LAMB OF GOD
Desolation (2012)
ランディー・ブライズ(左)とウィリー・アドラー(右) 『DESOLATION』
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【シリア内戦】
【シリア内戦】
シリア制裁、見えない次の一手
安保理、ロシアが「壁」
2012.05.28
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120528/mds12052820250002-n1.htm)
国連安全保障理事会は27日、緊急会合を開き、多数の死者が出たシリア西部ホムス近郊フーラでの砲撃についてアサド政権の関与があったと指摘、「最も強い言葉で非難する」との報道機関向け声明を発表した。
欧米などの理事国はこれを機にアサド政権への制裁を求める意向だが、ロシアの反対はなお強く、効果的な次の一手を見いだせないのが実情だ。
声明は「市民への非道な武力行使は国際法違反」とした上で、アサド政権に対し、国連とアラブ連盟合同特使のアナン前国連事務総長の停戦案に盛り込まれた都市部での重火器の使用を中止するよう改めて要求した。
国連シリア監視団(UNSMIS)のムード団長によれば、25、26の両日発生した砲撃の死者は108人、負傷者は300人に達した。
約280人の要員からなる監視団が活動を続けるなか発生した今回の砲撃事件は、「国連の顔に“泥”を塗るようなもの」(外交筋)との批判も出ている。
安保理はこれまで、アサド政権を非難する決議を一度も採択できず、停戦実現を目指す国連監視団を派遣する決議などで「さらなる対応を講じる」と警告するにとどまってきた。
だが、今回の砲撃事件を受け、英国のライアルグラント国連大使は27日、記者団に対し、「今後、シリアへの『措置』を本格的に協議する」と、制裁の必要性に言及。
ドイツのビティヒ国連大使も同調する構えを見せた。
今回の報道声明は、ロシアを含む全理事国の同意を経て出されたこともあり、一部でロシアの軟化を期待する声もある。
ただ、パンキン露国連次席大使は同日、「(フーラでの死者の中には)至近距離から撃たれて死亡した例もある」とし、アサド政権だけが攻撃したのではないと主張、制裁の実現が容易でないことをうかがわせた。
こうした中、ヘイグ英外相が28日モスクワ入りし、ラブロフ露外相らとシリア情勢について協議した。ヘイグ氏は制裁実現に向け、ロシアに説得を試みたもようだ。
【シリア内戦】
シリア問題連絡調整グループ会合
イラン参加で米露綱引き
2012.06.27
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120627/mds12062715040004-n1.htm)
ロシアのチュルキン国連大使は26日、シリア問題に関する国連・アラブ連盟合同特使を務めるアナン前国連事務総長が30日に開催を提唱している「連絡調整グループ」の会合にロシアのラブロフ外相が出席すると明かした。
連絡調整グループは、シリア情勢を打開するため、国連安全保障理事会常任理事国5カ国とシリア周辺国で構成、アサド政権と反体制派の双方と協議を行うことを目指しているが、イラン参加の当否をめぐって米国とロシアが対立している。
アナン氏は「連絡調整グループ」の会合に、イランを招待したい考えでロシアはこれに賛成している。
チュルキン大使は「(30日の)会合を重視している。ロシアが提唱しているシリア問題の会議と同様の構想のものだ」と述べた。
また、ロシアのインタファクス通信によると、中東歴訪中のロシアのプーチン大統領は26日、連絡調整グループ会合にイランを呼ばないというのは「正常化の過程に加わる隣国は多いほどいい。外交官が好んで使う言葉だが、非生産的だ」などと発言、イランの参加に反対する米国を牽制した。
【シリア内戦】
イランからシリアに不正武器輸出
国連年次報告書
2012.06.29
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120629/mds12062914120002-n1.htm)
国連は28日、安全保障理事会の対イラン制裁委員会を補佐する専門家パネルが今月まとめた年次報告書を公表した。
シリアのアサド政権が反体制派への弾圧を始めた昨年3月、イランが安保理制裁に違反する形で、機関銃や迫撃砲、高性能爆薬などの武器をシリアに不正に大量輸出しようとした事例が記載されている。
報告書によれば、トルコ当局は昨年3月中旬、イランからシリアに向かう航空機の貨物から19個の箱を押収。その中には、カラシニコフ自動小銃(AK47)60丁、機関銃14丁、迫撃砲弾1848発などが入っていた。
また、トルコ当局は昨年2月中旬、イランからトルコ経由でシリアに向かう輸送トラックから、火薬890キロ、複数の起爆装置、高性能爆薬RDX1700キロを押収した。
報告書は「シリアはイランの不正武器輸出の中心的存在であり続けている」と指摘している。
報告書は一方、制裁違反に関与したイランの航空会社「Yas航空」などを安保理制裁対象リストに新たに付け加えるべきだと提言している。
カラシニコフ自動小銃(AK47)
AK-47 III型 (開発国:ソヴィエト連邦)
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(1390)北朝鮮とイランは友だちです (>_<)
(http://hawkmoon269.blog.so-net.ne.jp/2012-04-08)
