米が迎撃ミサイル飛行実験に成功
2年ぶり、地上配備型
2013.01.28
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/130128/amr13012809180002-n1.htm )
米国防総省ミサイル防衛(MD)局は26日、地上配備型迎撃ミサイルの飛行実験に成功したと発表した。
同ミサイルの飛行実験は2010年12月に迎撃実験が失敗して以来。
ただ、標的となる模擬ミサイルは飛ばさず迎撃実験は行わなかった。
迎撃ミサイルは3段式。
カリフォルニア州の基地から発射され、撃墜弾は宇宙空間で設計通りに作動したという。
同局は「地上配備型の迎撃実験成功に向けた重大な一歩だ」と強調した。(共同)
2度目のミサイル迎撃実験
中国国防省「目的を達成」
2013.01.28
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/130128/chn13012814080002-n1.htm )
中国国防省は27日夜、地上配備型の弾道ミサイル迎撃システムの「技術実験」を同日実施したと発表した。
実験は2010年1月に続き2度目。
詳細は不明だが、「所期の目的を達成した」という。
国防省は「この実験は防御的で、いかなる国家も対象にしていない」との見解を表明した。
ただ、沖縄県・尖閣諸島をめぐり日本との対立が先鋭化しているほか、北朝鮮が3度目の核実験の実施を明言した微妙な時期だけに、関心を集めそうだ。
国防省は、実験は国内で実施したとしているが、具体的な場所は明らかにしていない。
1度目の実験では、英国の有力シンクタンク、国際戦略研究所(IISS)が、実際に大気圏外でミサイル同士を衝突させる実験に成功したとの分析記事を発表しており、今回も実際にミサイルを打ち上げて迎撃実験を行った可能性が高い。(共同)
海中から弾道ミサイル発射成功
インド、核攻撃能力が向上
実験映像を初めて公開
2013.01.28
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/130128/asi13012800200000-n1.htm )
27日、発射実験に成功したインドの弾道ミサイルK15(AP)
インド政府は27日、東部ベンガル湾海中から核弾頭搭載可能な弾道ミサイルK15を発射する実験に成功し、実験映像を初めて公開した。
開発中の国産原子力潜水艦「アリハント」に搭載すれば、同国初の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)が完成する。
同様にSLBM開発を進める中国や、カシミール問題などで対立するパキスタンに対抗するための核戦力が整うことになる。
SLBMの開発を進めているインド当局の高官は昨年7月、ミサイル自体の開発はすでに成功していると明らかにしていた。
PTI通信によれば、発射実験はこれまで10回以上に及び、今回が開発段階では最後の実験になるという。
28日付のインド各紙は、ミサイルの射程は短距離型に相当する700~750キロと伝えている。
インド政府はまた、共和国記念日の26日にニューデリーで行ったパレードで、北京、上海など主要都市を含む中国全土を射程に収める、核弾頭搭載可能な長距離弾道ミサイル、アグニ5(射程約5千キロ)の実物を初公開し、中国を強く牽制した。
インドは昨年4月にアグニ5の発射実験に成功している。(ニューデリー=岩田智雄)
26日、ニューデリーでの軍事パレードで初公開された長距離弾道ミサイル「アグニ5」(AP)
情報収集衛星
10年遅れで「4基体制」へ
巨額費用が課題
2013.01.28
(http://sankei.jp.msn.com/science/news/130128/scn13012800250001-n1.htm )
政府の情報収集衛星レーダー4号機と光学実証機を搭載して打ち上げられる
H2Aロケット22号機=27日午後1時40分、鹿児島県の種子島宇宙センター
27日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた情報収集衛星・レーダー4号機などを搭載したH2Aロケット22号機。
北朝鮮による弾道ミサイル発射を契機に導入された情報収集衛星は、今回の成功で当初予定から10年遅れで本格運用の見通しとなった。
政府は高性能の衛星開発を継続する方針だが、1兆円規模に及ぶ巨額の費用が重くのしかかる。
運用計画の遅れは平成15年の打ち上げ失敗や、レーダー衛星が19年と22年に相次ぎ故障したことが原因だ。
