METALLICA
Ride The Lightning [Live Mexico City July 28, 2012]
沖縄県・尖閣諸島周辺の調査に向かうため、
調査船「航洋丸」からラバーボートを降ろす東京都の調査団ら。
右奥に見えるのは魚釣島=2日午前6時35分(代表撮影)
尖閣
政府整備せず
都知事の国有化条件を棚上げ
2012.09.02
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120902/plc12090201010000-n1.htm)
政府は1日、
東京都の石原慎太郎知事が尖閣諸島(沖縄県石垣市)の国有化容認の条件として
野田佳彦首相に提案していた
漁船待避施設や中継基地の整備などには応じない方針を固めた。
施設整備を許可すれば、領有権を主張する中国をより刺激しかねない
と判断したものだが、
政府は当面、石原氏の提案には具体的に回答せず、事実上棚上げにする構えだ。
石原氏の反発は避けられない。
政府が尖閣諸島購入に向けて交渉を進めている地権者と
都側も協議を続けており、
政府の今後の国有化交渉に影を落とす可能性も出てきた。
政府関係者は1日、
石原氏の提案への対応について
「ゼロ回答もありうる。
港を作るのも外務省が嫌がり、なかなか難しい」
と語り、応じるのは困難だとの認識を示した。
政府は石原氏の提案に応じない方針だが、
正式には「拒否」を明言せず、結論は先送りする方針。
民主党代表選(9月14日告示、26日投開票)を控え、
解散・総選挙も近づく中、
日本の実効支配強化の提案に対案も示さずに蹴れば
「民主党政権は領土保全より、中国への外交的配慮を優先する」
との評価が決定的になりかねないからだ。
石原氏は8月31日の記者会見で、
首相が2回にわたり回答を延期してきたと明かした。
その直後の記者会見で藤村修官房長官は
「公式な提案ではない。具体的な中身は聞いていない」
と語り、対応に苦慮している様子をうかがわせた。
今回と同じようなジレンマを、政府は巧みな理由付けでしのいできた。
超党派の議員連盟が
遭難事件の慰霊祭を行うとして上陸許可を申請した際は
「遺族会が反対している」、
都の上陸申請には
「都と地権者の取得交渉は見通しが立っていない」
とした。
民間人の意向を盾に対応を正当化してきたが、今回はそんな理由を探すのも難しい。
首相は8月24日の記者会見で、
尖閣諸島や竹島(島根県)をめぐる情勢を受け
「領土・領海をめぐり生じる事案には不退転の決意で、毅然とした対応をとる」
と表明した。
代表選の公約には尖閣諸島の国有化も掲げる方針だが、
そこには
石原氏の提案に代わる具体的な実効支配強化策を
盛り込まない考えだ。
尖閣諸島の調査開始
東京都、洋上から
2012.09.02
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120902/lcl12090207570000-n1.htm)
尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入計画を進めている東京都の現地調査団が
2日午前5時、海難救助船「航洋丸」で同諸島周辺の海域に到着し、
午前6時15分に水質調査を始めた。
日の出となった午前6時半ごろには
航洋丸に搭載されていた小型船とゴムボートを降ろし、
2隻に計15人が乗り込んで、
午前7時前ごろから、沿岸などの調査を始めた。
天候はやや雲があるものの晴れており、
波の高さは約0・8メートル、
風速毎秒約1~2メートルという。
沖縄県・尖閣諸島周辺の調査に向かうため、
「航洋丸」から作業船に乗り移った東京都の調査団ら=2日午前6時46分(代表撮影)
「想像以上に緑が多い」
東京都の調査団が
尖閣諸島魚釣島をつぶさに確認
2012.08
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120902/lcl12090218480006-n1.htm)
東京都の石原慎太郎知事が
訪問中の米ワシントンで尖閣諸島の購入計画を表明してから
4カ月半。
都による尖閣諸島の購入計画が
2日、現地調査という大きな節目を迎えた。
ボートや小型船に乗り込んで
濃紺の大海原をゆっくりと島に近づく調査員ら。
「島の状態をしっかり見たい」。
海上保安庁の巡視船が警戒に当たるなど緊迫感も漂うなか、
調査員らは慎重に作業を続けた。
航洋丸は
夜明け前の2日午前5時ごろ、
尖閣諸島周辺海域にたどり着いた。
魚釣島の近くで日の出を待ち、作業を開始。
ところどころに雲はあるものの、太陽が照りつける天候で、
魚釣島の全景が眼前に飛び込む。
上空を報道機関のヘリが旋回、巡視船2~3隻が警戒に当たるなか、
調査員らは
航洋丸に搭載されていた小型船とラバーボートに乗り換え、
緊張した表情で島に向かった。
「行きます」。
ロープで航洋丸の外側につるされたラバーボートが着水すると、
小刻みに揺れ、
ボートに装着した縄を手でつかむ人も。
続いて小型船に
専門家や不動産鑑定士が乗り込んで、
洋上で合流。
計15人で魚釣島の西側にある旧船着き場を目指した。
沖縄県・尖閣諸島周辺の水質などを調べる東京都の調査団。
奥に見えるのは魚釣島=2日午前6時47分(代表撮影)
小型船に乗った都専門委員で海洋政策が専門の山田吉彦・東海大教授は
「思ったより緑が多い。
波も穏やかで条件が良いので、島の形状をしっかり調べたい」
と力を込めた。
島から数百メートル離れた地点に待機する本船からは、
作業の様子はよく見えず、
残った調査員らは双眼鏡を使って確認。