(↑)ということで、
無事に、
「ロシア」~「北朝鮮」~「イラン」~「シリア」と繋がりました。
良かったねぇ・・・じゃないだろー!!(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
これと同じように、
ソ連からベトナムに繋がったルート、
ソ連からカンボジアに繋がったルート、
ソ連からイラクに繋がったルート、
ソ連からアフガニスタンに繋がったルートなどなどがあります。
世界の紛争は、なぜ、起こるのか。
それが分かると思います。
【シリア内戦】
シリア“最終手段”
化学兵器使用の恐れ
サリンなど大量に保有
2012.07.24
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120724/mds12072400410000-n1.htm)
内戦状態にあるシリア(AP)
内戦状態のシリアで、追い詰められたアサド政権が「最終手段」(米紙)として、反体制派などに化学兵器を使用する可能性が浮上し、米政府が懸念を強めている。地域の一層の不安定化を招く恐れがあり、米政府は強く警告している。
「使用すれば一線を越えることになる」。
米国防総省のリトル報道官は最近、アサド政権が化学兵器を保管施設から移動させ始めたとの米紙報道などを受け、使用は絶対に容認できないとの考えを記者団に強調した。
米シンクタンクの核脅威削減評議会などによると、シリアは1980年代に、隣国イスラエルに対抗するため化学兵器などの本格的な開発を決定した。
中東で有数の化学兵器保有国といわれ、サリン、VX、イペリット(マスタードガス)といった神経ガスを大量に保有していると指摘されるが、化学兵器禁止条約には未署名で正確な量は分かっていない。(共同)
【シリア内戦】
化学兵器「安全に管理」
シリアがロシアに保証
2012.07.26
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120726/mds12072600020000-n1.htm)
ロシアのガチロフ外務次官は25日、タス通信に対し、ロシアはシリアのアサド政権から「化学兵器庫の安全は完全に保証する」との確約を取り付けたと述べ、反体制派や過激派の手に渡すことなく、化学兵器が安全に管理されているとの考えを示した。
この問題に絡み、ロシア外務省は24日の声明で、シリアが、化学兵器使用を禁じたジュネーブ議定書を1968年に批准していると指摘した上で「シリアは国際的義務を厳格に守るだろう」と強調、化学兵器を使用しないよう事実上くぎを刺した。(共同)
【シリア内戦】
英米、化学兵器使用をけん制
軍事介入の可能性示唆
2012.08.23
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120823/mds12082312120006-n1.htm)
22日、シリア北部アザーズで、パンの袋を頭に乗せて運ぶ子供ら(AP)
英国のキャメロン首相は22日、シリア情勢についてオバマ米大統領と電話会談し、アサド政権が化学兵器使用の構えを見せた場合は、対応策の在り方を再検討することで一致した。あらためて軍事介入の可能性を示唆し、アサド政権をけん制した形。
英首相官邸によると、2人はシリアでの武力衝突の停止に向け、反体制派への支援を増強する方法についても協議。アサド政権が崩壊した場合の確実な政権移行に向け、協力を確認した。
キャメロン首相はフランスのオランド大統領とも電話会談し、シリアへの圧力を維持するよう各国首脳に働き掛ける方針で一致した。(共同)
【シリア内戦】
仏大統領、シリアに軍事介入示唆
化学兵器使用なら
2012.08.28
(http://sankei.jp.msn.com/world/news/120828/erp12082810470000-n1.htm)
27日、パリで開かれた
各国駐在の大使らを集めた会議で演説する
フランスのオランド大統領(AP)
フランスのオランド大統領は27日、内戦状態のシリア情勢をめぐり、アサド政権が化学兵器を使用した場合は「国際社会が直接介入する正当な理由となる」と述べ、軍事介入に踏み切る可能性を示唆した。
パリで各国の大使を集めた会合で語った。
化学兵器を使用した場合の対応では、米英両国もすでに軍事介入をほのめかしている。
フランスも足並みをそろえ、アサド政権への牽制を強めた形だ。
オランド大統領はまた、「政治的移行がすみやかに実行されるよう努力を傾注すべきだ」と語り、アサド大統領の退陣とともに反体制派による政権樹立を促した上、その場合はフランスは新政権を迅速に承認すると表明した。
また、国連安全保障理事会でアサド政権非難や制裁警告の決議に拒否権を発動するロシアと中国に対しては、「国連憲章で与えられた任務を履行する能力を弱体化させている」と強く非難した。
はい、ここで無事に、「ロシア」と「中国」も繋がりました。
そして、「アメリカ」「イギリス」「フランス」も繋がりましたねぇ・・・
やっぱ冷戦なんて、全然、終わってないじゃん(-_-)/~~~ピシー!ピシー!
参考:
冷戦は終わっていない
(http://hawkmoon269.blog.so-net.ne.jp/2011-05-22)
(1274)北朝鮮が1日おきに、日本に向けてミサイルを3発発射
(http://hawkmoon269.blog.so-net.ne.jp/2011-12-20)