子連れ熊本市議めぐる
NHKニュースに批判殺到
「批判はほぼ無視」
2017.11.30
(www.sankei.com/entertainments/news/171130/ent1711300009-n1.html )
熊本市議会議場で生後7カ月の長男を抱える緒方夕佳市議(右)を
説得する議長(左から3人目)ら=22日、熊本市
熊本市議会の定例会で、女性市議が生後7カ月の長男を連れて議場入りした問題について、NHKが30日に放送したニュース番組が、市議の行動を擁護する一方的な内容だとして批判の声が上がっている。
インターネット上では、子供を連れての議会出席に 8割超が「認めるべきではない」と回答した調査もあり、公共放送のバランス感覚が問われる事態になっている。
子連れOKの海外…
アナウンサー「進んでいる」
熊本市議会の問題を報じたのは、30日朝の「NHKニュース おはよう日本」。
番組の冒頭、ネット上で市議の行動に対して賛否の声があると紹介したうえで、短文投稿サイト「ツイッター」上で著名人らを中心に「#子連れ会議OK」というキーワードをつけて意見を表明する動きが出ていると伝えた。
脳科学者の茂木健一郎さんが「普通の生活と続いた、開かれた議会にした方が討論の内容も絶対によくなると思う」との意見が紹介されていた。(←ご自分の脳を検査して下さいw)
番組はさらに国政に目を向け、昨年11月に出産したという立憲民主党の西村智奈美衆院議員が、議員会館で子供をおぶって来客する様子などを紹介した。
また、規則を改正して子供連れで議会に出席できるようになったというニュージーランド議会で、女性議員が議場で授乳したり男性議長が討論中に乳児を抱いてあやしたりする事例を伝えた。
アナウンサーは
「ほっこりしますね」
「進んでいる気がしますね」
などと発言した。
最後は、女性の政治参加に詳しいという専門家が登場し、「議会は全ての人に公平に開かれているということが重要」などとのコメントを紹介した。
「批判はほぼ無視」
「スタジオは子供同伴可能?」
ネット上の短文投稿サイトでは、この放送に対して批判が相次いでいる。
《市議に好意的な取り上げ方で批判はほぼ無視。詳しくない視聴者は誘導されてしまう》
こうした “偏向” ぶりを問題視する声が上がったほか、番組の「理想主義」に懐疑的な目を向ける次のような投稿も目立った。
《番組のスタジオのアナウンサーやキャスターが赤ちゃん同伴は可能でしょうか? 立憲民主党の代議士の事例が紹介されていたが、自身の事務所に連れて行くのと議場に連れて行くのとはことが違う》
《会社なら会議に赤ん坊を連れてく社員はいないし、小売業なら赤ん坊を抱えて売り場に立てないでしょう。議会に赤ん坊連れてくなんて非常識》
ネット調査では
子連れを「認めない」が8割超
ところで、ネット上では、熊本市議会の女性市議の行動はどのように見られているのだろうか。
ウェブサイト「Yahoo!ニュース」で行われている乳児連れでの議会出席の可否を問う意識調査(30日午後4時現在)では、
「認めるべきではない」との意見が82・6%(20万8634票)で、
「認めるべき」の17・4%(4万3975票)を大きく上回っている。
確かに、子育て中の女性の議会参加が重要な問題であることに議論の余地はない。
また著名人の発言や、海外の事例には「先進性」が感じられるかもしれない。
とはいえ、公共放送が賛否の分かれる問題を報道する際、バランス感覚は求められてしかるべきだ。
(文化部 放送取材班)
■ 熊本市議会で11月22日に開かれた定例会で、緒方夕佳市議が生後7カ月の長男を連れ、議席に座った。
議長らと押し問答となり、本会議開始が約40分遅れた。
市議会は議員以外を傍聴人とみなし、傍聴規則でいかなる理由でも議場に入ることはできないと定めており、緒方市議は妊娠が判明した昨年から議会事務局に相談してきたが、前向きな回答が得られず強行したという。
29日には、議事進行を妨げた責任があるとして、緒方市議に対して議長名の文書による厳重注意が決定。
緒方市議は謝罪した。
NHKニュースに批判殺到