無線も駆使し
「ラバーは現在、大気を採取中です」
「了解しました」
などと頻繁にやり取りした。
本船側からは
「もう少し島の近くに寄れたらなあ」
という声も漏れた。
都によると、
小型船とボートに乗った調査員らの体調に異常はなく、
順調に作業は進んだ。
本船で指揮を執る都の尖閣諸島調整担当部長で調査団の坂巻政一郎団長は
「わくわく感と緊張感が混ざった感じだ。
初めてのことなので、とにかく安全第一で調査したい」
と話した。
沖縄県・尖閣諸島周辺の地形や水質などを調べる東京都の調査団。
奥に見えるのは魚釣島=2日午前7時14分(代表撮影)
東京都が尖閣諸島周辺で現地調査
調査団25人のうち、
14人が2隻の小型船で島に肉薄
2012.09.02
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120902/lcl12090210500001-n1.htm)
尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入に向けた調査を行うため、
同諸島の魚釣島などに向けて石垣港を船で出発した東京都の調査団は
2日早朝、周辺海域に到着し、現地調査を始めた。
島の回りを航行しながら可能な限り接近し、
不動産としての価値や
取得後の活用方法を検討するための
基礎的データを集める。
同日夕に作業を終え、深夜、石垣港に戻る予定。
やや雲がみえるものの、晴れて波も穏やかな気象条件のなか、
同日午前5時ごろ、
都がチャーターした海難救助船「航洋丸」(2474トン)が
尖閣諸島周辺海域に到達。
同6時15分ごろから水質調査などを開始した。
航洋丸から降ろされた小型船とラバーボートに
調査員計15人が分乗し、
同7時過ぎに魚釣島西側の旧船着き場の近くの海に到着。
大気を採取したり、海岸の地形を調べたりする作業に取りかかった。
調査するのは都が購入の対象とする魚釣島、北小島、南小島の3島。
調査団は
海洋政策に詳しい専門家や不動産鑑定士、都や石垣市の職員ら
計25人で構成された。
不動産としての価値を鑑定するために、
島の平野部の割合や海岸線の形を確認。
また、取得後の活用策を検討するため、
海鳥やヤギなど動植物の生息状況を調べるほか、
海水や大気の成分を測定する。
荒天時に、漁船が避難できる施設の適地を探し、沿岸部の水深などを確認する。
都は8月22日、政府に同諸島への上陸許可を申請。
政府が許可しなかったため洋上からの調査に切り替えた。
当初は同月末の調査を予定していたが、台風の影響で日程がずれ込んだ。
石原慎太郎知事は政府の不許可を強く批判。
10月にも現地の上陸調査を実施、再調査を自ら指示して行う意向を示している。
尖閣諸島現地調査団から入る連絡を受けて、
調査の模様を書き込む都職員=2日午前7時18分、沖縄県石垣市
尖閣に桟橋建設必要
石破氏「支配強化を」
2012.09.02
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120902/lcl12090211440002-n1.htm)
自民党の石破茂前政調会長は2日のフジテレビ番組で、
沖縄県・尖閣諸島に桟橋やヘリポートを建設して
実効支配を強化する必要があるとの認識を示した。
「漁民の安全のために国として(建設を)認めるのは当たり前だ」と述べた。
調査を目的とした東京都の上陸を不許可とした国の判断には
「平穏かつ安定的な維持管理が妨げられるので
駄目だというが、
誰が見ても平穏かつ安定的でない。
論理が破綻している」
と批判した。
沖縄県・尖閣諸島周辺の地形や水質などを調べる東京都の調査団。
奥に見える魚釣島には灯台が設置されている=2日午前7時21分(代表撮影)
石原知事
仲井真沖縄知事と会談の意向
尖閣共同購入提案か
2012.09.02
(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120902/lcl12090218490007-n1.htm)
東京都の石原慎太郎知事は2日のフジテレビ系番組「新報道2001」で、
尖閣諸島(沖縄県石垣市)購入計画で
仲井真弘多・同県知事との会談を目指す意向を示した。
政府の国有化方針に対抗し、
石垣市も含めた共同購入などを提案するためとみられる。
石原知事は同番組で
「政府を相手にしないことにした。
近々、仲井真さんに会いに行く。
義援金(都への寄付金)もあることだし3つの自治体が力を合わせる」
と述べた。
野田佳彦首相との極秘会談で
国有化受け入れ条件として示した、漁業関連施設建設要求に関しては、
首相側から週明けまで待ってほしいと話があったと明かす一方、
「もう待たない」と述べた。
自らも同行を予定する都の尖閣再調査は
「岩盤の資質なども専門家が確かめる必要がある」
として上陸の必要性を強調。
「私は逮捕されて監獄に入ってもいいからやる」
と述べ、
不許可でも上陸を辞さない姿勢を示して政府を牽制(けんせい)した。
東京都が調査する沖縄県・尖閣諸島の魚釣島=2日午前8時45分(代表撮影)
(1574) ついに、現地調査。想像以上に有意義な島々\(^o^)/
(http://hawkmoon269.blog.so-net.ne.jp/2012-09-03-2)
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(1573) 「尖閣購入計画発表」から4カ月半。ついに・・・
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