【移民ショック】
ドイツ集団性犯罪、金品強奪の被害 5百件超
日本領事館も注意喚起 難民の犯行か
2016.01.12
(http://www.sankei.com/world/news/160112/wor1601120036-n1.html )
ドイツ西部ケルンの警察当局は 11 日、昨年 12月 31日に外国人風の男らが女性を取り囲み 「集団で性犯罪」
に及んだり 「金品を強奪」 したりした事件で、「被害届」 が 「11日現在で 553件」 に達したと発表した。
新たに 23人の容疑者を特定したことも明らかにした。
警察は大半が北アフリカや中東から来た 「難民保護申請者」 か 「不法滞在者」 とみて捜査している。
事件は世界遺産の 「大聖堂」 に近接する 「ケルン中央駅前の広場」 で発生。
日本人にも人気の観光地で、『在デュッセルドルフ日本総領事館』 は、人出が予想される機会には、周囲の状況
をよく確認して身の安全を確保するよう注意を呼び掛けている。
ケルンでは 9日、事件を受けて 「移民排斥」 を訴える 「反イスラム団体」 がデモを行い、約 1700人の参加者が
警官隊と衝突。
警官や取材中の記者が負傷した。(共同)
【移民ショック】
中東や北アフリカ出身? 大みそかに集団で性犯罪
ドイツ・ケルン中央駅前、被害届 60件以上
飲酒 1000人、花火打ち込み大暴れ
2016.01.05
(http://www.sankei.com/world/news/160105/wor1601050024-n1.html )
ドイツ西部ケルンの中央駅前で 12月 31日、中東や北アフリカの出身とみられる男らが、通行人の女性を大勢で
取り囲んで性犯罪に及んだり、財布やハンドバッグを強奪したりする事件が相次ぎ、地元警察が捜査に乗り出した。
ドイツのメディアが 4日伝えた。
警察によると、酒に酔った男ら約千人が集まり、花火を人混みに打ち込むなどして大暴れ。
複数のグループに分かれ、女性を取り囲んで犯行に及んだ。
女性の被害届は約 60件に上り、警察は件数がさらに増えるとの見通しを示した。
ドイツには中東などから難民や移民が大量流入。
今回の事件との関係は不明だが、難民らに対する国民の警戒感が強まり、受け入れに寛容なメルケル政権への
反発が広がる可能性もある。(共同)
【移民ショック】
大みそかにスイスでも集団性犯罪
被害女性は 5、6人
2016.01.09
(http://www.sankei.com/world/news/160108/wor1601080071-n1.html )
スイス・チューリヒで昨年 12月 31日、女性数人が複数の男に取り囲まれて性的暴行を受けたり金品を盗まれた
りしたと訴え、地元警察が捜査に乗り出したことが 8日分かった。
同日付スイス紙ルタンなどが報じた。
ドイツ西部ケルンの中央駅でも 12月 31日、中東や北アフリカ出身とみられる男らが、通行人の女性を取り囲んで
性犯罪に及んだり、財布などを強奪したりする事件が相次ぎ、地元警察が捜査に乗り出した。
ルタンによると、被害女性は 5、6人。
被害届は今後さらに増えるとみられている。(共同)
【移民ショック】
ドイツ女性集団わいせつ
容疑者 18人が難民申請者…
メルケル首相の寛容策に逆風
「駅前の秩序も保てず」
2016.01.09
(http://www.sankei.com/world/news/160109/wor1601090004-n1.html )
ドイツ西部ケルンで昨年の大みそかに多くの女性が移民系とされる男の集団に襲われる事件が起き、「容疑者」
に 「難民申請者」 が含まれていることが 8日、判明した。
メルケル首相の寛容な難民・移民の受け入れを支持してきた世論を悪化させかねず、政策見直しの圧力が高まる
可能性がある。
事件は昨年 12月 31日夜、「ケルン中央駅前」 に酔って集まった男ら約 1 千人が騒いだ後、一部が複数のグル
ープをつくり、通りかかった女性を次々と包囲。
金品を奪ったり、性的いやがらせを行ったりした。
被害届は 8日までに約 170件に上り、このうち約 4分の 3が性犯罪だった。
被害者らは、男らの多くが 「アラブや北アフリカ系」 と証言。
『連邦警察』 は 8日、窃盗や傷害罪で容疑者 31人を特定し、2人が独国籍を持つほかは大半が北アフリカや中東
の出身で、このうち 18人が 「難民申請者」 だったと発表した。
事件への衝撃は大きく、メルケル氏は出自に関係なく厳正な対処を指示した上で、「法秩序を守る気がない者には
シグナルを送る必要がある」 と強調した。
与党内では、「難民を含め犯罪を行った外国人の国外退去の強化」 や 「保護申請資格の剥奪」 を検討。