「批判はほぼ無視」
2017.11.30
(www.sankei.com/entertainments/news/171130/ent1711300009-n1.html )
熊本市議会議場で生後7カ月の長男を抱える緒方夕佳市議(右)を
説得する議長(左から3人目)ら=22日、熊本市
熊本市議会の定例会で、女性市議が生後7カ月の長男を連れて議場入りした問題について、NHKが30日に放送したニュース番組が、市議の行動を擁護する一方的な内容だとして批判の声が上がっている。
インターネット上では、子供を連れての議会出席に 8割超が「認めるべきではない」と回答した調査もあり、公共放送のバランス感覚が問われる事態になっている。
子連れOKの海外…
アナウンサー「進んでいる」
熊本市議会の問題を報じたのは、30日朝の「NHKニュース おはよう日本」。
番組の冒頭、ネット上で市議の行動に対して賛否の声があると紹介したうえで、短文投稿サイト「ツイッター」上で著名人らを中心に「#子連れ会議OK」というキーワードをつけて意見を表明する動きが出ていると伝えた。
脳科学者の茂木健一郎さんが「普通の生活と続いた、開かれた議会にした方が討論の内容も絶対によくなると思う」との意見が紹介されていた。(←ご自分の脳を検査して下さいw)
番組はさらに国政に目を向け、昨年11月に出産したという立憲民主党の西村智奈美衆院議員が、議員会館で子供をおぶって来客する様子などを紹介した。
また、規則を改正して子供連れで議会に出席できるようになったというニュージーランド議会で、女性議員が議場で授乳したり男性議長が討論中に乳児を抱いてあやしたりする事例を伝えた。
アナウンサーは
「ほっこりしますね」
「進んでいる気がしますね」
などと発言した。
最後は、女性の政治参加に詳しいという専門家が登場し、「議会は全ての人に公平に開かれているということが重要」などとのコメントを紹介した。
「批判はほぼ無視」
「スタジオは子供同伴可能?」
ネット上の短文投稿サイトでは、この放送に対して批判が相次いでいる。
《市議に好意的な取り上げ方で批判はほぼ無視。詳しくない視聴者は誘導されてしまう》
こうした “偏向” ぶりを問題視する声が上がったほか、番組の「理想主義」に懐疑的な目を向ける次のような投稿も目立った。
《番組のスタジオのアナウンサーやキャスターが赤ちゃん同伴は可能でしょうか? 立憲民主党の代議士の事例が紹介されていたが、自身の事務所に連れて行くのと議場に連れて行くのとはことが違う》
《会社なら会議に赤ん坊を連れてく社員はいないし、小売業なら赤ん坊を抱えて売り場に立てないでしょう。議会に赤ん坊連れてくなんて非常識》
ネット調査では
子連れを「認めない」が8割超
ところで、ネット上では、熊本市議会の女性市議の行動はどのように見られているのだろうか。
ウェブサイト「Yahoo!ニュース」で行われている乳児連れでの議会出席の可否を問う意識調査(30日午後4時現在)では、
「認めるべきではない」との意見が82・6%(20万8634票)で、
「認めるべき」の17・4%(4万3975票)を大きく上回っている。
確かに、子育て中の女性の議会参加が重要な問題であることに議論の余地はない。
また著名人の発言や、海外の事例には「先進性」が感じられるかもしれない。
とはいえ、公共放送が賛否の分かれる問題を報道する際、バランス感覚は求められてしかるべきだ。
(文化部 放送取材班)
■ 熊本市議会で11月22日に開かれた定例会で、緒方夕佳市議が生後7カ月の長男を連れ、議席に座った。
議長らと押し問答となり、本会議開始が約40分遅れた。
市議会は議員以外を傍聴人とみなし、傍聴規則でいかなる理由でも議場に入ることはできないと定めており、緒方市議は妊娠が判明した昨年から議会事務局に相談してきたが、前向きな回答が得られず強行したという。
29日には、議事進行を妨げた責任があるとして、緒方市議に対して議長名の文書による厳重注意が決定。
緒方市議は謝罪した。
国会に赤ちゃんを連れてきたのは、
スペインの政治家が初めてではない。
世界各国での動きは?
