2011年07月15日
育鵬社の歴史教科書
大田原市教委が採択
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110715/edc11071520310002-n1.htm
栃木県大田原市教委は15日、教育委員会を開き、
市立中9校で2012年春から4年間使用する歴史と公民の教科書について、
「日本教育再生機構」のメンバーらが執筆した育鵬社の教科書を採択した。
育鵬社教科書の採択は全国で初めて。
市教委は
平成17年に市区町村立中では
全国で初めて扶桑社の教科書を採択。
21年の教育委員会でも継続使用を決めている。
教育委員会には委員6人が出席。
「領土問題や拉致問題などが適切に掲載されている」
「学習指導要領に沿っている」
など育鵬社を推す声が多数を占めた。
採択は委員長を除く5人で行われ、
賛成4人、反対1人の賛成多数で
育鵬社の教科書に決まった。
新江侃教育長は採択理由について
「歴史教科書は歴史人物の掲載が多く、
コラムなどで生徒の関心をひく構成になっている。
また
公民も人権学習の内容が充実している」
などと述べた。
2011年07月21日
栃木県下野市
育鵬社の歴史教科書を採択せず
「主張調査なし」と選定委
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110721/edc11072118120000-n1.htm.
栃木県下野市教委は21日の定例委員会で、
2012年春から市立中学校4校で使用する歴史教科書について、
市教科書選定委が15日に選んだ
育鵬社の歴史教科書(日本教育再生機構のメンバーら執筆)を採択せず、
これまで使用していた東京書籍の教科書を採択した。
定例委員会には古口紀夫教育長ら委員5人が出席。
選定委が
「さまざまな視点から考えさせる工夫がされている」
として選定した育鵬社の歴史教科書の採択を
反対多数で否決した。
歴史教科書以外は選定委が選んだ教科書を採択した。
採択後に記者会見した市教委の永山伸一委員長は
「(自虐史観を修正するという)育鵬社の主張について
調査が行われていなかった。
核心部分に触れず採択できない」
と説明した。
市教委によると、
選定委が育鵬社の教科書を選定して以降、
賛成と反対あわせて100件を超す意見が寄せられたという。
永山委員長は
「外部の意見に動かされず判断した。
手紙など一切見ていない」
と話した。
下野市の一部を含む旧・下都賀採択地区では
平成13年、
教科書採択協議会が扶桑社の中学歴史教科書の採択を決めたが、
各市町の教育委員会に対し
電話やファクスによる抗議活動が起き、
当初の決定を覆して
東京書籍を採択していた。
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(1346)教科書採択:全国に先駆けて自虐史否定の大田原。自虐史踏襲の下野。栃木県
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