ケルンの警察トップも事件への対応が不適切だったとして解任された。
「ドイツ」 では 「昨年流入した難民・移民」 が予想の 80万人を超える 「約 110万人」 に上った。
移民・難民に批判的な新興政党 「ドイツのための選択肢」 は、事件が 「制御できない流入の結果」 と批判。
極右などが反移民感情をあおるために事件を利用する恐れもある。
国内では以前の難民歓迎ムードがしぼんできており、「世論調査」 では与党の一部が求める 「流入制限」 を回答
者の約 6割が支持。
『南ドイツ新聞』 は 「人々は首相が駅前の秩序も保てないことに疑問を抱き始めている」 とし、事件でメルケル氏
の寛容姿勢への支持が一段と低下することを懸念した。(ベルリン=宮下日出男)
【シリア情勢】
内戦下、包囲で餓死者 ペット殺して食べる市民も
政府、援助物資の運搬承認
2016.01.08
(http://www.sankei.com/world/news/160108/wor1601080043-n1.html )
内戦の続くシリアで、アサド政権は 7日、「政権軍」 側が包囲する首都ダマスカス近郊の町マダヤなど 3カ所に
ついて、『国連』 による 「支援物資」 搬入を認めた。
『国連人道問題調整室』 (OCHA) が発表した。
包囲された町では食料不足が深刻で、餓死者が出ているという。
『OCHA』 によると、約 4万 2千人が住むマダヤでは 5日、53歳の男性の餓死が報告された。
国連が物資を最後に届けたのは昨年 10月で、町を離れようとして殺害された市民もいるとしている。
ロイター通信や英紙ガーディアンによると、「政権軍」 側の包囲が始まったのは昨年 7月。
これまでに少なくとも 10人が餓死し、援助関係者は葉や草のほか、ペットを殺して食べる市民もいると話す。
コメの値段は 1 キロ当たり 250ドル (約 3万円) に上昇。
厳しい積雪の中、燃料不足も深刻という。(共同)
【シリア情勢】
『国連』 と 『赤十字』 の 「支援物資」 が
シリア包囲地区に到着 餓死者相次ぎ
2016.01.12
(http://www.sankei.com/world/news/160112/wor1601120012-n1.html )
内戦の続くシリアで、「アサド政権軍」 が包囲する首都ダマスカス近郊の町マダヤに 11 日、『国連』 や 『赤十字
国際委員会』 (ICRC) の支援物資を載せたトラックが到着した。
中東の衛星テレビ、アルアラビーヤが伝えた。
『国境なき医師団』 (MSN) によると、マダヤでは昨年 12月以降、23人以上が餓死するなど深刻な食料不足に
陥っている。
トラックは 44台で、食料や水のほか、毛布や薬などを運搬。
街頭に住民が集まり、支援物資をすぐに配るよう求めた。
『MSF』 の 8日の発表によると、マダヤでは 250人が深刻な飢餓状態にある。
「アサド政権軍」 の包囲が始まったのは昨年 7月で 10月以降、国際支援が滞っていた。
国際的な批判の高まりを受け、シリア政府が 7日、『国連』 などによる支援物資の搬入を認めた。
『国連』 などは 11 日、北西部イドリブ県で反体制派が包囲する 2つのシーア派の村にも支援物資を運んだ。
(共同)
【移民ショック】
ドイツ、集団性犯罪に揺れる 移民排斥訴え、暴徒化も
2016.01.12
(http://www.sankei.com/world/news/160112/wor1601120047-n1.html )
ドイツ東部ライプチヒで 11 日、「移民排斥」 を訴える 「反イスラム団体」 のメンバーら約 2千人がデモを行い、
難民の受け入れに寛容な姿勢を示すメルケル政権に抗議した。
市内の別の場所では覆面した約 250人が暴徒化し、石を投げて店舗の窓ガラスを割るなどした。
『DPA 通信』 が伝えた。
ドイツでは昨年 12月 31日、西部ケルンで男らが女性を取り囲み、集団で性犯罪に及んだり金品を強奪したり
する事件が起きた。
「難民保護申請者」 が犯行に加わっていたことが判明し、「極右勢力」 や 「反イスラム団体」 が強く反発している
ため、警察は厳戒態勢を敷いた。
デモでは団体の女性幹部が演説、メルケル首相ら政治家やマスコミを 「裏切り行為を働くエリートども」 と非難した。
ライプチヒ近郊の鉄道路線では 11 日、信号機などへの放火事件があった。(共同)
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◆ EUの移民ショック。シリアの餓死。
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