屋久島縄文杉の登山道、禁煙に
喫煙場所設置
2012.05.26
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120526/trd12052616100004-n1.htm>
縄文杉への登山ルートを歩く人たち
=2011年10月、鹿児島県・屋久島
環境省や鹿児島県などでつくる「屋久島山岳部利用対策協議会」は26日までに、世界自然遺産屋久島(同県屋久島町)の「縄文杉」への登山道について、原則禁煙とする自主ルールを決めた。
荒川登山口から縄文杉まで片道10・7キロのルート上に、高塚小屋など4カ所の喫煙スペースを新設。たばこを吸う場合は携帯灰皿の持参が必要となる。
縄文杉ルートは人気が高く利用者が年々増加。
屋久島観光協会に
「自然を満喫しに来たのに、たばこのにおいが残念」
といった苦情が寄せられたため、対策協議会で対応を検討していた。
自主ルールは法的な強制力はないが、喫煙スペース以外でたばこを吸う人には、ガイドが注意するなどして対応する。協議会が毎年発行している「マナーガイド」にも2013年度版から自主ルールを盛り込むという。
こういった貴重な場所に限らず、野山に火は厳禁です!!!
そのくらいも気がつかないヤツには、タバコを嗜む資格が無い!!!
どうしても、というのなら、水の入ったバケツを首からブラ下げて、その水の上で吸え!!!
ということで、この自主ルールは、法定ルールにすることを希望します。
◇
さて本題w
タバコを法律で禁止している国は、たしかイスラム教の戒律でダメという国以外はなかったと思いますけど、日本でも、お酒なんかと同じように政府がOKを出している以上、喫煙所を設けて、そこでどうぞというのは、昨今の行き過ぎた禁煙運動の中では、やさしい配慮だと思います。
ところが、それに対してまでも、No!!を言う人たちがいるのは困ったものです。
そのことにも通じますが、私がちょっと引っ掛かったのは、
「自然を満喫しにきたのに、たばこのにおいが残念」
という苦情。
私は喫煙者ですが、それでも、自分が吸ってるもの以外の銘柄の臭いは、確かに、クサイです(^^;だからお気持ちはよく分かるのですけれど、自然の中で残念な臭いというのは、タバコに限りません。
香水。オーデコロン。整髪料。化粧品。菓子や料理。などなどなど。やはり自分が使っているものや食べたりしているもの以外の臭いは、クサイですし、気になります。
また、ところどころに書いてますが、私はある種の香料がダメで、自然の中だけでなく、電車や人混みの中、あるいは道で誰かとすれ違った時などに、その香料を使った香水やオーデコロンなどなどの臭いがすると、死ぬかと思うほど咳き込むことがあります。
その臭いは覚えているので、かすかに臭った時点で、即行、ハンカチで防ぎながら咳止めを取り出したりしますけど、そういうアレルギーを持っている人にとっては、残念なんてもんじゃなく、命の危険さえ伴う臭いもあるのですw
だからと言って、その香料を突きとめて、法律で禁止させようなんてことは考えません。だってこの地球上に、私が一人で住んでいるのではないのだし。
で、この屋久島の禁煙ルールと、もう一つ、タバコに関係したニュースがあったので、しばらく放置していた、不思議で、しかも納得が行かない、過剰な禁煙運動について書いてみたいと思います。
がん細胞の増殖抑えるインドの薬草
産総研が効果確認
2012.05.22
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120522/bdy12052215490003-n1.htm>
インドで珍重されてきた薬草「アシュワガンダ」にがん細胞の増殖を抑え、老化を防ぐ効果のあることが独立行政法人・産業技術総合研究所の動物実験などで分かった。
アシュワガンダはインドで滋養強壮や長寿薬として効果があるとされ、アシュワガンダは疲労回復の健康食品などとして海外でも市販されている。ナス科の植物で平地に分布し、インドのほかネパールやパキスタンにも植生する。
産総研は科学的な検証がないアシュワガンダの有効作用に注目。その葉をアルコールで抽出した成分が、正常細胞とがん細胞に与える影響を動物実験などで調査したところ、がん細胞を死滅させ、正常細胞の老化を防ぐ効果があった。
さらに化学的な分析を行った結果、ウィザノンと呼ばれる物質が「p53」というガン抑制遺伝子を活性化させ、がん細胞の増殖抑制や正常細胞の老化防止を導くことが分かった。
産総研では、アルツハイマーやパーキンソン病へのアシュワガンダの効果についても研究を進めており、「健康補助食品や老化防止の化粧品の開発などにつなぎたい」としている。
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【用語解説】アシュワガンダ
インドやネパールの乾燥地などに自生するナス科の低木植物で、約2メートルに成長する。「アシュワガンダ」はサンスクリットで「馬」を意味し、飲めば馬の力を得るなどといわれることが語源とされる。
