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(1344)教科書採択:名古屋市の場合

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2011.07.09
「内容本位の開かれた採択に」
名古屋市で
歴史教科書公開討論

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110709/edc11070921080001-n1.htm


平成24年度から中学校で使われる歴史公民教科書
内容本位の開かれた採択で選ぶための公開討論会
名古屋市内で企画されていることが9日、分かった。


教科書を実際に選ぶ市の教育委員のほか
河村たかし市長も出席する予定で
教科書会社全社にも参加を呼びかけた。


こうした企画はこれまで全国的にも例がなく、注目を集めそうだ。


企画しているのは
自民、民主の超党派の有志市議からなる
「歴史教科書を考える名古屋市会議員の会」(代表・藤沢忠将氏)。


12日午後、
市役所内で
「中学校歴史・公民教科書の公開討論」
を企画し、
歴史と公民を発行する教科書会社7社に参加を呼びかけた。


当日は、
愛知県内の大学教授による教科書に関する基調講演に続き、
教科書の会社
自社の教科書の長所をはじめ
編集方針工夫などを
同一時間内で順にプレゼンテーションする。


参加市民との質疑応答もあり
実際に教科書を決める教育委員も参加し、
最後は河村市長の講評で終わる予定。


これまでに
育鵬社
自由社
出席の意向。


東京書籍
日本文教出版
帝国書院
清水書院
現在使用中教育出版
5社
出席辞退の方針で
主催者側は引き続き参加を呼びかける。


教科書採択
地域代表の教育委員が
教科書に実際に目を通したうえで
どれがふさわしいかを決める制度。


だが、
実際の採択審議
形骸化した自治体も多く、
初めから結論ありきの自治体や
学校現場の希望社をおざなりの審議で追認する場と化し、
前例踏襲を繰り返す自治体も少なくない。


主催者側は
「名古屋市も表面的な意見が出るだけで、
短時間で決まる場合がほとんど。
制度本来の趣旨にかなった採択とは言い難い
と指摘。


児童生徒人格形成上、大きな意味を持つ教科書選びで
市として『こんな児童生徒を育てたい』という
確固とした教育観や見識に基づき採択してほしい。
公開討論会をその第一歩にしたい」
と話す。




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