2011.07.10
尊徳より韓国を選んだ小田原市民
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110710/edc11071011330000-n1.htm
教科書採択の“熱い夏”がやってきた。
2012年春から使われる中学校の教科書が、
2011年8月31日の期限までに、
全国の教育委員会や国立中、私立中で選ばれる。
大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」の大阪市議団は、
愛国心の育成が盛り込まれた改正教育基本法と
新学習指導要領に沿った教科書を採択するよう市教委に求める。
具体的には育鵬社と自由社を指しているという。
育鵬社は
平成14年度から発行されている
扶桑社の歴史・公民教科書を継承したフジサンケイグループの教科書会社で、
教科書改善の会(屋山太郎代表世話人)のメンバーが執筆。
自由社は
扶桑社教科書から分かれた「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書だ。
大阪府内では
昨年から私立浪速中(大阪市住吉区)で扶桑社の教科書を使用しているが、
公立中では採択されておらず、
教育委員会の判断が注目される。
一方、
神奈川県小田原市議会は6月16日の本会議で、
育鵬社と自由社の歴史教科書を
採択しないよう求める
在日本大韓民国民団湘西支部の陳情を
賛成多数で採択した。
朝日新聞によると、
審議では
育鵬社などが「反韓国、反中国の感情をあおり立てている」
という意見が大勢を占めたという。
こういう問題では、
自分の意見と
議会の意思が
合っているかいないかでダブルスタンダードになりがちだが、
私は
教育委員会は
住民の意見を聞いた上で採択の権限と責任を果たすべきだと考えているので、
育鵬社などを排除せよ
という議会の意思が示されれば尊重すべきだと思う。
ただし、
今回の陳情を行ったのは
民団湘西支部という
外国人団体であり、
教育への内政干渉だ。
教育基本法は
「国民の育成」をうたっており、
外国人より前に
国民の意見を聞くべきだろう。
長く教科書問題を取材しているが、
過去にこんな陳情が通った例はない。
恥をかくのは、
そんな議員たちを選んだ小田原市民だ。
育鵬社などを除く5社の教科書には
小田原が生んだ二宮尊徳が載っていない。
小田原市民は
郷土の偉人よりも
内政干渉受け入れを選んだことになるのだ。
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(1341)教科書採択:神奈川県の場合①小田原市
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