「トモダチ作戦」の在日アメリカ軍
トップが交代
新司令官、同盟強化に意欲
2012.07.20
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120720/amr12072012450002-n1.htm)
米軍横田基地(東京都)で7月20日、在日米軍司令官の交代式が開かれ、
東日本大震災の「トモダチ作戦」を
在日米軍トップとして支えたバートン・フィールド空軍中将に代わり、
サルバトーレ・アンジェレラ空軍中将が新司令官に就任した。
交代式は基地内の格納庫で行われ、日本の防衛省・自衛隊や外務省の幹部らも出席。
約500人が見守る中、指揮権を表す部隊旗がアンジェレラ新司令官に引き継がれた。
フィールド前司令官は、
横田基地での任務は「これまでの勤務の中で最もやりがいのある仕事だった」
とあいさつ。
アンジェレラ新司令官は、
日米同盟強化の取り組みを担う仕事ができることを「とても光栄に思う」
と語った。
アンジェレラ新司令官は空軍士官学校卒業。
F16戦闘機のパイロットなどを経て
2005年~2007年に青森県の米軍三沢基地司令官、
2009~2010年に在日米軍副司令官を務めた。
日本赴任は今回で5回目。(共同)
在日米軍司令官に就任したアンジェレラ空軍中将(右)と
退任したフィールド空軍中将=7月20日、米軍横田基地(AP)
7月20日、
東京・米軍横田基地で行われた
在日米軍司令官の交代式典(AP)
在日米軍司令官の交代式で、
米太平洋空軍のゲーリー・ノース司令官(左)から
第5空軍旗を受け取る、サルバトーレ・アンジェレラ空軍中将
=7月20日午前、米軍横田基地
「トモダチ作戦」で一番印象に残っているのは、
津波で破壊された仙台空港を、わずか一週間で滑走路を復旧整備して、
3月17日には政府関係の輸送機が使えるようにしてくれたこと。
港も、道路さえも、全てが破壊し尽くされた中にあって、
あの仙台空港の復旧がなかったら、
いろんなものが、かなり、遅れたのではないでしょうか。
パラシュートの特殊部隊が空から降り立って、
直ぐにブルドーザーなんかでガガガガガ!!
永野護の『敗戦真相記』に、
日本の丁寧で完成が綺麗だけれどヒマがかかる作業と、
アメリカのザックバランだけど直ぐに役立つ作業の
違いが爆笑ものの話で語られていましたけれど、
あの時もそれを、つくづく感じました。
「トモダチ作戦」を指揮されたバートン・フィールド空軍中将を
日本は、どんな形で見送ったのでしょうね?
2011年03月11日。大津波で冠水した仙台空港
(http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2011/03/11/sendaiairport/)
2011年03月17日。仙台空港、航空機発着へ
(http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2011/03/17/sendaiairport/)
日本は必ず立ち上がる。(2011.03.20)
春分の日の祝日を明日にひかえ、
壊滅状態にある釜石市内の商店街には
津波によって汚れてしまった国旗が掲げられていた=20日午後、岩手県釜石市
(http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2011/03/20/hinomaru/)
友達 (2011.03.26)
「友達作戦」に参加するHSL51部隊の隊員。
右腕には
「OPERATION TOMODACHI」
とともに
「友」
「がんばろう日本」
の文字が刻まれたワッペンが=3月26日午前、米軍三沢基地
(http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2011/03/26/09/)
変わらぬ支援約束
震災1年で
ルース駐日アメリカ大使
2012.03.09
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120309/amr12030917270005-n1.htm)
ルース駐日アメリカ大使と
在日アメリカ軍のフィールド司令官は
3月9日、東日本大震災1年を前に、犠牲者に哀悼の意を表明し
「米国は再生に前進する日本への変わらぬ友情と支援を約束する」
とした共同声明を発表した。
共同声明は、
大地震、巨大津波、原発事故という
3重の災害から復興に取り組む日本人の勇気を称賛し、
「(被災者を)自発的に支援した日本人の無私の行為をたたえる」
とした。(共同)
哀悼 アメリカ大統領
「日米同盟揺るぎない」
2012.03.10
