(1545) 魚釣島に「日の丸」掲揚。ニュースになることこそが可笑しい。

日本の、半島・大陸側の“門柱”のような「竹島」と「尖閣諸島」。

右側の門柱は、他所者が勝手にいろんなものをくっつけたり、削ったりしています。

左側の門柱の周りでは、どこのヤツとも分からない者がグルグル回っていたり、
時々、そいつらが門柱の上に乗ったりしています。

だけど日本政府は、「そっとしとけ」とか言ってるだけです。








あのニュース記事をもう一度

尖閣巡視は
「実効支配の打破」目的
中国当局が表明
2012.03.21
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120321/chn12032120150002-n1.htm)




『中国国家海洋局』の東シナ海管轄当局者が
3月21日までに共産党機関紙『人民日報』のインタビューに答え、
沖縄県・尖閣諸島（中国名・釣魚島）海域で
3月16日に開始した
海洋調査（&監視）船の巡視活動について、
日本の実効支配の「打破」を目的にした
「定期」巡視と表明した。


実効支配排除を明確に巡視目的として掲げるのは珍しい。


中国には
「実効支配が50年続くと
国際法の判例で
尖閣諸島が日本の領土として定着しかねない」（日中軍事筋）
との強い危機感がある。


尖閣諸島が
沖縄県とともに米国から日本に返還されてから
50年となる2022年5月が近づくにつれ、
中国は強硬姿勢をエスカレートさせかねない情勢だ。


国家海洋局当局者はインタビューの中で
「（50年の）実効支配によって（日本の領有権を定着させる）『時効』を取得し、
釣魚島を窃取しようとする（日本の）たくらみを打破する」
と力説した。（共同）




日本の接続水域内を航行する
中国の「海監50」（海洋監視船）。
奥は海上保安庁の巡視船「いしがき」
＝3月16日午前7時40分、
沖縄県・尖閣諸島久場島の東南東約27km（第11管区海上保安本部提供）


中国・「海監50」とは？
(http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=56927)




領海：(Wikipedia)
　　国家の主権が及ぶ範囲

接続水域：(http://www1.kaiho.mlit.go.jp/JODC/ryokai/houritu/sea.htm)
　　自国内または領海内における
　　通関、財政、出入国管理、衛生に関する法令の違反について
　　防止や処罰を目的とした措置をとることができる

排他的経済水域：(Wikipedia)
　　『国連海洋法条約』に基づいて設定される経済的な主権がおよぶ水域








政府
東京都の尖閣上陸申請を留保
必要事項などの「書式」そのものを示さず
単なる先送りの口実
2012.08.20
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120820/plc12082023570013-n2.htm)


（抜粋）

藤村修官房長官は記者会見で、
１７日に東京都から『上陸申請』の提出があったと明かし、
「記載内容が不十分で、受理に至らず一時預かりの状態だ。
上陸日時や上陸予定者など
是非を判断する上で必要な事項が
十分に記載されていなかった」
と指摘した。

上陸の可否については
「平穏かつ安定的な維持管理のため
という政府の賃借の目的などを総合的に勘案して判断する」
と述べた。


ただ、政府は東京都に「書式」を示しておらず、
書式不備は「先送りの口実」といえそうだ。


東京都は
申請に必要な事項や宛て先を国に問い合わせているが、
明確な回答はないという。


都幹部は
「１７日に書式を国に提示したのは確かだが、
『上に聞かないと分からない』
と言われた。
正式な申請ではない」
とし、申請があったとする藤村氏の説明を否定した。

（中略）

一方、藤村官房長官は
15日に香港の活動家が魚釣島に上陸した際に
海上保安庁が撮影したビデオについて
「今後の領海警備に支障が生じない範囲で
公開できるか検討するよう指示した」
と述べ、非公開とする方針を翻した。


地方議員ら邦人１０人が尖閣に上陸したことについては
「遺憾だ。事実関係を確認し、関係機関が適切に対応する」
と述べた。







中国だか北京だか香港だかの輩が他人の家に勝手に上がり込んでも
日本国民の税金から、飛行機に乗せてあげてお帰り頂いたりしてるけど
日本国民が上がり込むと、少なくとも“罰金”を獲られます。


現在、日本国は土地の所有者から魚釣島などを借りているので
日本国の“お客様”は丁寧に扱いますけど
そうじゃない人は、立ち入り禁止にしておきたいんでしょうなあ・・・









尖閣諸島
魚釣島に掲げられた

陸上で慰霊祭
2012.08.21
(http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2012/08/0821senkaku/)



香港の活動家が中国国旗を振りかざした
沖縄県石垣市の尖閣諸島魚釣島に
19日、国旗が掲げられた。


「誰かが日本の領土だと示す必要がある」。


上陸した地方議員らはこう話し、
香港の活動家らを強制送還させただけの政府の対応を批判した。


尖閣諸島の魚釣島に上陸した
東京都荒川区議、小坂英二氏と
茨城県取手市議、小嶋吉浩氏は
取材に応じ、上陸理由について「日本の領土を示すためだった」と語った。


ただ、あくまでも偶発的な上陸で計画性を否定した。



☐動画はこちら　「尖閣に日本人が上陸」の映像　魚釣島の海岸で慰霊祭
(↑ クリック)