2016.01.27
(www.huffingtonpost.jp/2016/01/25/baby-congressman_n_9067452.html )
スペインの左派ポデモス党の議員、カロリーナ・べスカンサ氏は、
スペイン国会に、自分の赤ちゃんを連れて行き、批判と称賛を浴びた。
反緊縮財政策を掲げるスペインのポデモス党の議員のカロリーナ・べスカンサ氏は 1月13日に国会に赤ちゃんを連れて行ったことで、国際ニュースの見出しになり、(← 世界的にも稀有な事象だと分かる) 彼女に敵対する人たちからは、怒りを買った。
彼女の賛同者は、1人の働くお母さんが、母親としての責任を世に示したことを称賛した。
この時、スペイン国会では12月の選挙を受け、ヒートアップした政治論争が繰り広げられていたが、スペインの評論家や一部のフェミニストグループは、彼女の行動を激しく非難した。
べスカンサ氏が所属する政党、ポデモス党は、彼女が「仕事と家庭をうまく両立させようとしながらも、今日、それが出来ないでいる全ての女性を代表して、意思表示のパフォーマンス」を見せようとした、と述べた。
それは、社会政治的な意味合いを含み、きちんと計画された、インスピレーションを与えるような行動だった。
女性たちはこれまでも様々な国で、党の所属が異なっても同じようなことを実践、いろいろな意味合いをもたらし、反応を引き起こしてきた。
国会に赤ちゃんを連れてきた初期の頃の女性の中に、カナダの新民主党のミッシェル・ドックリル氏がいる。
彼女は1998年、オタワの国会で、当時の社会民主党員が欠席ができなかったので、7カ月の赤ちゃん、ケンジー・ジェームズちゃんを連れて来た。
議長は、カナダ国会への
「食事や食べ物の持ち込み」は禁止する
という規則をそれとなく引き合いに出し、彼女に同じことを繰り返さないよう要求した。
2012年には、カナダの議員、サナ・ハッサイニア氏が、3カ月の赤ちゃんを連れて、庶民院に現れた。
理由は、彼女の夫の都合が悪く、赤ちゃんの面倒が見れなかったからだ。
彼女はすぐに、赤ちゃんが起こした騒ぎで、議長から警告を受けた。
彼女の同僚は写真を撮ったが、その撮影行為はカナダの国会では禁じられていた。
べスカンサ氏とほとんど同じで、ハッサイニア氏も、働く親が毎日直面する困難を表現し、自国で議論を引き起こした。
「こうしたことが考慮されないと、女性、特に若い女性が政治に関わることを思いとどまってしまうようになります。これは非常に残念なことです」。
ハッサイニア氏は当時、こう語った。
(中略)
アルゼンチンでは2015年7月、急進市民同盟所属のビクトリア・ドンダ議員が、彼女の赤ちゃん、トリルセを国会に連れて行くことを止めなかった。
そして、彼女は自分の席で授乳もした。
理由は赤ちゃんがお腹が空いていたからだ。
彼女の行動は、世界中で批判と称賛を招いた。
この行動は、アルゼンチン国内の公共の場での授乳についての物議を加速させた。
その数カ月前、チリで、共産党の議員、カミラ・バジェッホ氏が、国の税金システムをめぐる採決の場に、当時もうすぐ2歳になる娘を連れて出席した。
前議長、ホルヘ・スチョルソン氏からの批判的な数件のツイートが、議員が職場に子供を連れてきてもいいかどうかという、議論を巻き起こした。
(中略)
衆議院事務局広報課によると、日本では、慣例として議員本人にしか議場に入れず、これまでに赤ちゃんを連れて来た議員はいない。
「特段の決まりや法規はない。しきたりになっている」(同課)という。
また、国会議員の子育てをめぐっては、自由民主党所属の宮崎謙介氏は、21日間の育児休暇を取るつもりだと公表し、議論を呼んでいる。
わずか2%の父親しか、与えられた育児休暇を取らないこの国では、1つの無節制だと一部から思われている。
宮崎氏の同僚、日本の国会議員の中には、宮崎氏の決断を「評判を落としている」と言ったり、国民に奉仕する時間を休暇に使うことを非難したりした者もいる。
ヨーロッパでは、フォルツァイタリア党の議員、リチア・ロンズーリ氏が、この議論の主役を演じた。
なんとヨーロッパ議会でのことだ。
ロンズーリ氏の娘のヴィットリアちゃんは現在5歳になるが、彼女は生まれて数カ月の頃から、ヨーロッパ議会の常連だ。
(中略)
フランスでは、国会の場に赤ちゃんが現れたことは、まだ一度もない。