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120310/amr12031010330004-n1.htm)
オバマ米大統領は
3月9日、東日本大震災から11日で丸1年となるのを前に声明を発表し、
犠牲者に哀悼の意を示すとともに、「日米同盟は揺るぎない」と強調した。
大統領は、
「想像を絶する喪失に対し、
並はずれた不屈の精神で立ち向かった日本人の努力に
感銘を受けている。
日本人の努力を鑑(かがみ)としたい」
と述べた。
特に、日本が復興の過程にありながら、
途上国への支援を行うなど国際社会への貢献を続けていることを称賛した。
また、震災直後に始まった米軍による被災地支援や人命救助活動「トモダチ作戦」に
米軍約2万4000人を投入したとし、
「日米両国で史上最大の軍事作戦だった。日米間の友情と同盟は揺るぎない」
と述べた。
クリントン国務長官も3月9日に公開したビデオメッセージの中で、
「日米両国民の絆が一層深まることを信じている。
両国の深く永続的な友好関係を改めて確認する」
と述べた。
また、オバマ大統領が言及した国際社会への貢献に関連し、
ミャンマーや中東の民主化、アフガン、イラクへの支援、ソマリアの海賊防止などを挙げ、
日本の取り組みについて「勇気づけられている」とした。
パネッタ国防長官も同日声明を出し、トモダチ作戦について
「同盟の強さの証だ。日本の友人の再建を支援し、偉大な日米同盟を強化し続ける」
と述べた。
福島第一原発事故に際して
アメリカ軍は、海兵隊特殊兵器対処部隊「CBIRF」を派遣、
自衛隊との共同訓練を実施し、被災民の救難に備えた。
大規模な放射能除染活動など、
情報共有と能力向上に向け、自衛隊員の訓練受け入れなど、
共同訓練を定期的に実施していく方針だ。
「ありがとう」
藤崎駐米大使が米紙に広告掲載
震災1年
2012.03.10
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120310/amr12031000490000-n1.htm)
東日本大震災から1年がたつのに合わせ、
藤崎一郎駐米大使は、米国に謝意を示す広告を
3月9日付米紙ワシントン・ポストに掲載した。
「トモダチ作戦」で日本での復興支援に当たるアメリカ兵や、
ランドセルを背負う女の子の写真と共に、
日本語で「ありがとう」と記し、
英語で
「まだ課題はあるが、日本は復興の道を進んでいる。
あなた方の助けがなければなし得なかった。
支援は決して忘れない」
「ことしは日本から(米国に)桜が贈られて100年。
日米の友情をあらためて確認しよう」
とのメッセージを載せた。
福島民報と日本大使館も「福島復興」と題した広告で、
東京電力福島第1原発事故からの復興に取り組む現状を報告、
米国からの励ましに謝意を示した。(共同)
3月9日付米紙ワシントン・ポストに掲載された
藤崎一郎駐米大使の広告
どこぞの国に駐在してる日本大使とは、えらい違いですねぇ・・・
花開け日米「トモダチの桜」
兵庫県伊丹育ちの苗木、仙台空港に
2012.03.17
(http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/120317/wlf12031721430028-n1.htm)
東日本大震災の被災地の早期復興を願い、
米軍の救援活動「トモダチ作戦」に感謝しようと、
日米両国で育った“日米友好の桜”の植樹式が
3月17日、
津波で滑走路が冠水するなど甚大な被害を受けた仙台空港(宮城県岩沼市)で行われた。
今年は、
日米親善のシンボルとして日本から米国に贈られた桜が、
米ワシントンDCのポトマック河畔に植樹されてちょうど100年。
平成15年に寄贈90周年を記念して米国から届いた「里帰り桜」の子孫樹が、
苗木づくりの産地として知られる兵庫県伊丹市の園芸農家で育てられており、
この日の植樹に使われた。
植樹式では、
在札幌アメリカ総領事館のジョン・リース総領事が
「東北の復興とともに桜が成長し、美しい花を咲かせて皆さんを長く見守ってくれると思う」
とあいさつ。
日本側の出席者とともに約1メートルのソメイヨシノの苗木2本を植えた。
苗木を提供した兵庫県伊丹市の藤原保幸市長は
「日米友好の桜が震災復興のシンボルになってほしい」
と成長に期待していた。
“日米友好の桜”の苗木を植樹する藤原保幸伊丹市長(左端)、
ジョン・リース米国総領事(右から2人目)ら=
宮城県の仙台空港(岩沼市提供)
ワシントン桜物語 アメリカと日本の友情を深める花
(http://www2.osk.3web.ne.jp/~aranishi/sakura.htm)