洋上での慰霊祭に参加した一行のうち10人が尖閣諸島の魚釣島に上陸した。
（写真は日本文化チャンネル桜から提供された動画から静止画にしたもの）



魚釣島の沖で行われた洋上慰霊祭のあと、
午前８時前に先陣を切って海に入った男性に続き小嶋氏は飛び込んだ。


小坂氏もライフジャケットを着込んで後を追った。


「日本の国を守らなきゃ」。


その一心で、何とか泳いで岸にたどりついたという。　


上陸した10人は、たばこなどを供え、灯台に大小２枚の国旗を掲げた。


その後、海辺近くにある慰霊碑の前で約15分、読経をあげ慰霊祭を行った。


小坂氏は
「過去の慰霊祭では約束通り上陸はしなかったが、
（香港の活動家らに対する政府の一連の対応に）
もう限界、堪忍袋の緒が切れた」。


小嶋氏も
「自国の領土なので、何もおもんぱかる必要はない」
と語った。


（写真は魚釣島に上陸した日本文化チャンネル桜から提供された動画から静止画にしたもの）




魚釣島の灯台に掲げられた日の丸。　（映像提供　日本文化チャンネル桜）






海辺近くにある慰霊碑の前で読経をあげて行われた慰霊祭。
（映像提供　日本文化チャンネル桜）






島内の草むらから見つかった「顕彰碑」「鎮魂」などの文字が書かれた木標。
（映像提供　日本文化チャンネル桜）






魚釣島の沖合いからも確認できる大きな岩に描かれた日の丸と「日本国」の文字。
（映像提供　日本文化チャンネル桜）






海辺近くにある慰霊碑から見る日本の海。　（映像提供　日本文化チャンネル桜）






魚釣島から望む海上には慰霊祭に参加した船舶と海上保安庁の巡視船が見えた。
（映像提供　日本文化チャンネル桜）








地元無視の尖閣管理
「港整備」手つかず
慰霊祭同行ルポ
2012.08.22
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120822/plc12082200250001-n1.htm)



沖縄県・尖閣諸島の魚釣島に19日、上陸した地方議員を含む日本人10人、
さきの大戦末期に起きた疎開船遭難事件の慰霊祭を行うため尖閣沖を訪れていた。


上陸について政府は「遺憾だ」（藤村修官房長官）と切り捨てるが、
魚釣島での慰霊を望む遺族の声は根強い。


避難港整備などを怠る政府の姿勢も地元から理解されていない。


慰霊祭に同行してみえたのは、
「日本固有の領土」という常套句が空文化している実態だった。


18日夕、石垣市内で行われた慰霊祭。


海辺の慰霊碑の側に
疎開船遭難事件の遺族、伊良皆高博＝いらみな・たかひろ＝さん（３６）の姿があった。


伊良皆さんは祖父と伯母を魚釣島で亡くしているが、遺骨はまだ収集できていない。


「今回もだめでしたけど、きっといつか島で慰霊祭ができると思います」


自民党の山谷えり子参院議員（６１）がこう話しかけると、
伊良皆さんは「よろしくお願いします」と頭を下げた。


山谷氏は超党派の『日本の領土を守るため行動する議員連盟』会長。


慰霊祭を魚釣島で行うため上陸許可を求めたが、政府はこれを却下した。


議連は石垣市内のほか、洋上でも慰霊祭を行うことにした。


石垣市内の慰霊祭が終わって約３時間後、
記者は石垣漁港で漁船「幸徳丸」（４・６トン）に乗り込んだ。


「尖閣では何が獲れるんですか？」
と幸徳丸船長の砂川幸徳さん（４７）にたずねると
「カンムリブダイだね。ミーバイも獲れる」
と返ってきた。


石垣市や尖閣購入計画を進める東京都の石原慎太郎知事（７９）は、
漁業活動を支援するため避難港建設を政府に求めている。


「本当に必要なんですか？」。


まるっきりの素人質問にも砂川船長は答えてくれた。


「尖閣を往復するには燃油代だけで十数万円かかるよ。
２、３日は漁をしないと元がとれないけど、嵐になると船で寝なくちゃいけなくなるんだよ」


今回の航海は「奇跡的に穏やか」（慰霊祭事務局）だったが、
もともと尖閣諸島の周辺海域は「荒れる海」として有名だ。


３メートルの波にもまれて漁をすることもある。


だが、こうした漁業環境整備も、政府に言わせれば
「平穏かつ安定的に維持・管理」
するための障害となってしまう。


釈然としないまま船室に横たわっていると、船が減速していることに気づく。


辺りはまだ薄暗い午前３時半。


黒く大きな島影が眼前に迫る。


魚釣島だ。


昭和53年に設置された灯台がチカチカと光っている。


「灯台があるのは岸辺でしょ。
これじゃ遠くから見えない。
本当なら山頂に作ってもらいたいよ」


砂川船長がそう教えてくれた。


日の出とともに東の空が赤くにじみ、魚釣島の岩肌が照らされていく。


美しい島ではあるが、上陸すれば軽犯罪法違反の嫌疑をかけられる。


船の上から眺めた絶海の孤島は心なしか頼りなさげに見えた。


船上での慰霊祭が終わった３０分ほど後、
一行のうち都議ら１０人が魚釣島に上陸し、慰霊祭を決行した。


「正当化できないかもしれないが、気持ちは分かるような気もする…」


石垣漁港に戻った山谷氏は複雑な心境を吐露した。（杉本康士）






東シナ海上空から見た尖閣諸島。
手前から南小島、北小島、魚釣島
＝2011年10月13日（海上自衛隊の哨戒機P3Cから、鈴木健児撮影）






Anti-Japan protests across China over islands dispute
19 August 2012 Last updated at 17:25 GMT
(http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-19312226)

Q&A: China-Japan islands row
16 August 2012 Last updated at 04:32 GMT
(http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-11341139)