しかし、数週間後には、フランスのデジタル担当大臣のアクセル・ルメール氏が、出産予定で、情報化社会に向けたデジタル共和国構想の法案を推進するのに間に合わないよう、職場復帰を遅らせるという彼女の決断は、キャリア対母業に関する問題で、女性が選択する様々な立場の1つの例となっている。
彼女の決断は、前法務大臣のラチダ・ダティ氏の決断とは、対照的だ。
ダティ氏の場合は、2009年に娘ゾラちゃんを出産後、5日後に職場に戻った。
ルメール氏は、ダティ氏の姿勢を尊重はするが、根本的に彼女とは考え方が違うと述べた。
「育児休暇は、権利というだけではなくて、現実のことであり、お母さんと赤ちゃんの両方にとって、生理的、物理学的、心理的に必要なことなのです」。
スペインでは2011年11月にも、ヒートアップした論争があった。
ソラヤ・サエンス・デ・サンタマリア氏が選挙で保守派の国民党が勝利した後、サパテロ氏率いるスペイン社会労働党とともに、政権移譲を交渉するために育児休暇をとらなかった。
冒頭のべスカンサ氏の話に戻ろう。
最近の一連の論争の最中、理解されていないのは、単純なことだ。
彼女が、赤ちゃんを連れて行くと決めたのは、スペインの国会議員が集うカレーラ・デ・サン・ヘロニモの議事堂で、初めてのことではないのだ。
1991年、激しい予算議論が交わされる中、統一左翼党の議員、アンへレス・マエストロ氏が、国会に赤ちゃんを連れてきて、授乳をした。
しかし、彼女は、フェリックス・ポンス氏が用意したオフィスでこっそり授乳した。
彼女は、自分の席で授乳している写真を撮られることは嫌だったからだ。
彼女は露出を恐れた。
それから間もなくして、写真家が、共産党の国会で、以下の写真を撮った。
一般進行役、フリオ・アンギタ氏のスピーチの間に。
スペインの政治家が初めてではない。
世界各国での動きは?
2016.01.27
(www.huffingtonpost.jp/2016/01/25/baby-congressman_n_9067452.html )
スペインの左派ポデモス党の議員、カロリーナ・べスカンサ氏は、
スペイン国会に、自分の赤ちゃんを連れて行き、批判と称賛を浴びた。
反緊縮財政策を掲げるスペインのポデモス党の議員のカロリーナ・べスカンサ氏は 1月13日に国会に赤ちゃんを連れて行ったことで、国際ニュースの見出しになり、(← 世界的にも稀有な事象だと分かる) 彼女に敵対する人たちからは、怒りを買った。
彼女の賛同者は、1人の働くお母さんが、母親としての責任を世に示したことを称賛した。
この時、スペイン国会では12月の選挙を受け、ヒートアップした政治論争が繰り広げられていたが、スペインの評論家や一部のフェミニストグループは、彼女の行動を激しく非難した。
べスカンサ氏が所属する政党、ポデモス党は、彼女が「仕事と家庭をうまく両立させようとしながらも、今日、それが出来ないでいる全ての女性を代表して、意思表示のパフォーマンス」を見せようとした、と述べた。
それは、社会政治的な意味合いを含み、きちんと計画された、インスピレーションを与えるような行動だった。
女性たちはこれまでも様々な国で、党の所属が異なっても同じようなことを実践、いろいろな意味合いをもたらし、反応を引き起こしてきた。
国会に赤ちゃんを連れてきた初期の頃の女性の中に、カナダの新民主党のミッシェル・ドックリル氏がいる。
彼女は1998年、オタワの国会で、当時の社会民主党員が欠席ができなかったので、7カ月の赤ちゃん、ケンジー・ジェームズちゃんを連れて来た。
議長は、カナダ国会への
「食事や食べ物の持ち込み」は禁止する
という規則をそれとなく引き合いに出し、彼女に同じことを繰り返さないよう要求した。
2012年には、カナダの議員、サナ・ハッサイニア氏が、3カ月の赤ちゃんを連れて、庶民院に現れた。
理由は、彼女の夫の都合が悪く、赤ちゃんの面倒が見れなかったからだ。
彼女はすぐに、赤ちゃんが起こした騒ぎで、議長から警告を受けた。
彼女の同僚は写真を撮ったが、その撮影行為はカナダの国会では禁じられていた。
べスカンサ氏とほとんど同じで、ハッサイニア氏も、働く親が毎日直面する困難を表現し、自国で議論を引き起こした。
「こうしたことが考慮されないと、女性、特に若い女性が政治に関わることを思いとどまってしまうようになります。これは非常に残念なことです」。