米国ワシントンD.C.の桜物語(1)
(http://aranishi.hobby-web.net/3web_ara/sakura.htm)
米国ワシントンD.C.の桜物語(2)
(http://aranishi.hobby-web.net/3web_ara/sakura_2.htm)
米桜寄贈100周年
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sakura100.html)
日米桜寄贈100周年事業(写真)
米国各地で行われた現地での様子
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sakura100/pdfs/gaiyo_photo.pdf)
日米桜寄贈100周年関連行事
日本国内
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/usa/sakura100/jpn_gyouji.html)
同じ“100年”でも、
どこぞの国が「日韓併合100年」なんちゃって
大々的に攻撃行事を繰り広げてるのとはえらい違いですねぇ・・・
この100年の間には太平洋戦争があって
日本は2つの原爆を落とされているのですが・・・
仲がいいほどケンカするなんて言いますけど
凄いケンカをしたものです。
だけど友達だから、また、仲直りが出来たのでしょうか。
「世界に素晴らしい模範」(2012.07.08)
クリントン米国務長官、日本を評価
(http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2012/07/08/22usa/)
「トモダチ作戦」再び
日米がM8.2首都直下地震想定し
合同演習
2012.07.19
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120719/plc12071914340008-n1.htm)
マグニチュード(M)8.2の首都直下地震が起きたとの想定で
7月16日から始まった自衛隊統合防災演習で、
米軍が参加した図上演習が19日、陸上自衛隊朝霞駐屯地(埼玉県朝霞市)で行われた。
演習は、
震災4日目に入り統合任務部隊を編成し、駐屯地内に600人態勢の司令部を立ち上げた
との設定。
在日米陸軍から十数人が参加し、部隊の運用や態勢などを話し合った。
会議に参加した在日米陸軍第1軍団(神奈川県座間市)のカーティス・ギブソン中佐は
「東日本大震災が起きた後のトモダチ作戦を教訓に日米間の連携を深めることが目的。
良好なコミュニケーションが取れている」
と述べた。
訓練には自治体の防災担当者も参加。
川崎市の担当者は
「行政だけだと食糧支援などのシミュレーションに限定されてしまうが、
実際に被災者を救出する役目を持つ自衛隊と共に訓練することは、
より現実的で重要だと思う」
と話していた。
首都直下地震を想定した防災訓練で打ち合わせをする
自衛隊員と在日米軍の兵士=7月19日午前、陸上自衛隊朝霞駐屯地
しかしこの時も、
日本より、どこぞの国の方が大切らしいヤカラたちが
「自衛隊は違憲だ!!」
「アメリカ出てけ!!」
とか、深夜までやってましたねぇ・・・
それはともかく、自治体のほとんどでは、
自衛隊だのアメリカ軍だの頼まなくても自分たちで大丈夫らしく、
消防と、警察などと、
ほんの一部の代表者くらいで訓練してましたね。
頼もしい限りです!!
8月23日、
アメリカ国防総省で握手する
デンプシー統合参謀本部議長(右)と
岩崎茂統合幕僚長(AP)
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120824/amr12082412380002-n1.htm)
ペンタゴンン(U.S.国防総省)
(Wikipedia)
北西方向へ、ペンタゴンとポトマック川を望む
川向こうがワシントンD.C.で、白い塔はワシントン記念塔
タイダルベイスン(人工池)と桜。奥はワシントン記念塔。
(Wikipedia)
ワシントンD.C.の航空写真。市街東部から西南西方向を望む。
右上の細長い白い塔はワシントン記念塔。
ホワイトハウスはその右手に位置するが写っていない。
右斜め上方へ延びる舗装道路(ペンシルベニア通り)の先にある。
ペンタゴンは写真左上の川向こうに写っている。
(Wikipedia)
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(1584) 桜の木が見続ける日米トモダチ100年
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