とか言って、この、今にも雪が降り出しそうな寒い曇り空にピッタシのニュースを集めました^^;
中国行き船舶からミサイル69発
フィンランド
2011.12.22
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111222/erp11122207560000-n1.htm.
フィンランドの警察当局は21日、同国内の港に停泊中の中国・上海行きの英船籍の船舶から地対空ミサイル、パトリオット69発が見つかったことを明らかにした。AP通信が報じた。
船はドイツから今月15日にフィンランド南部の港に到着。爆発物の原料となる積み荷も見つかっており、警察当局が詳しく調べている。(共同)
ひょっとして、これか?!
対空ミサイル5千発超回収
リビア、内戦中不明に
2011.12.12
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111212/amr11121214220003-n1.htm.
フランス公共ラジオによると、米国務省のシャピロ次官補(政治・軍事担当)は11日、訪問先のリビアで、内戦の混乱で行方が分からなくなっていた携行式地対空ミサイルなど5千発超を回収し、解体などの処分を行ったと述べた。
リビアでは約半年に及んだ内戦中に、大量の携行式ミサイルが不明になっており、テロ組織が入手した場合、民間航空機を標的にしたテロに流用されるなどの懸念が高まっていた。次官補は、さらに数千発が北大西洋条約機構(NATO)軍による空爆などで既に破壊されたとの見方を示した。
カダフィ政権下のリビア軍は、携行式ミサイル約2万発を保有していたという。次官補はテロ組織への流出などの脅威は深刻としつつも、武器回収に向けたリビア新政権との協力は順調に進んでいると述べた。(共同)
カダフィ大佐が、なんだったかな、ダダをこねて、空港に放置したままだったウランだけは、ロシアが慌てて回収に行ったといっても、1年くらい経ってからですけど、まあ、後は大したことがない武器だとは思いますが・・・
ということで、北朝鮮とかロシアの武器・密輸関連のニュースをいくつかピック・アップ。
北朝鮮とイラン、弾道ミサイル物資を密輸
国連報告
2011.05.15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110515/asi11051510540001-n1.htm.
国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルが作成した最終報告書が、北朝鮮とイランの間で弾道ミサイル開発関連物資が「近隣の第三国経由の定期航空便」を使い密輸されている疑いがあると指摘していることが14日分かった。報告書は「第三国」の国名を明示していないが、複数の安保理外交筋によると中国を指している。
パネルのメンバー7人のうち、中国の専門家はこうした指摘を削除するよう強く要求し、最終的に報告書に署名しなかったという。
安保理の複数の決議は北朝鮮、イランに核・弾道ミサイル関連技術や物資、武器類の輸出入を禁じる制裁を科している。
報告書は北朝鮮、イラン間で「弾道ミサイル関連物資が高麗航空、イラン航空の定期便を使い運搬されてきた」疑いを指摘。国際社会の監視の目をくぐるため、検査や取り締まりが甘い「近隣の第三国」の空港を経由していたという。北京などの空港とみられる。
専門家パネルの過去の報告書は、北朝鮮が制裁対象の武器類の密輸出に際し、中国の大連港で別の船に積み替える偽装工作を頻繁に行っていた、と指摘している。(共同)
北朝鮮、短距離弾道ミサイル発射
先週半ばに黄海へ
2011.06.08
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110608/kor11060811070000-n1.htm.
北朝鮮が先週、黄海沿岸から海上に向け短距離弾道ミサイル1発を発射したことが8日、分かった。韓国政府関係者が明らかにした。改良中のミサイルの性能試験の一環とみられる。
韓国紙、中央日報などによると発射されたのは「KN06」。先週半ば、平安北道の黄海沿岸で1回の発射が確認されたという。
KN06は、旧ソ連製の地対地ミサイルを元にした移動発射式の「KN02」を北朝鮮が独自に改良した地対空ミサイル。射程は100~110キロとされる。
北朝鮮は2009年10月にも短距離弾道ミサイルKN02を5発、日本海側から海上に向けて発射。この際、国連安保理決議に違反する可能性が指摘されたが、最大射程が約120キロと短かったことから中国が擁護した経緯がある。
こうしたことから韓国軍筋では今回の発射について「中国を刺激せず韓国軍の制空能力に対する一定の牽制(けんせい)を狙ったもの」との見方が出ている。北朝鮮は先週来、対韓強硬姿勢を強め、韓国軍による故金日成主席、金正日総書記の写真を標的にした射撃訓練に猛反発しているが、発射は以前から計画されていたもようだ。
北の貨物船が米海軍の臨検拒否
ミャンマーにミサイル部品運搬か
2011.06.14
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110614/amr11061409380002-n1.htm.