ハッサイニア氏は当時、こう語った。
(中略)
アルゼンチンでは2015年7月、急進市民同盟所属のビクトリア・ドンダ議員が、彼女の赤ちゃん、トリルセを国会に連れて行くことを止めなかった。
そして、彼女は自分の席で授乳もした。
理由は赤ちゃんがお腹が空いていたからだ。
彼女の行動は、世界中で批判と称賛を招いた。
この行動は、アルゼンチン国内の公共の場での授乳についての物議を加速させた。
その数カ月前、チリで、共産党の議員、カミラ・バジェッホ氏が、国の税金システムをめぐる採決の場に、当時もうすぐ2歳になる娘を連れて出席した。
前議長、ホルヘ・スチョルソン氏からの批判的な数件のツイートが、議員が職場に子供を連れてきてもいいかどうかという、議論を巻き起こした。
(中略)
衆議院事務局広報課によると、日本では、慣例として議員本人にしか議場に入れず、これまでに赤ちゃんを連れて来た議員はいない。
「特段の決まりや法規はない。しきたりになっている」(同課)という。
また、国会議員の子育てをめぐっては、自由民主党所属の宮崎謙介氏は、21日間の育児休暇を取るつもりだと公表し、議論を呼んでいる。
わずか2%の父親しか、与えられた育児休暇を取らないこの国では、1つの無節制だと一部から思われている。
宮崎氏の同僚、日本の国会議員の中には、宮崎氏の決断を「評判を落としている」と言ったり、国民に奉仕する時間を休暇に使うことを非難したりした者もいる。
ヨーロッパでは、フォルツァイタリア党の議員、リチア・ロンズーリ氏が、この議論の主役を演じた。
なんとヨーロッパ議会でのことだ。
ロンズーリ氏の娘のヴィットリアちゃんは現在5歳になるが、彼女は生まれて数カ月の頃から、ヨーロッパ議会の常連だ。
(中略)
フランスでは、国会の場に赤ちゃんが現れたことは、まだ一度もない。
しかし、数週間後には、フランスのデジタル担当大臣のアクセル・ルメール氏が、出産予定で、情報化社会に向けたデジタル共和国構想の法案を推進するのに間に合わないよう、職場復帰を遅らせるという彼女の決断は、キャリア対母業に関する問題で、女性が選択する様々な立場の1つの例となっている。
彼女の決断は、前法務大臣のラチダ・ダティ氏の決断とは、対照的だ。
ダティ氏の場合は、2009年に娘ゾラちゃんを出産後、5日後に職場に戻った。
ルメール氏は、ダティ氏の姿勢を尊重はするが、根本的に彼女とは考え方が違うと述べた。
「育児休暇は、権利というだけではなくて、現実のことであり、お母さんと赤ちゃんの両方にとって、生理的、物理学的、心理的に必要なことなのです」。
スペインでは2011年11月にも、ヒートアップした論争があった。
ソラヤ・サエンス・デ・サンタマリア氏が選挙で保守派の国民党が勝利した後、サパテロ氏率いるスペイン社会労働党とともに、政権移譲を交渉するために育児休暇をとらなかった。
冒頭のべスカンサ氏の話に戻ろう。
最近の一連の論争の最中、理解されていないのは、単純なことだ。
彼女が、赤ちゃんを連れて行くと決めたのは、スペインの国会議員が集うカレーラ・デ・サン・ヘロニモの議事堂で、初めてのことではないのだ。
1991年、激しい予算議論が交わされる中、統一左翼党の議員、アンへレス・マエストロ氏が、国会に赤ちゃんを連れてきて、授乳をした。
しかし、彼女は、フェリックス・ポンス氏が用意したオフィスでこっそり授乳した。
彼女は、自分の席で授乳している写真を撮られることは嫌だったからだ。
彼女は露出を恐れた。
それから間もなくして、写真家が、共産党の国会で、以下の写真を撮った。
一般進行役、フリオ・アンギタ氏のスピーチの間に。
豪連邦議会で初めて授乳した女性議員
二重国籍で辞職
2017.07.17
(www.buzzfeed.com/jp/bfjapannews/canada-calling-1 )
5月にオーストラリア連邦議会の議場内で初めて授乳し、話題を集めたラリッサ・ウォーターズ上院議員。
オーストラリアとカナダの二重国籍であることが判明し、7月18日、議員辞職した。
ウォーターズ議員はBuzzFeed Newsに「自分がオーストラリアとカナダの二重国籍であることを知って、衝撃と悲しみを感じています」と述べた。
カナダの法律が生まれた1週間後に改正されたため「能動的にカナダ国籍を放棄する必要があった」のだという。
