精させ、新たな生命を生み出すことが可能になった。



グループは、マウスの雌の胎児の細胞からiPS細胞を作製。特定のタンパク質を加えて分化を促し、精子や卵子の元になる「始原生殖細胞」を試験管内で作った。

これを、別の雌の胎児から取り出した体細胞と混合させて培養。

卵巣に似た組織を体外で作った上で、雌マウスの卵巣に移植し、卵子を育てた。



約4週間後、移植先から卵子を取り出して体外受精させたところ、健常なマウスが誕生。

このマウスが親となり、孫にあたる子供を産めることも確認した。

胚性幹(ES)細胞でも同様の結果が得られたという。



ただ、受精卵から子供が誕生する確率は、ES細胞から作ると通常の約4分の1、iPS細胞ではさらにその半分程度にまで下がった。

細胞分裂の過程で何らかの問題が発生している可能性が高いという。

斎藤教授は「ヒトへの応用にはかなりの研究が必要倫理的な問題安全性の課題をクリアできるか、多方面から検討していきたい」と話している。



用語解説人工多能性幹細胞iPS細胞

筋肉や血液、神経など、さまざまな組織や臓器になる能力を持つ新型万能細胞。

通常は皮膚などの体細胞に遺伝子を導入して作る。

京都大の山中伸弥教授が平成18年にマウスで、19年にヒトでの作製に成功したと発表した。



      


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