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(1506) 未来

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国産油ガス田
開発が加速
年間22兆円の流出に
歯止めなるか

2012.07.20
(http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120720/biz12072022290030-n1.htm)



国産石油天然ガス開発加速する。


米国を筆頭に世界で採掘ラッシュ新型石油「シェールオイル」が、
来年にも
国内で初めて秋田で試掘されるほか、他の複数カ所でも開発の検討が進む。


新潟県では国内最大級とみられる油田が試掘される予定だ。


原発の稼働停止で
化石燃料の輸入額が年間22兆円を超えるなか、
国富流出に歯止めをかけられるか期待が高まる。


石油資源開発は
秋田県由利本荘市の鮎川油ガス田で、来年4月にもシェールオイルの試掘に入る。


また県内に保有する申川(さるかわ)油田(秋田県男鹿市)などでも
シェールオイルが含まれる地層の存在が分かっており、商業化に向けて調査する考えだ。


シェールオイルの地層
通常の油田のように原油が地層の間に貯留しておらず、
広範囲に分布している。


国内では
「油ガス田が集中する秋田や山形、新潟あたりなら、
他の油ガス田の周辺でも見つかる可能性がある」(業界関係者)。


南長岡ガス田(新潟県長岡市)などを持つ国際石油開発帝石も関心を示しており、
昨年11月にカナダで権益を取得した同社初のシェールガス開発事業で知見を積んだ後、
「国内を含めて保有鉱区で開発を検討したい」(幹部)という。


一方、JX日鉱日石開発は、保有する新潟県の佐渡南西沖の鉱区で
平成20年に石油や天然ガスがたまりやすい「おわん形」の地層を発見。


面積は約135平方キロメートルに及び、
中に石油や天然ガスが詰まっていれば国内最大級の油ガス田になる可能性が高いという。


同社では「過去にない詳細な調査を行っている」と手応えを得ており、
35年ごろの商業化を目指して来年4~6月に試掘調査を実施する予定だ。


海底に眠るシャーベット状のメタンガス
「メタンハイドレート」開発注目されている


採掘コストの高さなど課題があるが、
和歌山県沖東部南海トラフだけでも
日本の天然ガス消費量約13年分に相当する
約1兆1千億立方メートルが確認されている。


石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、
来年1~3月にも世界初海洋産出試験を実施する。


国産エネルギーの開発熱が高まっている背景には、
原油価格が高止まりしている上、
米国などで商業生産が始まったシェールオイル・ガス採掘技術向上がある。


埋蔵量との兼ね合いで国内資源の開発コストは割高だが、採算が見込める状況となってきた。


シェールオイル・ガスの生産が進む米国では
“シェールガス革命”と呼ばれ、
エネルギー価格を押し下げ、雇用を創出している。


国内のエネルギー消費量に占める国産の割合は
石油が0・4%、天然ガスが2%程度とわずか。


だが、日本エネルギー経済研究所によると、
原発停止に伴う火力発電の増強などで、
今年度の化石燃料輸入額
前年度比4兆5千億円増の22兆6千億円になる見通しだ。


JOGMEC担当者は
国富の流出止めるためにも、
産出量は少なくても国産エネルギーの開発を進めるべきだ」
と話している。








「こうのとり」
打ち上げ成功

2012.07.21
(http://sankei.jp.msn.com/science/news/120721/scn12072111320001-n1.htm)




liftoff_t3_05_l[1].jpg




国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給機「こうのとり」3号機を載せた
国産大型ロケット「H2B」3号機が
21日午前11時6分、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。


こうのとりは約15分後、予定軌道に投入され
打ち上げは成功した。


順調に行けば27日、星出彰彦さん(43)らが滞在するISSに到着する。


こうのとりは
大型バスに匹敵する大きさで
約4・6トンの物資を搭載。


ISS日本実験棟「きぼう」でメダカなどを飼育する水槽や、
きぼうから放出する日米の超小型衛星5基のほか、
星出さんら滞在飛行士の食料や日用品などを運ぶ。


ISS到着時は
星出さんらがロボットアームでつかみ、
28日に取り付けを完了する見込み。


不用品を積んで9月上旬に離脱、大気圏に再突入して燃え尽きる。


再突入時には、
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と
IHIエアロスペースが
共同開発したデータ収集装置で
機体が壊れる様子を初めて撮影。


将来の有人宇宙船につながる帰還カプセルの開発に役立てる。



scn12072118560002-p6[1].jpg



H2Bは
国産主力ロケット「H2A」の増強型で、
JAXAと三菱重工業が共同開発した。


平成21年の初号機から3回連続の成功で信頼性の高さを示した。


3号機の打ち上げ費用は約150億円、こうのとりの製造費は約140億円。


今回の成功で
H2Bの打ち上げ業務はJAXAから三菱重工に移管される見込みで、
同社は
既に移管済みのH2Aと同様に商業衛星打ち上げの受注を目指す。


H2Aと合わせた打ち上げ実績は
計24回、成功率は95・8%に上昇。


今後は
海外と比べて割高なコストの削減による
価格競争力の強化が課題となる。


こうのとりは
ISS参加国の協定で
年1基ずつ、計7回の打ち上げが決まっている。





jaxa_logo[1].gif
(http://www.jaxa.jp/)






宇宙ステーション補給機「こうのとり」3号機(HTV3) ~3度目の宇宙へ~
JAXAchannel-2012.04.25
「こうのとり」は無人の宇宙船です。
3号機では、国際宇宙ステーションに
宇宙飛行士の食料や衣類とともに、国内外の6つの実験装置等を運びます。
また、3号機では
エンジン­や通信装置が国産化され、機体の開発が完了しました。








5月に
アメリカのファルコンが成功したニュースは、
あえて、無視していたのですが、
これでスッキリしました\(^o^)/


ファルコン9
(Wikipedia)☚クリック





  
   
  


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