米国防総省などは13日、米海軍駆逐艦マッキャンベルが南シナ海で5月26日、北朝鮮を出港した貨物船「MVライト」(ベリーズ船籍)を追跡し、積み荷を検査する臨検を要求していたことを明らかにした。貨物船はミャンマーに向かっていたとみられ、臨検を拒否して北朝鮮に引き返した。
米紙ニューヨーク・タイムズは13日、貨物船がミャンマー向けのミサイル部品を積んでいた疑いがあると報じている。
国防総省によると、米国はベリーズから同意を得て貨物船側に繰り返し臨検を要求したが、船長は北朝鮮の船であることを認めた上で検査を拒否し、北朝鮮に戻ったという。
国務省のトナー副報道官も事実関係を認め、北朝鮮とミャンマーの双方に対し、兵器の拡散防止に関する国際義務に違反することがないよう伝えたという。
シリアに「ミサイル都市」
北朝鮮が協力 英紙報道
2011.07.16
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110716/mds11071600490000-n1.htm.
15日付英紙タイムズは、シリアがひそかに弾道ミサイル開発施設を設置、隣国レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラにミサイルを提供していると報じた。施設は通称「ミサイル都市」で、イランと北朝鮮の技術者が開発に協力しているという。
同紙が引用した欧米と中東の情報筋によると、ミサイル都市があるのは中部ハマに近い山の中にあるジャバル・タクシス。シリアの科学研究センターが開発を続けている。
同紙によると、シリアからヒズボラにはこれまでに少なくとも10基の弾道ミサイル、スカッドD(射程約700キロ)が提供された。このミサイルを使えば、ヒズボラが敵視するイスラエル全土が射程内に入るなど地域の不安定化に拍車が掛かる恐れがある。(共同)
アフガンの爆弾材料を生産
パキスタン企業、密輸横行
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110901/asi11090119480000-n1.htm.
アフガニスタンで反政府武装勢力が駐留外国軍に対して使用している爆弾の主な材料となっている硝酸アンモニウムなどの肥料を、パキスタンの化学肥料製造会社が生産していたことが1日分かった。複数の米当局者の話としてAP通信が報じた。
パキスタン政府は同肥料の国外輸出を禁じているが、アフガンへの密輸は横行。米国が国際テロ組織アルカーイダの指導者だったウサマ・ビンラーディン容疑者をパキスタン側に事前連絡せずに殺害して以来、摩擦が生じている米国とパキスタンの緊張がさらに高まる可能性がある。
肥料を生産していたのは中部パンジャブ州にある「パク・アラブ化学肥料」。APによると生産量の1%がアフガン東部や南部に密輸され、昨年は爆弾約14万個を製造できる量が不正に取引された可能性があるという。(共同)
アフガニスタンとの国境検問所があるパキスタン・チャマンで
密輸されようとしている化学肥料(7月27日撮影)=AP
日本人としては、“密輸”というと瞬間的に船や飛行機を連想しちゃいますが、あそこらへんは地続きなんですよね。国境も歩いて渡れるくらいの川だったり、そもそも山の中で、どこが国境なのか分からない所さえある。まさにフリーダム\(^o^)/
それにしてもお粗末な運搬だなあ・・・と驚いちゃいけません。なんたってまだ後進国ですからね。上には上があって、こんなニュースも ありました。
デモ襲撃「ラクダの戦い」
エジプト旧与党幹部が計画
2011.07.15
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110715/mds11071520470003-n1.htm.