公益財団法人
喫煙科学研究財団
http://www.srf.or.jp/
ここに膨大な研究資料があります。
その中のどこかに、「タバコ」は癌の抑制効果があり、パーキンソン病にも効果があったという、動物実験の結果などがありますから、ヒマしてたら探してみて下さいw パーキンソン病に対する効果は医学的に認証されていたように思います。
タバコは、ナス科です。
古代南米では、神への儀式に使われた神聖なもので、それがヨーロッパに運ばれた時は、上流階級やカネ持ちあたりだけの、「薬草」としてだったそうです。
ところが、ある時、疫病が大流行して、沢山の人たちが亡くなったのに、タバコを吸っていた人たちは疫病にかからなかったそうで、そのことが伝わると、われもわれもとなって、一般的に広まったのだそうです。
前に取り上げていますが、先進国の中では非常に喫煙率が高いとされる日本が、世界でも有数の長寿国家というのも、それを裏づけているように、私には思えてならないのです。
この2つの統計グラフから見えてくるものは、どんなことでしょうか。
タバコは癌になる、ということでしょうか。
1975年あたりから、日本の喫煙率は段々と下がってきています。
それと反比例して、肺癌等の死亡率が、急激に伸びてきています。
癌の芽が出来て、発症するまでには25年くらいかかったりするそうですが、それだと、このグラフは余計にヘンです。だって1975年頃より前は、もっと喫煙率が高かったのですからw
考えられるものとしては、1975年頃から、急激に伸びたものがあるということです。
「車」です。
1970年くらいまでは、夏になると若者が、そろそろ飽きたから館山に行ってみるかと、江の島から、東京のド真ん中を突っ切って、房州の館山まで、高速道路なんて使わずに、2時間ちょっとくらいで走れたのです。そのくらい、車が少なかった。
ところが今は、田舎では一軒の家に車が2台というのが普通です。子供が大きくなると3台、4台。その他に、農家は軽トラなんかも2台あったりします。
一般道も国道もバイパスも高速道路も、どっかこっかで渋滞してるのが日常です。
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禁煙運動はウーマンリブの一環で、「クサイから、別の部屋で吸って!!」というのから始まりました。
やがてそこにアメリカの製薬会社の癌データが加わったりして、車社会のアメリカから、禁煙運動が世界に発信されるようになりました。
しかし、そのアメリカは、WHOの「たばこ枠組み条約」を批准していません。
そして、禁煙運動をここまでヒステリックな世界運動にしたのは、WHOの日本支部です。
そういえば、一時期は外国から来た人たちが、日本の禁煙制裁は異常だと言ってましたね。日本人はとかく潔癖すぎる性質ではあります。
が、しかし、WHO日本支部を先導した女性は、その後、アメリカの製薬会社に入社しました。
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付け加えると、WHO本部ではタバコの害として、一番に、「虚血性心疾患」をあげています。これは日本人には非常に少ない病気だったのですが、近年は食事が豊かになったことでコレステロールなどが増えたために、徐々に、多くなって来ているそうです。
虚血性心疾患の一次予防ガイドライン
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/JCS2006_kitabatake_h.pdf
それにしても、タバコだけに全ての原因があるかのような報道は、誤解や早のみ込みなどを含んだ風評被害となって、物凄い勢いで広がりましたね。
このグラフは、パッと見た時に私にはチンプンカンプンだったのですが(笑)、つまりは2006年の統計では、世界中で、例えば虚血性心疾患で亡くなった人が750万人くらいいて、その中の100万人くらいがタバコ、あるいは副流煙を吸っていた、というワケですね。
じゃあ、あとの650万人の原因は何さ!!という疑問だけでなく(笑)、飲酒、車の運転、過労などなど、タバコ以外にも統計をとってもらいたいものが一杯あるような気がしませんか?
WHO本部では、タバコは世界中の保健関連の物事の中の、1つに過ぎません。
タバコと同じように、エイズや麻薬や貧困や肥満や化学物質などなど様々な心配をしています。
でもWHO日本支部は、タバコだけ、といっても過言ではないくらい、力を入れていますw
開いてみれば 一目瞭然w
WHO
http://www.who.int/en/
WHO日本支部
http://www.who.int/kobe_centre/ja/
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たばこバッシング: どうも納得がいかない(^^;
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