「北朝鮮との対話を中断」
食糧支援でアメリカ報道官
2012年03月29日
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120329/kor12032914100002-n1.htm
アメリカ国務省のヌランド報道官は28日の会見で、北朝鮮への栄養補助食品24万トンの供給方法などに関する、北朝鮮との対話を中断していることを明らかにした。
北朝鮮が、事実上の長距離弾道ミサイル発射実験を予告したことに対する発言。
ヌランド報道官は、「核開発問題と人道支援は別問題だ」としながらも、「われわれの信頼を得たいのであれば、『衛星』打ち上げを中止すべきだ」と指摘、栄養補助食品の提供を打ち切る可能性を示唆した。
一方、アメリカ国防総省のラボイ次官補代行(アジア・太平洋安全保障担当)は、28日の下院軍事委員会で、栄養補助食品の提供に関し、「国際社会への約束を果たす意思の欠如だ。中止せざるを得ない」と述べた。
アメリカ政府は、北朝鮮のミサイル発射予告後、食糧支援について「困難になる」との認識を表明。
ラボイ氏の発言はこれをさらに強め、ミサイル発射を牽制(けんせい)したものだ。
海岸で連日ミサイル発射
北朝鮮、米韓軍牽制か
2012年03月30日
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120330/kor12033011060002-n1.htm
30日付の韓国紙・朝鮮日報によると、北朝鮮は29日午前、西海岸の平安北道から、短距離ミサイル2発を発射した。韓国政府筋の情報としている。
報道では、発射されたのは中国製の地対艦ミサイル「シルクワーム」の改良型で、射程約120キロの「KN01」。
一方、日本政府筋によると、北朝鮮は28日午後4時ごろ、西海岸で、短距離ミサイル2発を発射。試験発射とみられている。
韓国軍関係者は朝鮮日報に対し、「(29日の)発射は、(4月に計画される)長距離ミサイル発射とは無関係の性能試験とみられる」と話す一方、最近、黄海に増強配備されている米韓軍の艦艇を、牽制(けんせい)する意味もある、と分析している。
10万人の兵力投入訓練
北朝鮮内戦想定で米韓
2012年04月06日
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120406/amr12040614080006-n1.htm
韓国紙、朝鮮日報は6日、米韓連合軍が、3月、
北朝鮮内で軍部の強硬派と穏健派が対立して内戦が起き、10万人以上の韓国軍を北朝鮮に投入、北朝鮮軍部内の強硬派を鎮圧して情勢を安定させる、
との想定で訓練を行ったと報じた。
内戦を想定した兵力投入訓練は、初めて、としている。韓国政府消息筋の話としている。
米韓は、内戦やクーデターなどの北朝鮮内の混乱に対処する「概念計画5029」を基に、具体的な作戦計画を策定している。
これまでは北朝鮮の反発を考慮し、内戦を想定した訓練は行わなかったが、消息筋によると、米韓両軍は北朝鮮の後継者、金正恩氏が率いる体制が、不安定だ、と判断し訓練を実施したという。
訓練は、朝鮮半島有事の際の、米軍の増援態勢を点検するため、3月9日まで行われた定例の米韓合同軍事演習「キー・リゾルブ」の一環。
平壌以南の地域に、韓国軍の数個軍団を送る手順を確認した。
朝鮮戦争は、日本がまだ連合軍の占領下にあった時に勃発しました。
『サンフランシスコ条約』が1952年4月28日から効力が発生して、実質、独立国家となりましたが、その頃には朝鮮戦争も休戦の話し合いが持ち上がったりしているので、日本は単独で朝鮮戦争に対処した経験がありません。むしろ、アメリカ軍がいたお陰で、軍需景気で一旗も二旗も揚げることが出来ました。
しかし、戦闘こそ停止されてはいるものの、朝鮮戦争は終わったワケではありません。何時、再び火の手が上がるか分からないのです。
その時、日本は、今度は一人前の大人として、それに対処しなければならないのですが・・・
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(1400)北朝鮮(その3)今は休戦中の朝鮮戦争
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