本格運用には光学衛星とレーダー衛星各2基の「4基体制」が必要だが、現在は光学3基とレーダー1基が稼働する変則的な状態にある。
本格運用時と比べてレーダーが1基足りないため、夜間や曇りのときは撮影回数の半減を余儀なくされており、今回のレーダー4号機が機能すれば、ようやく態勢が整う。
地上の物体を識別する能力(解像度)は光学が約60センチ、レーダーが約1メートルとされる。
ただ、米国の商業衛星は光学で約30センチ、レーダーで50~60センチ、米偵察衛星は光学で10数センチとされ、日本との差は歴然だ。
政府は最新の商業衛星を目標に性能を向上させる計画で、26年度に光学、28年度にレーダーの次世代衛星を打ち上げる。
一定時間内により多くの撮影を行う俊敏性の向上にも取り組む。
25日に決まった来年度から5年間の宇宙基本計画では、画像データの受送信や分析を迅速に行うための機能強化も盛り込まれた。
課題は巨額の費用だ。
関連予算は来年度に累計約9800億円に膨らむ見込みで、今後も1基当たり300~500億円の開発費と約100億円の打ち上げ費用が継続的に必要になる。
レーダー衛星は設計寿命の5年を待たずに故障が続いたため、予備機を26年度に打ち上げることも費用増加の要因となった。
一方、核実験の兆候などを発見する場合は、まず広範囲の画像から変化を読み取る必要があるが、解像度を高めると衛星の視野は狭くなってしまう。
「北朝鮮を監視するための性能は十分な水準に達しつつある」と指摘する専門家もおり、性能面だけでなく分析力や運用効率の改善も求められそうだ。
◇
情報収集衛星
平成10年の北朝鮮による弾道ミサイル「テポドン1号」発射を契機に導入された監視衛星。
偵察のほか災害対応も目的とされ、東日本大震災で津波浸水域の把握に活用された。
デジタルカメラで撮影する光学衛星と電波を使うレーダー衛星で構成。
地球を南北に回る高度400~600キロの極軌道を周回し、光学、レーダー各2基で地球上のどこでも1日1回以上撮影できる。
そして、一足、遅れましたが・・・
韓国、悲願の国産ロケット打ち上げ成功
3度目の正直
2013.01.30
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/130130/kor13013016560006-n1.htm )
打ち上げられる韓国の国産ロケット「羅老」=30日、羅老宇宙センター(AP)
韓国の政府と産業界が総力を挙げて開発した国産ロケット「羅老(ナロ=KSLV-1)」が30日、ソウルの南300キロにある羅老宇宙センターから発射され、韓国政府は打ち上げに成功したと発表した。
数千億円規模の経済効果が期待されている。
ロケットは地球の周回軌道上で宇宙放射線などの測定を行う人工衛星を搭載している。
独自開発したロケットの打ち上げに成功したのは11カ国目。
韓国は人工衛星を運用しているが、打ち上げは外国に依存していた。
独自ロケット開発では昨年12月に事実上の弾道ミサイルを打ち上げた北朝鮮に先を越されている。
羅老はロシアと共同製造したロケットで、打ち上げにこれまで2度失敗しており、ロシアとの契約上、今回が最後のチャンスだった。
現地からの報道によると、計画は韓国の政府機関、韓国航空宇宙研究院が主導し、現代重工など150社以上の関連企業が協力した。
現代経済研究院は、打ち上げの成功により、高付加価値品の輸出増加や国際的な宇宙サービス事業の拡大などで2020年までに韓国経済に5兆5000億ウォン(約4400億円)の経済効果をもたらすと試算している。
最後は、いつ打ち上げられたのか不明だそうですが、帰還した、らしい発表w
宇宙から生還したサルの映像報道
イランのロケット打ち上げ
2013.01.29
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/130129/mds13012920310006-n1.htm )
イラン国営のプレスTVが28日に配信した、
宇宙空間から生還したとされるサルの映像の静止画(ロイター)
イランのメディアは29日までに、打ち上げに成功したと伝えられた生きたサルを乗せたロケットの映像を報じた。
有人宇宙飛行に向けた準備の一環で、サルが宇宙空間から生還したことを強調した。
映像や写真にはサルを乗せたカプセルや、ベストを着けてイスに固定されるサルの様子が映っていた。
打ち上げ日や発射場所などは不明。
イランは宇宙開発を継続する意向を示しているが、国連安全保障理事会の対イラン制裁決議は、弾道ミサイル技術を使った発射を禁じており、発射が事実なら、欧米などから批判が出そうだ。(共同)
↧
(1711) 打ち上げラッシュ\(^o^)/この4日間に、米国・中国・インド・日本・韓国・イラン
↧