ウォーターズ議員と同じ緑の党のスコット・ラドラム議員も、ニュージーランドとオーストラリアの二重国籍で、先週辞職している。
ラドラム議員が二重国籍で辞職した後、ウォーターズ議員は自分の状況についても調べ、二重国籍であることを確認した。
時事通信によると、移民国家オーストラリアの国民の6人にひとりに当たる推定400万人が二重国籍者だという。
しかし、議員の二重国籍は憲法で禁じられている。
二重国籍で辞職
2017.07.17
(www.buzzfeed.com/jp/bfjapannews/canada-calling-1 )
5月にオーストラリア連邦議会の議場内で初めて授乳し、話題を集めたラリッサ・ウォーターズ上院議員。
オーストラリアとカナダの二重国籍であることが判明し、7月18日、議員辞職した。
ウォーターズ議員はBuzzFeed Newsに「自分がオーストラリアとカナダの二重国籍であることを知って、衝撃と悲しみを感じています」と述べた。
カナダの法律が生まれた1週間後に改正されたため「能動的にカナダ国籍を放棄する必要があった」のだという。
ウォーターズ議員と同じ緑の党のスコット・ラドラム議員も、ニュージーランドとオーストラリアの二重国籍で、先週辞職している。
ラドラム議員が二重国籍で辞職した後、ウォーターズ議員は自分の状況についても調べ、二重国籍であることを確認した。
時事通信によると、移民国家オーストラリアの国民の6人にひとりに当たる推定400万人が二重国籍者だという。
しかし、議員の二重国籍は憲法で禁じられている。
NHK の「ニュージーランドでは云々」というものですが、
New Zealand's new baby-friendly Parliament
2017.11.09
(www.stuff.co.nz/national/politics/98699747/new-zealands-new-babyfriendly-parliament )
とかく英語の言い回しは「???」となるものが多く、自動翻訳にかけてもサッパリ意味が分かりません (>_<)
「育児休暇の日数の延長」を議論してる段階の国会で、子連れ OK! なんか決定されるワケがないとは思うけどな。
いずれにしても、何事においても
TPO(Time=時間、Place=場所、Occasion=場合)は
基本中の基本が常識なのは、世界共通のようです。
もっとも開かれている国のようなフランスでさえも。
それより問題なのは、日本の議員は、国政にしろ地方にしろ、世界的には破格の歳費をもらっているのですから、ベビーシッターくらい雇いましょう!!w
欧米などでは、議員はボランティアという意識に属していて報酬ゼロなんてところもある。
そうなると子連れも致し方ないかな?という気もしますけど、国会議員レベルではそれなりに報酬を得ているのですから・・・
昔は大半が農業とかで、大家族で暮らしていることが多く、職場と育児の問題なんて、ほとんどなかったのですが、文明が進むとロクじゃなくなりますね。
New Zealand's new baby-friendly Parliament
2017.11.09
(www.stuff.co.nz/national/politics/98699747/new-zealands-new-babyfriendly-parliament )
とかく英語の言い回しは「???」となるものが多く、自動翻訳にかけてもサッパリ意味が分かりません (>_<)
「育児休暇の日数の延長」を議論してる段階の国会で、子連れ OK! なんか決定されるワケがないとは思うけどな。
いずれにしても、何事においても
TPO(Time=時間、Place=場所、Occasion=場合)は
基本中の基本が常識なのは、世界共通のようです。
もっとも開かれている国のようなフランスでさえも。
それより問題なのは、日本の議員は、国政にしろ地方にしろ、世界的には破格の歳費をもらっているのですから、ベビーシッターくらい雇いましょう!!w
欧米などでは、議員はボランティアという意識に属していて報酬ゼロなんてところもある。
そうなると子連れも致し方ないかな?という気もしますけど、国会議員レベルではそれなりに報酬を得ているのですから・・・
昔は大半が農業とかで、大家族で暮らしていることが多く、職場と育児の問題なんて、ほとんどなかったのですが、文明が進むとロクじゃなくなりますね。