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(1349)教科書採択:石川県の場合。圧力に屈した加賀市。うまく騙された小松・能美地区w

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2011年12月05日
教育委員に文書で心理的圧力も
教科書採択、制度の根幹揺らぐ

http://sankei.jp.msn.com/life/news/111205/edc11120512160001-n1.htm


教科書採択をめぐり、
石川県加賀市の審議で
「圧力」があった疑いが浮上した。


採択の現場ではこれまでも、
委員の自宅に電話や文書で心理的圧力をかけるケースも報告されており、
識者は
「採択制度を脅かしかねない行為」
と指摘している。


沖縄県教委では
圧力を通り越し、
政府見解をねじ曲げて指導する
異常事態が続く。


採択制度の根幹が揺らいでいる。


不自然な経緯


「特定の教科書を採択させないために言ったのではない」。


石川県加賀市教育委員会の
中学歴史と公民の採択審議で、
教育委員に
圧力とも受け取れる発言をした同市教委の幹部職員は
こう釈明する。


だが、
採択の審議は
この発言を境に
不自然な経緯をたどった。


議事録によると、
7月22日に行われた採択審議は、
教育委員長が冒頭、
採択委員会が推薦した第1候補について意見交換し、
問題がなければ承認するという方法を提案。


「場合によっては投票もある」とした。


歴史と公民以外はほとんど議論はなかった。


問題の歴史の審議で、
女性委員の1人が
第1候補教育出版について
「日本の国自体を必要以上に卑屈に感じさせてはいないか」
と質問した。


教育長は
「そういうふうに読み取れるかもしれない」
と述べた。


さらに女性委員が
日本を背負っていける意識付けができる教科書が選べたらいい
と発言すると、
教育長は
「そういう宣伝を一番やってきたのは育鵬社と自由社だ」
と指摘し、
「理念は誰しも賛成だが、
学校現場に教育委員会として説明できる教科書にしないといけない」
と述べた。


その後も
「女性委員3人」対「教育長と委員長」
という構図で議論が続き、市教委幹部職員が休憩を提案。


教育長が
「それぞれの考えがあり無記名投票にせざるを得ないかもしれない」
と発言すると、
教育委員長も「無記名投票がふさわしいとも考えられる」と応じた。


休憩中“圧力”


議事録の流れからは、
休憩後に投票が行われてもおかしくないが、
実際は
投票がなかったばかりか、
追加議論もないまま
第1候補教育出版承認された。


休憩中
幹部職員が女性委員らにした
責任を取れるのか
という趣旨の発言がきっかけで、
流れが変わった様子がうかがえる。


幹部職員は
「休憩中、女性委員3人が話をしていたので、
そこで何かがあったのかという気がするが、
私の発言でそうなったのか、
議論の末そうなったのかは
分からない。
私の言葉で意見を曲げたとなると、
逆に信念はなかったのかとも思う」
と語った。


教育問題に詳しい秋山昭八弁護士は
「審議中に圧力とも受け取られかねない発言をするのは問題だ。
教職員組合などの意向を受けた事務方主導で進められるケースも少なくなく、
教育委員は
周囲の言動に左右されることなく、判断することが重要だ」
と指摘する。








2011年12月06日
育鵬社教科書、事務局主導で不採択
小松・能美地区 2教委推薦を覆す

http://sankei.jp.msn.com/life/news/111206/edc11120611130003-n1.htm


今年7月に行われた
石川県
小松市と
能美市、
川北町の
3市町からなる「小松・能美採択地区協議会」の
中学歴史と公民教科書の採択で、
小松、川北の2教育委員会が
「日本教育再生機構」のメンバーらが執筆した育鵬社の教科書を
推薦したにもかかわらず、
協議会で不採択とされていたことが5日、分かった。


協議会メンバーは各教委事務局が中心の構成。


石川・加賀市教委の「圧力発言」同様、
中立的立場で採択にあたる教育委員の判断を形骸化し、
事務局が主導する構図がまたも浮上した。


小松・能美採択地区協議会は7月12日、
歴史、公民とも帝国書院を選定、
3市町に答申した。


通常、各教委は答申通り採択するが、
小松市教委は同21日に
教育長を除く4人の教育委員が帝国書院ではなく育鵬社を推薦、
川北町教委も同22日に賛成多数で育鵬社を推薦。


能美市教委は帝国書院を推薦し、
3市町間で一致しなかった。


このため同26日に協議会で再協議が行われた。


ところが、
メンバーは3市町の保護者3人のほか、
3教委の事務局である教育長と
学校教育課長が加わる
計9人で、
事務局中心の構成のため、
育鵬社を推薦した小松、川北両市町側から育鵬社支持の意見は出ず、
全会一致で歴史、公民とも帝国書院が選定された。


文部科学省によると、
採択地区の最小単位は「市もしくは郡」で、
小松市が採択地区から離脱して単独採択することは可能。


小松市教委では7月30日に、
育鵬社を支持する教育委員4人から
「採択地区を離脱して育鵬社を採択したい」
との意見も出されたが、
市教委事務局から
「県教委への報告期限が8月4日で手続き上、間に合わない」
と指摘され、断念した。


しかし、文科省の省令で
県教委が文科省に教科書の需要数を報告する期限は9月16日で、
1カ月以上も期間があった。


結局、3教委とも、協議会の答申に従い帝国書院を採択した。


協議会委員長を務める小松市の坂本和哉教育長は、
「各教委の意向を踏まえ、議論したので問題ない」
としている。


教科書採択に詳しい拓殖大学の藤岡信勝客員教授は
「事務局主導で
教委の意向が採択に反映されないのは、
教委に採択権を与えた地方教育行政法の趣旨に反する」
と指摘している。





森さん!!いつまでも自民党で老害を振りまいてないで、さっさと地元を掃除しなさいよ!!




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