エジプト大規模デモのさなかの2月2日、ムバラク大統領(当時)の支持派が馬やラクダに乗って反政府デモ隊を襲撃、多数の死傷者を出した「ラクダの戦い」について、エジプトの司法当局は15日までに、事件が旧政権与党の国民民主党(NDP)幹部らによって計画されたと結論付けた。同日付のエジプト各紙が伝えた。
首謀者は当時NDP幹部だったシェリフ氏。同氏はカイロ中心部のタハリール広場に集まったデモ隊を暴力で解散させるようNDPメンバーらに指示し、メンバーらが襲撃への参加者を集めたという。
襲撃に参加した暴徒は司法当局に対し「1人50~500エジプトポンド(約660~6600円)を受け取って襲撃した。デモ隊を解散させたら5千ポンド受け取る約束だった」などと述べたという。(共同)
昨年だったか、勤労感謝の日に、ラクダを軽トラに乗せて走ってる写真か映像をどこかにアップしたと思いますけど(笑)世界にはまだまだ、ラクダや馬やロバやラバなどが、普通に動力となっている生活があるんですねえ・・・
米兵器情報、中国に流出か
パキスタンが地対空ミサイルを分解調査
2011.09.05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110905/asi11090510510000-n1.htm.
パキスタンが1980年代後半、米国から提供された同国製の携帯型地対空ミサイル、スティンガーを分解し設計や技術を調べた上で、類似タイプの国産ミサイルを開発したことが分かった。パキスタンの3軍統合情報部(ISI)のハミド・グル元長官が5日までに共同通信に証言した。国産ミサイルは中国との共同開発とされ、その際、米国の兵器情報が中国に流出した可能性が高い。
パキスタンは米の最新軍事情報を中国に提供することで、中国から軍民両面で支援を得る狙いがあったとみられる。米軍が5月に国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者を殺害した作戦で使った最新鋭ヘリコプターの残骸について、パキスタンが中国の技術者に調査を許可したとの報道もあり、現在まで続く両国の緊密な協力関係が明らかになった。(共同)
ぬかりはありませんね、なんたって地続き・・・ってのは関係ないか! いや、あるか・・・
パキスタンとインドは大昔から仲が悪かった。パキスタンとしては、インドを前にした時、後ろになるアフガニスタンは味方にしておきたい。この願望が、ソ連のアフガン侵攻に際して、裏で暗躍した結果が、アメリカ寄りだったはずのパキスタンが、実はロシアや中国寄りだったという、ワケ分かんないものになっています。
地図に入っていませんが、
左端の〔イラン〕の左が〔イラク〕。そのまた左が〔シリア〕で、みんな地続きです。
弾圧の死者、3500人に シリア
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111108/mds11110822110001-n1.htm.
国連人権高等弁務官事務所(本部ジュネーブ)は8日、シリアのアサド政権による反政府デモ弾圧の死者が3500人以上に達した、と明らかにした。ロイター通信が報じた。
同事務所の広報担当者は「シリア政府が先週、デモ弾圧停止を定めたアラブ連盟による調停案を受諾した後も、治安当局により60人以上が殺害されたとの報告がある」と述べ、アサド政権の対応を批判した。(共同)
チュニジアから勃発した〔ジャスミン革命〕が、このあたり一帯、そしてアフリカや、旧ソ連邦にまで飛び火しています。〔シリア〕もアサドの独裁政権ですから、エジプトやリビアに続くのも時間の問題でしょう。
ただ、このあたり一帯は後進地帯で魑魅魍魎ですからね。はたして王様を倒しても、それが本当に民衆の意志による民主主義が誕生するかというと、非常に疑わしい。王様なき後の軍の独裁になったり、アルカイダなどのイスラム過激主義勢力の横行になったり・・・
露、シリアにミサイル供与
2011.12.02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111202/erp11120200220000-n1.htm.
インタファクス通信は1日、ロシア外交筋の話として、ロシアが対艦巡航ミサイル「ヤホント」(射程300キロ)をシリアに納入したと伝えた。2007年に成立した契約に基づくもので、納入時期は不明。
別の消息筋によると、シリアにはヤホント36発を装備できるミサイルシステム「バスチオン」が2つ以上、納入されたもようで、「(地中海に面した)シリアの全海岸線をカバーできる」としている。米国やイスラエルはヤホントをシリアに納入しないよう求めていた。
2011.09.01
2011.11.08